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タワーディフェンス系ストラテジー「Cataclismo」,アーリーアクセス版を7月22日にリリース
「Moonlighter」(2018年)や「メイジシーカー:リーグ・オブ・レジェンド ストーリー」(2023年)などで知られるDigital Sunの新作は,押し寄せる無数の敵の侵略を阻んでいくというタワーディフェンス系のRTSとなっている。
夜になると霧と共に出現するクリーチャー「霧魔」によって崩壊した中世ヨーロッパ風の世界で,故郷を守り抜くために立ち上がったアイリスが主人公となる。昼間は強固な砦を作る建築士として要塞をデザインしたり,民間人たちを兵士として訓練したりしているが,夜間には防衛隊の指揮官となって霧魔たちと戦い,採取した資材を積み重ねて強固な城を作っていく。
キャラクターデザインなどでは,ジブリアニメの影響も感じられる「Cataclismo」だが,レゴや「マインクラフト」のような感覚で石を積み上げ,プレイヤーが思い思いの要塞をデザインしながら,より強固な建物に仕立てていくのは夢中になれそうだ。
1つひとつのブロックの配置や,1人ひとりの兵士の立ち位置までもが,独自の物理演算によって微妙にゲームプレイに影響を及ぼす。崩された外壁の石も,目下に群がる霧魔にダメージを与えるという。
弓や槍,大砲などの兵科に配属された戦士たちは,それぞれのタイミングで固有のスキルを発動して応戦するなど,RPG的な要素もふんだんに用意されているようだ。日が昇って霧魔がいなくなると,破壊された建物を再建し,より強固なデザインに作り替えていく。しかし,敵もさらに巨体化してプレイヤーに迫ってくるのだ。
しっかりとしたストーリーを堪能できるシングルプレイヤー用キャンペーンだけでも30時間ほどは楽しめるとのこと。ほかにも,際限なく城作りに専念できる「クリエイティブモード」,絶え間なく敵が来襲する「サバイバルモード」,そして次々にマップ攻略に挑む「スカーミッシュモード」が用意される。
「Cataclismo」は,インタフェースと字幕は日本語される予定で,Steamストアページでは体験版が配信中だ。気になる人は,ウィッシュリストに追加して続報をチェックしよう。
「Cataclismo」公式サイト
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Cataclismo
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