ホラーFPS「Forgive Me Father 2」の制作発表。クトゥルフ神話にインスパイアされた世界を全力で駆け抜けろ

　Fulqrum Publishingは，Byte BarrelのホラーFPS「Forgive Me Father 2」の制作発表し，ティザートレイラーを公開した。発売日は「近日登場」となっており，SteamとEpic Gamesストアで販売ページがオープンしている。GOG.comでも追って公開する予定とのこと。


　2022年4月にリリースされた「Forgive Me Father」の続編となる本作。前作は，H.P.ラブクラフト氏が描いたクトゥルフ神話のような世界観を背景に，「危機が迫っている」という従妹からの手紙を受け取った男性司祭，または女性ジャーナリストが故郷に戻るという設定のゲームだった。故郷はゾンビのようなクリーチャーに支配されており，主人公は銃を手に，孤軍奮闘の戦いを繰り広げていく。
　トゥーンシェーダーを利かせたグラフィックノベル風アートワークや，ヘビメタのBGMに乗ったスピーディで激しいアクションなどから，ファンやメディアの高い評価を獲得した。


　続編となる「Forgive Me Father 2」については，今のところ詳細は未発表だが，前作の主人公を務めた司祭のその後を追う展開になり，クトゥルフ神話がテーマであるだけに，おなじみの「狂気ポイント」も存在している。主人公は，キルを重ねたりマップに置いてあるアルコールを消費したりすることで攻撃力がアップし，特殊能力の使用も可能になるが，何もしない状態では狂気ポイントが急激に減り，やがて戦闘不能に陥ってしまう。そのためプレイヤーは，常にアクションに身を投じなければならず，気の抜けないプレイが楽しめるわけだ。


　女性主人公もカムバックするのかといった情報も公開されていないが，「Forgive Me Father 2」は前作同様，まずアーリーアクセス版がリリースされ，製品版の移行までにさまざまな要素が加えられていくことになるらしい。日本語に対応していなかったため，前作の知名度は今ひとつかもしれないが，スピーディでバイオレント，かつクラシカルなFPSを遊びたいという人は要チェックだ。