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[CJ2018]「2018 PlayStation Conference in China」が中国・上海で開催。中国市場向けの発売予定タイトルや,「China Hero Project」の作品などが紹介
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印刷2018/08/05 12:00

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[CJ2018]「2018 PlayStation Conference in China」が中国・上海で開催。中国市場向けの発売予定タイトルや,「China Hero Project」の作品などが紹介

 Sony Interactive Entertainment Shanghai(以下,SIE上海)は2018年8月2日,「2018 PlayStation Conference in China」を中国・上海で開催した。


 中国では長らく,海外製コンシューマ機の販売が規制されていたが,それが解禁された2015年以降,SIE上海はPlayStation 4を軸とした展開を行ってきた。8月3日に上海で開幕したゲームショウ「ChinaJoy 2018」でも,大規模なブースを展開している。

 そのChinaJoy 2018に先駆けて開催された今回のカンファレンスでは,中国市場向けに発売される予定のタイトルの一部が発表され,また,中国発のゲームに対するサポートプログラム「China Hero Project」について,そのプロジェクトのもとに作られた作品が改めて紹介され,今後の展望なども明らかになった。


中国市場で今後の発売が予定・検討されているPlayStation 4向けタイトル


Marvel's Spider-Man
「Marvel's Spider-Man」PlayStation 4版は,中国語版が2018年内に発売予定
PS4本体

NBA 2K19
「NBA 2K19」は,20年にわたるシリーズで初となる中国語版が9月に発売予定
PS4本体

FARSIDE
中国の大手ゲームメーカーによるPlayStation 4向けタイトルも発表された。こちらはPrefect Worldによるバトルロイヤル系FPS「FARSIDE」
PS4本体
PS4本体

Monkey King: Hero is Back
PS4本体
カンファレンスのトリで大々的にアピールされた「Monkey King: Hero is Back」。中国では2019年初めに発売される予定で,SIE上海は本作に大きな期待を寄せているようだった
PS4本体 PS4本体

 また,参考発表として「MONSTER HUNTER: WORLD」の簡体字中文版の取り組みが進められていることも明らかにされた。

PS4本体
PS4本体
 

ゲーム開発サポート「China Hero Project」
発売予定のタイトルが紹介され,第2期の募集開始もアナウンス


 中国でPlayStationプラットフォームを長期にわたり盛り上げるためには,国内外の大手による大型タイトルだけでなく,新たなゲームメーカーの育成も必要であるとSIE上海は考えている。これを目的とした中国ゲーム開発サポートプログラム「China Hero Project」が,2016年夏に中国で立ち上げられた。

 プログラムの詳細については,2016年8月10日に掲載したインタビュー記事を見ていただきたいが,今回のカンファレンスでは,発売予定作品を含む5タイトルのプロモーションムービーが紹介された。

「KILL X」2018年冬に発売予定
PS4本体 PS4本体

「Project Boundary」2019年に発売予定
PS4本体 PS4本体

「Pervader」
PS4本体 PS4本体

「Hardcore Mecha」(中国市場以外でのタイトルは「Code: HARDCORE」)近日発売予定
PS4本体 PS4本体

「Lost Soul Aside」
PS4本体 PS4本体

 立ち上げから約2年が経過し,発売予定のタイトルも完成しつつあるChina Hero Projectだが,国内外のゲームメーカーからの反響は大きく,これを受けて,プログラムの第2期募集がアナウンスされた。近日中に,タイトルのコンテストが行われるという。

 PCゲームやスマートフォン向けアプリが隆盛の中国市場では,PlayStationは後発のプラットフォームになる。SIE上海はそうした市場で存在感を発揮するための努力を続けており,さらに,グローバルに展開できる中国発のコンテンツも視野に入っている。日本でそうしたゲームが人気を獲得する日は,そう遠くないだろう。

PS4本体
PS4本体

「China Hero Project」公式サイト

中国にコンシューマゲームは根付くのか? SIE が語る中国攻略の一手「China Hero Project」とは



China Hero Projectの陣頭指揮をとる織田博之氏にミニインタビュー


 カンファレンスの終了後,SIE上海でSenior Vice President(SVP)兼日本ビジネスオペレーション部門 部門長を務める織田博之氏に,短時間ではあるが合同インタビューを行う機会が得られた。以下に,その内容を紹介したい。

