パズルアドベンチャー「CLeM」が日本語対応でリリース。不気味な世界で“美しいもの”を探し出そう

　Iceberg Interactiveは，スペインのMango Protocolが開発したパズルアドベンチャー新作「CLeM」（PC / Nintendo Switch）の配信を開始し，ローンチトレイラーを公開した。
　PC版はSteamとEpic Gamesストアで購入可能で，価格は1800円（税込）。Steamでは10％オフのセールが期間限定で実施されている。Steamのストアページによれば，テキストとインタフェースが日本語に対応しているとのことだが，Epic Gamesストアのダウンロードページに日本語対応の表記はない。また，Nintendo Switch版の日本展開については，今のところ発表されていない。

「CLeM」公式サイト

　「CLeM」の主人公となるのは，暗い地下室で目を覚ました，あまり美しいとは呼べない人形だ。自分が誰かに作られたという思い出や，頭上の邸宅の記憶はなんとなく残っているものの，詳しくは分からない。そんな人形が，表紙に「CLeM」と書かれたノートを拾い上げた途端，「美しいものを集めて！」という謎の声が聞こえてくる。プレイヤーは人形を操作し，理由や背景は分からないままに，ノートを頼りにさまざまなパズルを解きながら美しいものを集めていく。


　手描風のキュートなアートスタイルながら，どこかしら不気味な邸宅を舞台に，ホラー要素はほとんどないが，プライドや贖罪，許しといったテーマに沿ったダークなストーリーが展開するという。“パズルヴァニア”が謳われており，ホールやキッチン，寝室や温室などを探索しながら，部屋に散らばるパズルを解き，真実に迫っていこう。

　ストーリーを重視したパズルアドベンチャーを，自分のペースで楽しみたい人にはピッタリのゲームと呼べそうな本作。気になる人はプレイしてほしい。