インタビュー
[インタビュー]あらゆる世代に「チコちゃんの脳活研究所」を。AKB48元メンバーで現ゲーム会社広報の片山陽加氏が自信を持っておすすめ!
「チコちゃんの脳活研究所」は,2023年7月6日に発売されたNintendo Switch用ソフトで,NHKのバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」のキャラクター“チコちゃん”と“キョエちゃん”が登場する脳活ゲームだ。公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授による監修のもと制作されたミニゲームで,脳年齢を測定したり鍛えたりできるほか,最大4人まで同時に遊べるパーティゲームとしての側面も持っている。
本稿では,「チコちゃんの脳活研究所」の魅力を実機プレイを交えつつ聞いた,片山氏とクラウズプレイカンパニー代表取締役 千葉達也氏へのインタビューをお届けする。さらに片山氏には,アイドルの経験を活かした広報活動についての興味深いお話や,自社のゲームを遊んだ感動を世の中に広めたいという,仕事への情熱もうかがったので,ぜひチェックしてもらいたい。
「チコちゃんの脳活研究所」公式サイト
「クラウズプレイカンパニー」YouTubeチャンネル
「チコちゃんの脳活研究所」
各地で行われた体験会の模様は……
4Gamer:
先日,ビックカメラ ラゾーナ川崎店や千葉駅前店などで行われた体験会で,プレイをされたお客様の反応をご覧になっていかがでしたか。
クラウズプレイカンパニー広報 片山陽加氏(以下,片山氏):
YouTubeの撮影も兼ねて参加したのですが,お子さん同士や親子でプレイされる方が多く見られました。子どもも大人もみなさん本気で遊んでくださって,すごく反応が良かったです。とくに「こういうのを求めてた!」と言われたのは嬉しかったですね。
4Gamer:
「チコちゃんの脳活研究所」は,普段ゲームを遊ばないような層にもアピールできそうです。
片山氏:
はい。ゲームになじみがなくても入りやすいかなと思います。コントローラの操作に慣れていない小さいお子さんや親御さんでも,簡単なミニゲームから始めれば大丈夫です。幕張の体験会では,操作の基本から手取り足取り教えました。お子さんだと,うまくいかなかったときにシュンとしちゃったりして……。そういうときは「もうちょっとだ!いけー!」なんて励ましたりもしましたね。
4Gamer:
脳トレというだけでなく,パーティゲーム,コミュニケーションツールとしても活用できますね。
片山氏:
一度に4人まで一緒に遊べますから,みんなでワイワイプレイする楽しさも味わえると思います。ユーザーのみなさんが実際に遊んでるところって,見ることがなかなかないですよね。「これだけ真剣に遊んでくれるんだ!」という実感が得られましたし,自分1人でプレイをしていた時にはなかった反応も得られて,すごく新鮮でした。
4Gamer:
体験会に集まった人たちは,どういう層が多かったんでしょう。
片山氏:
ファミリー層が多かったですね。小学校低学年くらいのお子さんがいらっしゃるような。「チコちゃんだ!」って反応してくださる方もいらっしゃいました。お孫さんと一緒に来たおばあちゃん世代の方が「私,できないよ」と言いつつも,「大丈夫ですよ!」とおすすめしたら体験してくださったのも嬉しかったです。お孫さんと一緒に……っていいですよね。あらゆる世代にプレイしていただきたいです。
“チコちゃん”ד脳活”のワケ
4Gamer:
本作のキャラクターに“チコちゃん”を起用した理由を教えていただけますか。
クラウズプレイカンパニー代表取締役 千葉達也氏(以下,千葉氏):
そのあたりは私からご説明しますね。2年前ぐらい前,縁あってNHKさんとお話できる機会があり,「チコちゃんを使ったゲームはどうだろう」と,企画を立ち上げました。
でもそこから,どんなジャンルのゲームにするかを固めるまでは,1年ぐらいかかったんです。RPGやアドベンチャー……結構いろいろと考えましたが,やはり「チコちゃんじゃないとだめなゲームじゃないと」という話になり,脳活のゲームに決めました。“好奇心旺盛でなんでも知っている5歳の女の子”という,チコちゃんならではの説得力が出ますし,子供からお年寄りまで遊べるジャンルですから。ゲーム内には,番組に近しい演出も盛り込んでいます。
