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[プレイレポート]「逆転裁判456 王泥喜セレクション」では,絶体絶命から逆転するカタルシスに溢れた3本を一気に楽しめる
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印刷2023/12/26 18:00

プレイレポート

[プレイレポート]「逆転裁判456 王泥喜セレクション」では,絶体絶命から逆転するカタルシスに溢れた3本を一気に楽しめる

 2024年1月25日に発売予定の「逆転裁判456 王泥喜セレクション」PC / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One)の先行プレイレポートをお届けする。法廷での「逆転」をテーマとした名作アドベンチャーゲームが,選択肢や謎解きを自動化する2つのモードでより遊びやすくなり,さらに当時のDLCを収録したうえで,オーケストラコンサートの楽曲やキャラクターのポージングも楽しめる。ファンも満足できる納得のリメイク作品だ。

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「逆転裁判456 王泥喜セレクション」公式サイト



絶体絶命から逆転するカタルシスに溢れた3本を一気にプレイできる


 「逆転裁判」シリーズは,2001年からカプコンが展開するアドベンチャーゲーム。弁護士である主人公たちが,無実の依頼人を助けるべく,法廷での息詰まるバトルに挑む。彼らが担当するのは,いずれも奇怪な難事件ばかり。不利な物証が揃っている程度は当たり前で,犯行の瞬間を“目撃”されているなど,どう考えても依頼人が犯人としか思えないような状況も少なくない。

 しかしそんな絶望的な状況から,証人の発言や証拠品から“ムジュン”(矛盾)を見つけ出し,これを“つきつける”ことで,華麗なる逆転劇がスタートする。不可思議な状況に秘められた謎。逆転,また逆転というスリル。濃いキャラクターたちとユーモアなど,多くの魅力に溢れたシリーズ作品だ。

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 「逆転裁判456 王泥喜セレクション(以下,456)」でHDリメイクされるのは,2007年の「逆転裁判4」,2013年の「逆転裁判5」,2016年の「逆転裁判6」。2つの画面を持つニンテンドーDSとニンテンドー3DSで発売された作品だが,1画面の現行機でも問題なくプレイできるように操作系が最適化され,さらにグラフィックスをHDにリファインしている。

 また,「特別コスチューム」「特別編エピソード」といった当時の追加コンテンツやオーケストラコンサートで演奏されたものを含む楽曲,設定資料を収録しているほか,キャラクターのポージングやボイスを楽しめるモードもあり,過去の移植版を持っている人も見逃せない作品となっている。

「逆転裁判5」と「逆転裁判6」の王泥喜用特別衣裳。学生服や私服で法廷に立つミスマッチが面白い
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こちらは心音の特別衣裳。こちらも法廷アドベンチャーゲームには見えない
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「逆転裁判5」の成歩堂用特別衣裳は,「逆転裁判3」をプレイしていた人なら懐かしい芝九蔵虎ノ助の服
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 「456」に収録される作品には,相手のわずかな動きから嘘や隠しごとを看破する「みぬく」,声に秘められた感情を分析する「ココロスコープ」,被害者の最期の記憶から手がかりを探る「霊媒ビジョン」など,さまざまなシステムが登場し,ゲームの遊びの幅を広げている。

 グラフィックスもこれまでが2Dだったものが,「逆転裁判5」以降は3Dになり,キャラクターたちの動きもより派手かつ個性的なものになった。主人公も「逆転裁判4」では,これまでの成歩堂龍一から新米弁護士・王泥喜法介となり,「逆転裁判5」以降は2人が活躍するダブル主人公体制になっている。システムと物語の両面で大きな変化が続いた時期と言えるだろう。

「逆転裁判4」の新システムは,相手のわずかな動きから嘘や隠し事を看破する「みぬく」
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「逆転裁判5」以降に登場する「ココロスコープ」
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「逆転裁判6」の「霊媒ビジョン」は,犠牲者の最期の記憶から手がかりを探る
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 今回の「456」で印象的なのが,プレイをサポートしてくれる便利機能だ。「タイトルランチャー」は,それぞれのエピソードをチャプター単位で選択できる,いわゆるシーンセレクトで,普通ならゲームを一通り解いた後に解禁される類の機能なのだが,本作ではいきなり使用できる。お気に入りのチャプターを即座にプレイしたい,名シーンを見返したい,といったニーズにも応えてくれる。

