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「龍が如く」ファンミーティング2024 第2部レポート。真島吾朗役の宇垣秀成さん,冴島大河役の小山力也さんによるカラオケが圧巻だった!
「龍が如く」ファンミーティングを2年ぶりに開催。第1部は新宿・歌舞伎町を練り歩きながら,グッズ自動販売機のお披露目ツアーを実施
2024年12月8日,東京・新宿歌舞伎町および大崎セガ本社にて「龍が如く」ファンミーティング2024が開催された。第1部では,龍が如くスタジオのクリエイターとファンが「龍が如く」グッズ自動販売機を巡るツアーが行われた。
第2部の冒頭では,ファンと龍が如くスタジオのクリエイターの交流会が行われた。あちこちのテーブルでファンとクリエイターによる歓談が始まり,会話が弾んでいく。
その矢先,「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)のプロデューサーを務める堀井亮佑氏が登場! ファンとコール&レスポンスを繰り返し,若干フォーマルな雰囲気になっていた会場の空気をアイスブレイク。そう,今日はこの場にいる全員が楽しみにしていたファンミーティング。「歓談」なんてカタイ言い回しはふさわしくなかったのだ。
第2部の後半は社員食堂から場所を移し,「配信なし」「アーカイブなし」「チケット代なし」のスペシャルステージが開演! ファンミーティングに参加できた人だけの特別な時間というわけだ。
ただし,ハッシュタグ「#龍ファンミ2024」をつけて情報を発信するのは「大歓迎」だったので,SNSで参加者の感想やレポートを見た人も多かったはずだ。
さっそく本日のメインゲスト,真島吾朗役を演じる宇垣秀成さんがステージに登場すると,事前にアンケートを行っていた真島吾朗の「名ゼリフ」「ベストパートナー」「名場面」がランキング形式で発表された。
宇垣さんは収録時のエピソードを語ったり,ファンのリクエストに応えて「『お客様は神様』ですから」など即興で演技を披露したりしていた。
そんなこんなで和気あいあいとしていたところ,ベストバディ・冴島大河役の小山力也さんが登場。客席中央の花道を歩いてステージに向かい,会場を盛り上げる。ファンの反応を受けて,宇垣さんは「ちょ,俺のときと違くない!?」とすねて見せ,笑いを誘っていた。
真島,冴島が揃った貴重な機会ということで,映像に合わせて声の演技を行う生アフレコのコーナーが始まった。
なお,「龍が如く」シリーズでは映像を見ながらの収録も,実際の掛け合いで演じることも,アドリブもほぼないらしい。というのも,声の演技に映像の演技や表情を合わせるプレスコ(プレスコアリング)を採用しているためだ。今回の共演はファンだけでなく,宇垣さんと小山氏さんにとっても貴重な体験だったとのこと。
その後,真島吾朗の歌手デビュー発表(関連記事)や休憩を挟み,スペシャルステージは後半戦へ。堀井氏がMCのポジションに移動して,飛ばし気味にカラオケオフ会の始まりを告げる。
そこに畳みかけるように春日一番役の中谷一博さん,不二宮千歳役の伊波杏樹さんが登場。中谷さんの主人公らしい風格,伊波さんがもたらす華やぎにより,会場のテンションは一瞬でMAXに!
ただし,今日の主役はあくまで宇垣さん。まずは名曲「24時間シンデレラ」で還暦(越え)男子の若々しさをアピールすると,続く小山さんは拳を振って「故郷に錦を飾るべし」を熱唱した。
中谷さんは「GO! 愁傷SUMMER」でオーラを漂わせるパフォーマンスを披露し,伊波さんは「Honolulu City Lights」をしっとりと歌い上げた。
その後も宇垣さんがモノマネを交えつつ「お嫁サンバ」を歌えば,兄弟分の小山さんは「魔女っ子メグちゃん」で応じる(得意曲らしい)。中谷さんは米米CLUBの「君がいるだけで」を高めのキーで危なげなく歌いきり,伊波さんは澤村 遙の「Konnanじゃないっ!」を振り付けと共にカバーしていた。
そしてファンミーティングのフィナーレを飾ったのは,「龍が如く」のカラオケには欠かせない「ばかみたい」。小山さんがメインで歌い,壇上の出演者と会場のファン全員が盛り上げ役を引き受けた。
3時間以上の長丁場だったものの,筆者の体感時間ではあっという間だった「龍が如く」ファンミーティング2024。イベント終了後,出演者からコメントをいただいたので,以下に掲載しよう。
宇垣さん:
カラオケ,苦手なフリとかじゃなく本当に苦手なんです(笑)。それでもファンの方に楽しんでもらいたい思いで,皆さんから力をいただき,はっちゃけました。Win-Winな関係で,楽しい会をやらせていただいたと思っています。ありがとうございます。
小山さん:
作品に十数年間,関わらせていただいて,こういったイベントは初めてになります。お客さんは怖い兄ちゃんが多いのかな? と思っていたら女性がいっぱいで安心しました(笑)。うちの子どもも「龍が如く」を楽しんでいまして,そんな企画に携わらせてもらっていることをありがたく思っています。
伊波さん:
私はカラオケパートのゲストとして出演しましたが,もうただのファンとして楽しんでおりました。作品の各セクションで関わる人の愛情も見えましたし,ファンから見ても大満足のイベントだったのではないかと思います。引き続き「龍が如く」の応援のほど,よろしくお願いします。
中谷さん:
ファンの方々のお顔や雰囲気をあらためて感じることができ,本当にすごいコンテンツ,すごい作品に関わらせていただいていることを幸せに思います。我々演じる側も20周年に向けて一層がんばりますので,これからも「仲良し!」でよろしくお願いいたします。
堀井氏:
今日は僕らも本当に楽しめました。ありがとうございます。カラオケのミニゲームを始めた頃は「なんだこれは?」という反応もありましたが,コツコツ17年間作り続け,いつかこういうイベントをできたらいいなと思っていたので感無量です。「龍が如く8 外伝 Pirates in Hawaii」,早く皆さんにお届けしたいです。ご期待ください。
阪本氏:
第1部の歌舞伎町に設置した自販機を巡るツアーや,第2部のゲストを呼んでカラオケなど,初めて尽くしの1日でした。今後もファンミーティングに限らず,今ある形にこだわらず,新しいことにチャレンジし続けて,もっと盛り上げていきたいと思っています。
横山氏:
世の中にあるゲームで,ここまでファンと交流しているコンテンツはあまりないと思うんです。これはファンサービスなのはもちろん,自分たちのためでもあります。ネット越しではなく,作品の反応を生で感じとれる機会は,演者さんやクリエイターにとって貴重なんです。それが新しい発想にもつながるし,イベントにしても今日を越えるものを,という気持ちが生まれます。
夢が叶ってしまった堀井の人生は今日で終わりですが……いや,それは嘘ですけど(笑)。堀井をはじめ,僕らも次の夢を見つけるキッカケとなった1日でした。ありがとうございます。
「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」公式サイト
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