ニュース
BlizzardがAAA規模のオープンワールド・シューターに向けたリードデザイナーを募集中。「StarCraft」の系譜を受け継ぐプロジェクトが始動か
![]() |
公開された募集要項によると,この未発表タイトルは「AAA規模のオープンワールド・シューター」と明記されており,革新的なゲームプレイとコンテンツの創出を主導するシニアレベルのスタッフが求められている。
注目すべきは技術基盤で,開発にはUnreal Engine 5が採用されており,「ブループリント」を用いたプロトタイピング能力が必須条件に挙げられている。ブループリントとは,コードを書かずにノードをつないでいくことでゲームを構築できる視覚的な開発システムのことだ(関連記事)。
Blizzard Entertainmentは,これまで「Overwatch」などで独自エンジンを使用する傾向があった。新作では汎用エンジンの最新鋭を採用することで,描写力と開発スピードの両立を目指していると考えられる。
この新規プロジェクトについては,以前から「StarCraft」の世界観をベースにしたシューターではないかという噂が絶えない。北米ジャーナリストのジェイソン・シュライアー(Jason Schreier)氏が2024年に報じたところによれば,「Far Cry」シリーズを統括した経歴を持つダン・ヘイ(Dan Hay)氏がプロジェクトを率いているとされる。今回の「オープンワールド」というキーワードも,氏のキャリアを踏まえれば納得がいく。
Blizzardは過去に「StarCraft: Ghost」というシューター作品の開発を断念した経緯があるだけに,ファンにとっては長年の悲願が形を変えて動き出している格好だ。
![]() |
![]() |
現在のBlizzard Entertainmentは,2024年初頭のレイオフやサバイバルゲームだったとされる「Odyssey」の開発中止を経て,組織の再編を進めている最中にある。今回のリードデザイナー以外にも,リード・システムエンジニアやリード・キャラクターアーティスト,シニアQAスタッフなど重職のポストが募集されているなど,これまでのリストラから一気に雇用の動きがみられるのも気になるところだ。
一方で,2026年9月には「BlizzCon 2026」の開催が控えており,こうした水面下の新規プロジェクトが同イベントで正式にお披露目される可能性は極めて高い。世界屈指の開発力を誇る同スタジオが,あえてUnreal Engine 5を掲げて挑む“次世代のシューター”がどのような姿になるのか,今後の動向に注目したい。
- この記事のURL:


