 「オートプレイ」はメッセージを自動送りしてくれるが,相手を尋問してムジュンを指摘したり,謎を解いたりといった部分は自力で行う。そして,これをさらに推し進めたのが「ストーリーモード」で,こちらはゲームが完全に自動進行する。これらのモードはプレイ中に任意で切り替えられるため,普通にプレイしながら「この謎だけが分からない!」なんて場合,その時だけストーリーモードにすることも可能だ。ストーリーをメインに楽しみたい人,久々のプレイでサポートが欲しい人など,こちらも幅広いニーズに応えてくれる機能と言えそうだ。

「タイトルランチャー」は,初期状態から全話全エピソードが解放されている
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「ストーリーモード」は謎解きを含めてすべてオートで進む
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 ファンなら見逃せないのが「ミュージアム」。「オーケストラホール」「アートライブラリ」「アクションスタジオ」「勲章」という4つのモードから構成されており,単なるオマケ以上の内容が収録されている。

 「オーケストラホール」は収録3作品のBGMに加え,「逆転裁判 15周年記念オーケストラコンサート」「逆転裁判 オーケストラコンサート2019」から14曲が収録されている。ゲームのBGMを聞けるモードが収録されていることは最近では普通なことだし,楽曲がオーケストラ演奏されることも多くなってきているが,両者を組み合わせた例はなかなかに珍しい。音楽が人の心に訴えかける力は強く,当時の思い出が甦ってくるのは間違いない。また,諸事情でコンサートに行けなかった人にとってもうれしいコンテンツだ。

「オーケストラホール」には,「逆転裁判 15周年記念オーケストラコンサート」「逆転裁判 オーケストラコンサート2019」から14曲が収録されている
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 3作品の設定資料を閲覧できるのが「アートライブラリ」だ。資料の中には,キャラクターたちのイメージが固まるまでの試行錯誤を見られるものもある。例えば「逆転裁判5」から登場する希月心音だが,頭にアンテナが付いたレトロフューチャー風のものや,グルグル巻きの髪に巻き貝風のアクセサリ,ショートカットにセーラー服の襟で集音する様,ベレー帽の探偵風,謎のSF銃を持つ姿など,さまざまなスケッチが収録されている。キャラクターが特徴的な「逆転裁判」シリーズだが,その陰にはこうした苦労があったというわけで,ファンなら感慨深いものがあるだろう。

「アートライブラリ」から心音の設定資料。キャラクターデザインが現在の形になる前の段階のもので,貴重な資料だ
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 「アクションスタジオ」もユニークで面白い。キャラクターと服装とアクションとボイス,背景やBGMを自由に組み合わせることができ,自分好みのシーンを作りだせる。背景の中には,切り抜きや合成に便利なグリーンバックなども用意されている。自分が好きなキャラクターの好きな動きを思う存分堪能するもよし,動画編集ツールと組み合わせてさらなる加工をするもよしと,アイデア次第でさまざまな活用ができそうだ。

 「勲章」はいわゆる実績やトロフィー的なもので,プレイ中に特定の条件を満たすと増えていく。ファンならフルコンプを目指してみるのも面白いだろう。

「アクションスタジオ」では,さまざまな要素を組み合わせて自分好みのシーンを作れる
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収録タイトルの1話・2話のあらすじと見どころを紹介


●「逆転裁判4」第1話「逆転の切札」

 シリーズファンの度肝を抜いた第1話。新主人公・王泥喜に弁護を依頼したのは,これまで主人公だった成歩堂だ。成歩堂は弁護士を辞めて“ピアノを弾けないピアニスト”かつ“7年無敗の凄腕ポーカープレイヤー”になっているが,なんと今回は殺人事件の犯人として告発されている。

