これまでも定期的に実施されてきた「ラジ友」のイベントで,今年は昼夜2公演にわたって朗読劇やトークが披露されている。イベント内ではRPGを題材とした朗読劇が行われ,アドリブ満載の掛け合いで観客を大いに沸かせた。本稿では,昼の部の模様をお伝えする。
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バトルあり,笑いありの朗読劇
勇者たちの冒険が幕を開ける
開演時刻になると会場内が暗転し,山谷祥生さんや住谷哲栄さんら出演者が順に登壇した。学校のチャイム音を合図に,朗読劇「俺が勇者で、お前が魔王」が始まる。
今回の朗読劇は,"勇者"として異世界に飛ばされた学生・イサムを中心とした物語だ。配役は4月1日に公開された「ラジ友感謝祭 2026 配役決め特番」(リンク)で,伊東健人さんと中島ヨシキさんがくじ引きで決定している。
主人公・イサム(演:児玉卓也さん)と,彼の幼馴染・キョウマ(演:高塚智人さん)は,学校からの帰り道に不思議な花を見つける。イサムがその花に手を伸ばすと突然光が放たれ,彼は異世界へ転生してしまった。
勇者となったイサムは,魔王討伐の使命を果たすべく,戦士・ゴーリキ(演:山中真尋さん),魔法使い・ネクラス(演:室 元気さん),遊び人・ローラン(演:深町寿成さん),さらに彼をサポートするマスコットモンスター・リュンリュン(演:宮﨑雅也さん)や精霊(演:梅田修一朗さん)とともに旅に出た。
旅の途中では,困難や賞金稼ぎのためのギャンブル(?),そして魔王に仕える四天王との戦いがコミカルに描かれた。魔王軍四天王・炎のイグニス(演:狩野 翔さん)とのバトルでは,笑い声の長いイグニスに「アイツ,尺使いすぎだったよな」とツッコミを入れる場面や,実際にステージ上を駆け回る場面もあり,観客を飽きさせない工夫が光る。
また,魔王軍四天王・水の悪魔(演:川島零士さん)が客席に「魔物の皆〜!」と呼びかけた場面も印象に残った。
新たな武器を手に入れ,勇者パーティがジョブチェンジを果たしながら進んだ一行は,ついに魔王の城へたどり着いた。
魔王の側近である執事・バトラー(演:駒田 航さん)に苦戦しながらも対決に挑んだイサムは,魔王の正体がキョウマだと知る。友人同士でもある2人の最終決戦の末に迎えた結末は大きな拍手に包まれ,濃密な1時間を締めくくった。
朗読劇後のトークコーナー
キャスト陣が裏話や感想を語る
朗読劇終了後,「ありがとうございます!」と声を上げて登場したのは,MCを務める梅田さんだ。ここからは勇者側と魔王側に分かれたトークコーナーが行われ,朗読劇の裏話や感想がキャスト陣から語られた。
主人公・イサムを演じた児玉さんは,「狩野 翔がいたら,おかしくなるんだろうな(笑)」とコメント。実際,その予想どおりアドリブはかなり多かったという。また,昼の部では宮﨑さんが演じたリュンリュンを,夜の部では児玉さんが担当するとのことで,演技や演じ分けにも期待が高まる。
「演じるキャラクターが選べるなら,誰を演じたい?」という質問に,「魔王軍四天王・土のバルカス(演:白井悠介さん)」と答えたのは深町さん。遊び人から賢者へジョブチェンジし,なぜか途中からおじいちゃんのようになってしまった自身の役どころを踏まえつつ,「違うジジイをやりたかった」と理由を語った。
室さんはマスコットのリュンリュンを挙げるなど,選出理由にもそれぞれの個性がにじむ。
「ヤッホー♡」「待たせすぎだ」など,朗読劇終了後もキャラクターになりきった魔王側のトークでは,山谷さん演じるマリアについて「かわいかった!」との声が上がった。
マリアはネクラスの学生時代の同期であり,彼が憧れる女性。しかし実際はモンスターが作り出した幻で,怒りでパワーアップしたネクラスに討伐される。
その流れを受け,ネクラスが放った魔法についても「この時の技が一番強そうだった」「魔王倒せそう」といったコメントが飛び出し,知れば知るほど面白い裏話が次々に明かされた。
そして早くもイベントは終演の時間に。最後には「堂島颯人のおしごとしNight」(堂島颯人さん出演),「駒田・深町のBar Blue Bird」(駒田さん・深町さん出演)など,ラジオごとの紹介や告知が実施され,全員での「ありがとうございました!」という挨拶で,昼の部は無事に幕を閉じた。



















