［TGS2023］22年ぶりのナンバリング最新作「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」，新たなシステムなどを紹介する特別映像を配信

スクウェア・エニックスは本日（2023年9月24日），東京ゲームショウ2023の特別番組として「『ドラゴンクエストモンスターズ3　魔族の王子とエルフの旅』おしえてアゲ★ナイト」の配信を行い，12月1日の発売が予定されているNintendo Switch向けRPG「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」の情報を公開した。

「ドラゴンクエストモンスターズ3　魔族の王子とエルフの旅」公式サイト

　明日9月25日に誕生25周年を迎える「ドラゴンクエスト」シリーズ。その記念すべき年にリリースされる「ドラゴンクエストモンスターズ3」は，いつもは敵として登場するモンスターたちを仲間にし，育成しながら冒険する「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作だ。
　2006年の「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」以降，スピンオフとも呼べる「ジョーカー」シリーズが続けられてきたが，ナンバリングタイトルとしては，2001年の「ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵」以来，実に22年ぶりの作品となる。


　すでに発表されているように，本作では，父である魔王に魔物と戦えなくなる呪いをかけられたピサロを主人公に，エルフの少女ロザリーや，ゆるふわギャルな精霊アゲぴぴと共に，魔界を舞台にした物語が繰り広げられるという。

　映像に登場した本作のプロデューサー，横田賢人氏によれば，ジョーカーシリーズからナンバリングに戻すにあたり，シリーズ過去作品に出てきたキャラクターを主人公にするという方針があったとのこと。ピサロは，1990年の「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」などに登場した魔族の王で，そうしたこともあり，これまでに比べて物語の比重が大きくなっているという。


　また，モンスターを仲間にする仕組みについては，ゲームボーイ時代のモンスターズシリーズと，ジョーカーシリーズとの融合が図られている。ジョーカーシリーズの「スカウト」も使用可能だが，ゲームボーイ時代の，肉をあげて，起き上がりで仲間にするという方法も使えるという。

　モンスター2体を掛け合わせて新たなモンスターを作り出す「配合」システムだが，こちらもゲームボーイシリーズとジョーカーシリーズのハイブリッド。基本的には，「系統×系統」の組み合わせで生まれるモンスターの種族が決まるが，ジョーカーシリーズのように，複数の種族から新たなモンスターを選ぶことも可能とのこと。

　配合パターンは今回，多くが変更されており，よく知られた有名な配合パターンは通用しないようだ。これについて横田氏は，配合の醍醐味は何が生まれるか分からないワクワク感にあるとしたうえで，これまでシリーズをプレイしてきた人でも新たな発見があるはずだと述べている。


　配信映像では，それぞれの魔界にも四季があることなどが紹介されたほか，「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏も登場している。今後も，発売まで情報を順次公開していくとのことなので，気になる人は映像を視聴してほしい。

※画像は配信をキャプチャしたものです

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