 これまでの熱血ぶりはどこへやら,斜に構えたような態度と含みのある発言で王泥喜を翻弄する成歩堂。しかも成歩堂の娘であるみぬきまでも登場するのだから,ただただ驚くしかない。
 また,システムとして証言から嘘や隠し事を“みぬく”能力が追加され,相手のわずかな仕草を観察する新要素がプレイに新たな緊張感をもたらしている。物語とシステムの両面で新風がパワフルに吹き荒れる,台風のような第1話と言えるだろう。

新主人公である王泥喜は新人弁護士
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何があったのか,すっかりやさぐれてしまった成歩堂
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成歩堂の娘であるみぬき
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逆居雅香は成歩堂がポーカーの相手を殺したのを目撃したという
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王泥喜は絶体絶命のピンチでみぬく能力に覚醒する
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●「逆転裁判4」第2話「逆転連鎖の街角」

 初めての裁判を終えた王泥喜は,いろいろあって成歩堂の事務所の世話になることに。当然法律事務所と思いきや,なぜかそこは所長である大魔術師・みぬきが切り盛りする「成歩堂芸能事務所」。弁護どころか,ラーメン屋台にパンツの盗難事件,成歩堂をひき逃げした犯人捜しと雑多な仕事を押しつけられる王泥喜だったが……?

 一見無関係な事件が次々とつながっていく様が面白いストーリーだ。王泥喜が弁護するのは,濡れ衣に怯えるどころか,自分の犯行であることを主張する北木滝太。弁護を拒む彼を,王泥喜はどのようにして救うのだろうか?

伝説の弁護士・成歩堂の事務所であるはずだが,どうみても法律事務所には見えない
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ひき逃げされた成歩堂は病院で暇をもてあましているはずが,王泥喜にいろんな仕事を押しつける
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王泥喜とみぬきは,ご町内の事件を解決するために東奔西走する
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とある事件の被告人である北木滝太。自分がやったと主張する男を,王泥喜はどのように弁護するのか?
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●「逆転裁判5」第1話「逆転のカウントダウン」

 法廷で爆弾が爆発する事件が起こり,王泥喜は負傷でダウンしてしまう。容疑者は心音の友人である森澄しのぶであるというが,しのぶは森と植物を愛する可憐な少女で,爆弾とはまったく縁がなさそうに見える。しかし,使われた爆弾はぬいぐるみに仕込まれており,その尻尾にはしのぶの指紋が残っていた。決定的な物証を前に,心音と成歩堂の2人が立ち向かう。

 グラフィックスが3D化され,キャラクターの動きがより多彩になった「逆転裁判5」。要所ではアニメーションによるムービーも入り,演出に力が入っている。「逆転裁判4」と見比べると分かるが,初の3D作品であるにもかかわらず,キャラクターや背景に違和感は覚えない。
 新システムとして,心音が相手の心を分析するココロスコープが導入された。証言の中に潜む喜怒哀楽の感情がピックアップされ,そのムジュンを突くことで新たな事実が明らかになっていく。

「逆転裁判5」の王泥喜(上写真)と「4」の王泥喜(下写真)。本作からグラフィックスは3Dになったが,違和感はない
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心音は相手の心理を分析する能力を持つ
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こちらが心音の「ココロスコープ」。発言に伴う喜怒哀楽が四隅のアイコンで示されており,そのムジュンを突くことで新たな事実が明らかになる
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成歩堂も3D化
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犯人と目される森澄しのぶ。動揺すると咳き込み,帽子のヒマワリの香りを嗅いで落ち着きを取り戻す。可憐な少女だが逆転裁判らしくキャラが濃い
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●「逆転裁判5」第2話「逆転の百鬼夜行」

 第2話の主人公は王泥喜。妖怪ブームに沸く九尾村で殺人事件が起こり,村長が犠牲になってしまう。みぬきの友達であるゆめみの父・出右衛門が犯人として捕まるが,現地では村に封じられていた妖怪・天魔太郎が空を飛んで逃げる姿が目撃されており,村人たちは妖怪のしわざだと怯えおののく。しかもそこに村を守るプロレスラー・グレート九尾の行方不明も重なり,事件はさらなる混乱を見せていく……。

