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[E3 2017]「Project Scorpio」の製品名は「Xbox One X」に決定。世界市場では499ドルで11月7日発売
Xbox One Xは,ゲーム画面をアップサンプリングではなく,真に4K解像度でレンダリングでき,また,搭載する光学ドライブにより標準で4K解像度のUltra-HD Blu-ray再生に対応する。表示先のディスプレイがフルHDまでの対応に留まる場合はスーパーサンプリングを行って,従来よりも美しい映像を実現するとのことだ。
同時に,すべてのXbox One用ゲームタイトルおよび周辺機器との互換性を持ち,1080p解像度をターゲットにする既存のXbox One用タイトルでは異方性フィルタリングの採用によって従来よりも美しい画面表示を実現できるという。
なお,搭載するカスタムAPU SoC(System-on-a-Chip)がTSMCの16nm FinFETプロセス技術を採用して製造され,ダイサイズは360mm2,トランジスタ数は70億個に達するなどといったハードウェアスペックの多くは公表済みゆえ,「ハードウェア関連の新情報」はほとんどないが,それでも,搭載するクーラーが「Liquid-cooled Vapor Chamber」を採用していることは明らかになっている。既存のVapor Chamber(ヴェイパーチャンバー)との違いは判明していないものの,公開された製品イメージを見る限り,Vapor Chamberとは別に冷却液の循環を生じさせる機構を入れてある可能性が高い。
このクーラーのおかげもあって,Xbox One Xは,Xbox One Sよりも小さな,Xbox One史上最も小型の筐体を実現できているそうだ。
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