4Gamer:
RPGの可能性も気になります(笑)。
千葉氏:
田舎で,チコちゃんと一緒に知識を駆使しながら野菜を育てて,というような内容に一時は決まりかけていたんです。うまくいかないときには,チコちゃんがいろいろと教えてくれるみたいな。
4Gamer:
早くもシリーズ第2弾に期待してしまいますね。
広報担当自らが示す脳トレの効果
4Gamer:
片山さんが本作のなかで,一番好きなミニゲームはどれでしょうか。
片山氏:
(プレイをしながら)「ピョンピョン飛び」と言う,表示されているボタンを押し分けながら飛び石の上を進んでいくゲームです。反射神経が試されるので慣れればどんどん上手になるのですが,最初は表示されているボタンを判断して押すまでに時差が生まれて……。
脳トレのテストをすべて終えると判定される脳年齢,私は最初のプレイで72歳と出てしまいましたが,最終的には,実年齢を下回る32歳までスコアを上げることができました。
片山氏:
ちなみにミニゲームのレベルは3段階用意されています。難度が上がっていくと,ルールが追加されるんです。この「ピョンピョン飛び」も,“ふつう”以上の難度だと,茶色の石が出てきたときに表示されたものとは別のボタンを押さなければならない,という追加要素があって,単純ではありますが難しいですよ。
4Gamer:
それにしても,お話をしながら滞りなくプレイをされていますね……!
片山氏:
やりこんでいますからね! ミニゲームをクリアすると,プレイの内容によってランク付けされます。番組だと,「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と活を入れているイメージのチコちゃんですが,脳トレが終わると励ましてくれるんです。
4Gamer:
優しい!
片山氏:
幕間には,脳のストレッチとか,リラックスできる体操なども,チコちゃんが教えてくれますよ。私も30代になって,以前より動くことが少なくなってきたのですが,このゲームであらためてストレッチの大事さを実感しました。
4Gamer:
本作には,どのくらいのミニゲームが収録されているのですか。
片山氏:
「分析力」「ひらめき力」「注意力」という3つのジャンルに,それぞれ8種類のゲームが収録されています。さらに,それぞれに3段階の難度設定があって,問題の内容もそれに伴って全部変わるんです。つまり合計72種類ですね。
千葉氏:
漢字がバラバラになって出てきて,「組み合わせると何の字になるでしょう」というミニゲームがあるんですが,難度“やさしい”だとひらがなとカタカナしか出ません。“ふつう”から漢字が出てきて,ぐっと難しくなります。
4Gamer:
ちなみに,千葉さんのスコアは……。
千葉氏:
38歳だったかな。結構若返りました! ぜひのちほど,みなさんの脳年齢を計ってみてください。脳年齢の測定は,1日1回しかできないんですが,ミニゲームをレコメンドしてくれるモードとか,フリーモードで上のランクを目指すとか,自由に遊べます。
4Gamer:
ミニゲーム1つのプレイ時間はどのくらいなのでしょうか。
片山氏:
ちょっと時間がかかるものもありますが,だいたい数分ですね。
4Gamer:
隙間時間で少しだけプレイ,ということもできそうですね。ところで,プレイの報酬で,衣装などが手に入るそうですが。
片山氏:
そうなんです。「着せ替え」で,チコちゃんにいろいろな衣装を着せて楽しめます。衣装は,ミニゲームをプレイするともらえるポイントをためることで引き換えられるんですが,ポイントの使い道は衣装以外にもあります。チコちゃんのアイコンがもらえたり,新しいミニゲームの開放だったり。
千葉氏:
アイコンは,各都道府県ごとにチコちゃんがデザインされているんですよ。
4Gamer:
かわいい。あまり番組では見ないような表情もあったりして,全部集めたくなりますね。
千葉氏:
チコちゃんのデータは3Dで作っていますので,いろいろなモーションを楽しめます。
4Gamer:
このアイコンは,缶バッチなどになったら欲しいですね。片山さんのご出身は……。
