プレイレポート
[JAEPO2023]AC版「ストリートファイター6」試遊レポート。トレーニングモードの存在や,自前のコントローラでも遊べる仕様が明らかに
「ストリートファイター6 タイプアーケード」開発決定。シリーズ最新作のアーケード版がタイトーより2023年に登場
タイトーとカプコンは本日,対戦格闘ゲーム「ストリートファイター6」のアーケード版となる,「ストリートファイター6 タイプアーケード」の開発を発表した。タイトーより2023年にリリース予定で,前作同様,NESiCAに対応する。アーケード版の公式サイトもオープンし,専用のロゴが公開されている。
続報が気になるスト6 タイプACだが,初となる試遊出展がJAEPO 2023のタイトーブースで実施されていたので,そのプレイレポートをお届けしたい。といっても格闘ゲーム部分は以前に家庭用向けに実施されたβテスト版から大きな違いは感じられなかったので,筐体やゲームモードまわりを主に紹介していく。
「ストリートファイター6」CBTレポート。キャラクタークリエイトやロビーの仕様,前作から変化した対戦セオリーを紹介
カプコンは2022年10月7日から10日にかけて,ストリートファイターシリーズ最新作「ストリートファイター6」のクローズドβテストを実施した。キャラクタークリエイトやロビー機能などのシステム情報に加え,前作から大幅に変化した対戦セオリーを紹介していこう。
また,今回の出展バージョンはあくまでもテストバージョンとのことで,ゲーム画面や筐体まわりの撮影は完全NGとなっていた。掲載している画像は家庭用機向けのものである。
「ストリートファイター6 タイプアーケード」公式サイト
筐体はストVのものを踏襲。コントローラを接続するUSB端子も
出展されていたスト6 タイプACの筐体は,現在ゲームセンターで稼働中の「ストリートファイターV タイプアーケード」(以下,ストV タイプAC)と同タイプのもの。
コントロールパネルは,アーケードスティック+8ボタン。弱,中,強のパンチとキックに対応した6ボタンに加え,EXボタンが2つ配置されており,それぞれドライブインパクト(強P+強K),ドライブパリィ(中P+中K)が1ボタンで繰り出せるようになっていた。
また,筐体には,ストV タイプACと同じくUSB端子が用意されている。今回の試遊では端子は塞がれていたが,製品版では前作と同様に,自前のコントローラを接続してプレイできるとのこと。パッドやレバーレスコントローラを使いたい人,使い慣れているアーケードスティックで遊びたい人にとってはうれしい仕様と言えるだろう。
ストVにもあった“トレモ待ち受け”は健在
今回の試遊で選択できたキャラクターは,リュウ,ルーク,ジェイミー,春麗,ガイル,キンバリー,ジュリ,ケンの8人。これらのキャラクターを従来のシリーズと同様の間隔で動かせるクラシックタイプ,簡易入力で必殺技が出せるモダンタイプのいずれかを選んで対人戦を楽しめた。
プレイフィールについては,以前に実施されたβテストのものから,はっきりとした変化は感じられなかった。細かい部分では,入力まわりの遅延を多少感じたが,このあたりは開発版ということで,今後改善されていくことに期待したい。
なお,ストV タイプACにあったトレーニングモードと同モード中の対戦待ち受けは本作にも引き継がれている。今回の試遊では,絶え間なく対戦が発生する状況だったので,細かい部分まで確認できなかったが,おそらくは家庭用と変わらないトレモメニューが用意されているはずだ。
スト6 タイプACは2023年内の稼働に向けて現在開発中とのこと。家庭用の発売(2023年6月2日)に先んじて稼働! ということはなさそうだが,近しいタイミングでアーケードでも本作を遊べることに期待したい。
「ストリートファイター6 タイプアーケード」公式サイト
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