――今回のカンファレンスのテーマについてお聞かせください。

プレゼンテーションを行った,SIEのSVP兼日本ビジネスオペレーション部門 部門長 織田博之氏
織田博之氏(以下,織田氏)
 私のTシャツに書かれている「遊索不同」ですが,中国の四字熟語をもじった言葉になっています。これは「ソニーのゲームで遊ぶと,ほかとは違う体験が味わえますよ」という意味が込められています。
 PlayStation 4は中国市場では後発ですので,既存のPCやスマホのゲームと違うということを,どのように伝えて,どのように関心を持ってもらうかということを常に考えています。

――日本のコンシューマ機が解禁されて約2年が経過しましたが,日本のゲームメーカーの中国市場に対するスタンスに変化は見られますか。

織田氏
 中国は世界最大のゲームマーケットです。日本に限らず,国内外の多数のパブリッシャが期待しています。その一方で,中国市場への参入は,さまざまな面でハードルが高い部分があります。

 SIE上海は4年にわたって活動しており,どのようにすればハードルを乗り越えられるか,少しずつ理解できてきたと感じています。ビジネス環境としても,センサーシップの問題など改善されつつあると思います。「世界同時発売」といったことはまだ難しいのですが,今回は「MONSTER HUNTER: WORLD」や「NBA 2K19」などを発表できましたし,こうした成果をアピールしたいと思っています。

――現在の課題と,それへの対策を教えてください。

織田氏
 最大の課題は――これはSIE上海の設立当初から変わっていないのですが,中国にコンシューマ機で遊ぶ文化を根付かせることです。認知度という意味では,まだこれからで,啓発活動を継続することが大事だと考えています。ChinaJoy 2018への出展も含めて,これからも粘り強く取り組んでいきます。

 また,その意味では,2019年の早々に中国での発売を予定している「Monkey King」は,中国で大人気のIPを使っており,個人的にも非常に期待しています。ああいった親しみやすいIPのゲーム化は,幅広い層に触れてもらえるチャンスですから。

――China Hero Projectに関して,中国でとくに反響が大きいタイトルはありますか。

織田氏
 タイトルそのものの反響はもちろんですが,SIE上海がこういったプログラムを行っていることに対して前向きな評価を数多くもらっています。今回紹介した5タイトルはいずれも高いクオリティを持っており,関係者の「サポートしていきたい」という想いも感じています。これまで続けて良かったと実感しています。

――2016年夏にChina Hero Projectが発表されたときに,計10タイトルが明らかになりました。カンファレンスで紹介された5タイトルは既出ですが,これには何かの意図があったのですか。

織田氏
 今回のカンファレンスでは,すでに発表されているタイトルの中でも,情報のアップデートのあった5タイトルを紹介しています。例えば最新ムービーを公開した作品,今年中に発売される作品,来年の早いタイミングで発売が決定した作品など,情報が更新されたタイトルを中心にピックアップしました。ちなみに,2016年に発表された10作品のうち,本プログラムを通じて2作品がすでに発売されています。

――China Hero Projectのグローバル展開についてはいかがでしょうか。

織田氏
 このプロジェクトは,コンシューマ機の開発環境を整えることも目的としており,それには海外でのパブリッシングも含まれます。開発会社の皆さんも海外のゲームに対するアンテナの感度が高く,「PlayStation 4のゲームを開発することで,海外市場にもアプローチできる」といった反響をもらっています。

――SIE上海のeスポーツ方面のアプローチに関して,何かありますか。

織田氏
 現時点では,具体的に発表している試みはありません。まずは,日本が行っているように大会のスポンサードやサポートしていくことなど,機会があれば考えていきたいと思います。

――PlayStation 4のオンライン機能を用いたゲームについては,どうでしょうか。

織田氏
 そこは我々にとって大きなチャンスで,また課題であると考えています。オンラインマルチプレイについては,お話できる機会が来たときに詳しく紹介させてください。

――本日はお忙しいところ,ありがとうございました。


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