片山氏:
千葉です! ええと,千葉のアイコンは……これは,何がモチーフだろう(笑)。愛知は小倉トーストとコーヒー,神奈川は港の風景で分かりやすいんですが……。
千葉氏:
これは,なんだっけ……。
一同:
(笑)。
4Gamer:
ぜひプレイヤーのみなさんが千葉の謎を解明してくれと。
片山氏:
はい! SNSなどで議論してくれたら嬉しいですね。
4Gamer:
片山さんが本作をプレイをしたことで,ご自身に起こった変化はありましたか。
片山氏:
そもそもなのですが,実は私はSwitchのゲームをあまり触ったことがなかったんです。なのでチコちゃんのゲームでコントローラの操作に慣れて,さらにミニゲームで脳が活性化されて……。多分本当に若返ってるんだろうと思っています(笑)。
4Gamer:
先ほどのプレイを見る限り,かなりやりこんでいらっしゃるのが分かります。
片山氏:
ゲーム内で,定期的にあの名台詞「ボーっと生きてんじゃねーよ!」をチコちゃんが言ってくれるので,励みになってどんどんプレイしちゃいます。仕事で疲れている時に少し遊ぶとリフレッシュできますし。いいゲームだなと自信をもっておすすめできますね。
初めて触るPCから始まった
手探りの広報活動と,目覚ましい進化
4Gamer:
片山さんがクラウズプレイカンパニーに入社して,本作の広報を担当するようになった経緯をお聞かせください。
千葉氏:
とくに“「チコちゃんの脳活研究所」の担当”という概念はないんです。うちの広報は片山1人なので,全タイトルを彼女が担当しています。現在発売しているほかのゲームに関しても,片山が入社してからYouTubeで取り上げ,実況プレイなどでPRしているんです。全部1人でやってもらっています。
片山氏:
今までは,アイドルとして“自分を売り出す”ということをやっていたので,そこは広報活動と通ずるものがあるなとは思うんです。でも,ゲームをPRするノウハウは持っていません。自分なりに「広報とは」ということを調べていくうちに,今までAKB48でやってきた自分だからこそできる広報活動があるのではないかと考えました。SNSとか,ゲームが苦手ながら頑張っている姿とかも響くんじゃないかなと。目下奮闘中です。
4Gamer:
本作の広報活動に関しても,片山さんが発案して進めているのでしょうか。
片山氏:
はい。YouTubeチャンネルも私が運用していて,企画・編集を任せてもらっています。企画の立案や相談をしつつ,勉強しながら進めています。分からないことは社長に聞いて,二人三脚でやっていますね。
千葉氏:
入社したとき,PCとかもまったく触ったことがなかったそうで……。
片山氏:
電源のオンオフがギリギリできるかなという(笑)。スマホくらいしか触ったことがありませんでしたから。まずPCを使って,人気YouTuberさんの編集技術を学んで。
千葉氏:
ちなみに,弊社HPのチコちゃんのPVは,片山が全部制作しているんですよ。
4Gamer:
PCを使ったことがなく,入って半年であのPVを? すごい進化ですよね。
片山氏:
そうですね。無茶振りだと思いました。でも,新しいことにチャレンジする好奇心だけは人一倍強いので。「これは下手したら会社の存続に関わるものじゃないのかな」と不安に思いながらも,相談しながら制作を進めました。仕上がったものに,「すごいね」と言ってくださる方々が多かったので,ほっとしました。
千葉氏:
そうなんだ(笑)。
片山氏:
(反応が)軽い! ヒヤヒヤしていたんですよ!
千葉氏:
大丈夫,できるだろうなと思っていましたから。
片山氏:
初めてのことだらけでしたが,「人間,やればできる」って,AKBのときから思ってはいました。当時総監督だった高橋みなみちゃんも「努力は報われる,やればできる」と言っていたので。
千葉氏:
今は,YouTubeに毎週1本動画をアップしています。毎週編集で凝ったことをしたり,いつの間にかできることが増えているんです。だったら,ゲームPVもいけると思い,お願いしました。
4Gamer:
「ゲームのプレイ前に,もう脳トレは始まっていたんですね」なんて冗談を言おうと思ったんですが,それどころじゃないほどの,すごい進化ですね。
これまでプレイしてきたゲームは?