 王泥喜の相手となるのは,殺人犯でありながら検事の夕神。人の心を操る「心理操作」と忠実な鷹のギン,そして手刀の居合い切りで王泥喜を追い詰めていく。“みぬく”力を封じられた王泥喜は真相にたどり着くことができるのだろうか? 果たして犯人は妖怪なのか人間なのか。因習にとらわれた九尾村のシステムと濃いキャラクターたちが相まって,まるで嵐のような情報量だ。二転三転する事件に良い意味で翻弄される。

妖怪ブームに沸く九尾村。平和な村のはずだが殺人事件が起こる
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村に封じられていた妖怪・天魔太郎
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事件現場には天魔太郎の羽根と足跡という物証があるばかりか,空を飛んで逃げるところまで写真に撮られている
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夕神は殺人犯でありながら検事で,鷹のギンとともに法廷に出る
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みぬきの友達であるゆめみ。妖怪の実在を信じ,王泥喜を赤鬼と呼ぶ
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●「逆転裁判6」第1話「逆転の異邦人」

 舞台はアジアの西の果てにある神秘と信仰の国・クライン王国。クライン王国では弁護士が“嘘つきで穢れた魂の持ち主”として憎まれており,弁護士不在のまま裁判が行われていた。成歩堂は助手の綾里真宵を迎えにクライン王国へと赴くが,そこで殺人と秘宝の盗難事件に巻き込まれてしまう。容疑者は成歩堂をガイドしていた少年・ボクト。成歩堂はボクトを救うべく,四面楚歌のなか,弁護人を買って出るのだった。

 クライン王国の姫巫女・レイファが提示した証拠は,犠牲者が最期に見た光景と感覚を伝える「御魂の託宣」。これを観察してムジュンを指摘する新システムが霊媒ビジョンだ。殺される瞬間の光景というのは絶対的な証拠に見えるのだが,ここに新たな解釈を加えることで意外な真実が見えてくる。これにより逆転のカタルシスが増している。

クライン王国の見習い僧侶兼ガイドであるボクト。犯罪とは縁遠い人物に見えるが,人を殺して秘宝を盗んだとして逮捕される
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クライン王国の法廷に弁護士はいない。弁護士は忌み嫌われているうえ,弁護に失敗すると依頼人と同じ罪に問われる「弁護罪」なる罪まであるのだから恐ろしい
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姫巫女・レイファが儀式を行うと,犠牲者の最期の記憶が水鏡に映し出される
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クライン王国で絶対視される託宣だが,実はムジュンが潜んでいる
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●「逆転裁判6」第2話「逆転マジックショー」

 一転して舞台は日本に。みぬきのマジックショーの最中,舞台上で敵役を演じていたMr.メンヨーの死体が発見される。マジックの失敗による殺人としてみぬきは逮捕され,世間からのバッシングに晒されることになるが,みぬきの無罪を証明するため,王泥喜と心音は法廷に立つ。
 しかし,マジックショーの様子はTVカメラに撮影されており,舞台上にいたのはみぬきとMr.メンヨー,そしてマジシャンの菜々野美々のみ。犯行に及べるのはみぬきのみにしか見えない……そんな絶対不利の状況をどのように逆転していくのだろうか。

 この回ではココロスコープに加え,異なる位置から撮影された2本の動画を見比べて,そのムジュンを指摘する遊びがアクセントとして加えられている。王泥喜に対するは,クライン王国から来た検事のナユタ。僧侶としての肩書きを持つ彼は,巻物を取り出したり,数珠を投げたり,光る蝶を呼び出したりと,アクションゲームの主人公としてもやっていけそうな多彩な動きを見せる。

マジックショーの舞台上。棺桶に入り,串刺しのマジックを行うはずのMr.メンヨーだが,死体として発見された。剣はマジックの小道具で,人を刺すようなことはできないはずだが……?
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みぬきと同じ舞台に立っていたマジシャンの菜々野美々。みぬきを尊敬していると語るが,彼女が証言するたびにみぬきの容疑が固まっていく
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クライン王国から来た検事のナユタ。ほかのクライン人と同様,弁護士を憎んでいる
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ほかのキャラクターなら「異議あり!」や「くらえ!」となるところも,ナユタは梵字のような文字で呪文を唱える
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「逆転裁判456 王泥喜セレクション」公式サイト

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