4Gamer:
片山さんが人生で一番最初にプレイしたゲームは何でしたか。
片山氏:
「ポケットモンスター 赤」ですね。小学生のころです。弟と一緒に,途中までですけど。あとは,NINTENDO64に一時ハマって,「スマブラ(ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ)」※をプレイしたんですが,ゲームはそれっきり遊んでいませんでした。
※1999年1月21日に任天堂より発売されたNINTENDO64用対戦アクションゲーム
4Gamer:
ちなみにスマートフォンのゲームアプリなどは遊んでいましたか。
片山氏:
ソリティアとか,あとはブロックをはめ込んで消していくゲームを……
4Gamer:
「テトリス」ですか?
片山氏:
そうです!
千葉氏:
なかなか「テトリス」に対してそういう表現をする人はいない気が……。
一同:
(笑)。
片山氏:
あとは,中学生,高校生ぐらいのとき,ガラケー(フィーチャーフォン)に入っていたゲームに「糸通し」※というものがあって。動く針穴に糸を通していくんです。そういうゲームをしていました。
※2005年にリリースされたカジュアルゲーム。2016年にはスパイシーソフトより「元祖糸通し 完全版」(iOS / Android)が配信されている
千葉氏:
AKB48では,ゲームの題材になるほうでしたもんね。
片山氏:
そうですね,PSPの恋愛シミュレーションゲーム(「AKB1/48 アイドルと恋したら…」)です。YouTubeにファンの方が上げてくれているプレイ動画を見ました。
4Gamer:
ご自身でプレイは……?
片山氏:
いえ(笑)。ちょっと選択を間違えると振られちゃうのと,かなり攻略までの時間が長くなると聞いていたので,なかなか手が出せなくて。その代わりファンの方から「告白が成功して付き合えたよ!」とか,「振られた」とか,感想を聞いていました。
4Gamer:
ゲームの経験は少なくても,出演経験のあるゲーム会社の広報さん,というのは面白いですね。
片山氏:
ゲームの経験がないことを活かして,クラウズプレイカンパニーが出しているほかのゲームも含め,「難しそう」と思って尻込みしている人たちに「初心者でもゴールできるよ」という実例をお届けするのが,私にできることだと考えています。
千葉氏:
うちは「おしゃべり!ホリジョ!撃掘〜アナ・ホリスキー宇宙を救うってなんでやねん〜」(2019年8月発売)というシューティングゲームを出しているんですが,「誰でも遊べます」というのを謳い文句にしているんです。片山はぜんぶクリアしたので,証明できたなと。
片山氏:
クリアまで50時間近くかかりましたが,やり込めばこれだけできるんだよっていうことと,ゲームってこんなに面白いんだってことを実況で宣伝できました。「チコちゃんの脳活研究所」も,今まであまりゲームをやってこなかった層への導入として,すごく適しているなと思います。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」にも表れる,
制作のこだわり
千葉氏:
本作にパーティゲーム的な要素を入れてよかったなと思っています。4分割で遊ぶ際の見やすさをはじめ,ゲームとして成り立つかどうか,バランスには気を使いました。“脳活”と銘打っているようなタイトルで,みんなで遊べるようなものは今までなかったなと。
4Gamer:
そうですね。どちらかというと,1人でプレイするイメージがあります。
千葉氏:
今回,脳科学の篠原菊紀教授に脳活ゲームの監修をお願いしているんです。「このゲームは,脳のどのあたりが判断して操作に結びつくか」というようなことを,しっかり監修していただきました。ゲーム中のビジュアルで「脳のこの部分が働いている」と分かるようになっているので,実感できるかと思います。
片山氏:
日々ミニゲームをプレイしていくと,少しずつ自分がステップアップしているのがよく分かるんです。そういった“成功体験”が嬉しくて子どもは成長していくと思うので,大人の方も本作をプレイして,成功体験を重ねて毎日ちょっとずつレベルアップしていけたら,自己肯定感にもつながるのかなと思います。
4Gamer:
癒しも得られますしね。片山さんが入社したことでの気づきや,ゲームの内容に取り入れたことはあったのでしょうか。
千葉氏:
片山が入社したときは,7〜8割ぐらい出来上がって,あとはバランス調整など,作りこみの段階でした。片山だけではなく,しっかり脳年齢を算出するため,全世代に遊んでもらったんです。そのスコアを出して,篠原教授の持っているデータやノウハウなども取り入れて。テストプレイに参加していただいたさまざまな方からのフィードバックも参考にして,取り入れています。
4Gamer:
苦労された点も多かったのではないでしょうか。
千葉氏:
バランス調整もそうですが,画面のレイアウトにはこだわりましたね。今回,小さいお子さんも遊ぶことを前提にしているので,すべての漢字にルビを振っていますし,初めてゲームをする人を分かりやすく導く流れには苦労しました。ゲームの開始時にムービーで見せて,ひと目でどんなゲームか分かるようにとか。メインメニューの背景も,実際のテレビ番組っぽく,いろいろなバリエーションを作ってNHKさんに確認を取りました。後ろに並んでいるオブジェクトも,番組のプロデューサーの方といろいろと話し合って,しっかり世界観にあわせています。
4Gamer:
細やかな配慮が詰まっているんですね。
千葉氏:
NHKさん,テレビ番組のプロデューサーさんに,テキストから何から監修にご協力いただきました。やはり,しっかりとしたレギュレーションがあるんですよ。チコちゃんの決め台詞「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という台詞も、出すタイミングなどには苦労しました。
4Gamer:
そうだったのですね……。
千葉氏:
チコちゃんは,実はゲームの結果に対しては何も言わないんですよ。失敗して怒られることはありません。遊ぶことがもう脳活ですから,点数が低かろうが,判定された年齢が高かろうが,毎日継続して遊んでくれることに感謝して,励ましてくれます。となると,どこで決め台詞を言うのか……それは皆さんにプレイして確かめてみてほしいですね。
4Gamer:
チコちゃんを今まで誤解していました……。
片山氏:
点数が良くなくても,「まずまずね」,日を置いてからプレイを再開すると,「久しぶりね」というような声をかけてくれますよ。
片山氏と一緒に,脳活ゲームチャレンジ!
片山氏:
では,実際にぜひプレイしてみてください。
4Gamer:
見ているだけでも盛り上がりますが,実際プレイすると,ミニゲームによって得手不得手が分かって面白いですね。私は,反射神経を求められるゲームのスコアはいいですが,財布の金額を揃えるなど,計算が入ると途端にグダグダになってしまいます……。
千葉氏:
そうですね,プレイする人によって得意の傾向が全然違います。チーム内でテストプレイをすると,難しいと感じるゲームが全員違うんですよ。
片山氏:
脳のどこが活性化しているかということも,動画で表示されて分かりやすいですよね。
4Gamer:
私は44歳なのですが,脳年齢はどう出るでしょうか。
(実年齢と同じ,44歳と判定)
全員:
わっ,ピッタリ!
千葉氏:
ちゃんと作られているなあ!(笑)
片山氏:
では次に,私と対戦してみましょう!
(数種のミニゲームで対戦)
片山氏:
対戦は,テレビモードで遊んでいただけると,よりスムーズに楽しく遊べると思います。
4Gamer:
記憶力だったり,反射神経だったり,計算力だったり,ゲームによって求められるものが全然違って面白いですね。対戦結果は……。
(片山氏の勝ち!)
4Gamer:
対戦,ありがとうございました! 親戚や友達が集まったときなどにプレイしたら,すごく盛り上がりそうですね。
片山氏:
はい,ぜひみなさんで脳活を楽しんでほしいです!
「チコちゃんの脳活研究所」公式サイト
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チコちゃんの脳活研究所
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