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[E3 2015]解像度5120×1440ドット,視野角210度を実現するVR対応HMD「StarVR」がE3 2015に出展
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印刷2015/06/16 21:25

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[E3 2015]解像度5120×1440ドット,視野角210度を実現するVR対応HMD「StarVR」がE3 2015に出展

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 スウェーデン時間2015年6月14日,「Brothers: A Tale of Two Sons」や「Syndicate」などの開発会社として知られるStarbreezeは,フランスに拠点を置くInfinitEye VRの買収と,InfinitEye VRが開発していた仮想現実(以下,VR)対応ヘッドマウントディスプレイ「StarVR」を,E3 2015へ出展すると発表した。
 北米時間6月16日に開催されるE3 2015にて,「OVERKILL’s The Walking Dead」や「PAYDAY 2」を使ったデモを体験できるとのことだ。

StarVRの製品イメージ。おそらくCGと思われる
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既存のVR対応HMDとStarVRの視野角を比較したイメージ。2倍以上の横長画面を実現しているとのこと
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 StarVRは,片目あたり解像度2560×1440ドットの5.5インチパネル――詳細は明らかになっていないが,スマートフォンで採用されているのと同タイプだろう――を2枚採用し,それを「フレネルレンズ」という薄い板状のレンズを通して見ることで,5120×1440ドット,アスペクト比32:9という横長の画面を実現するというのが最大の特徴だ。
 HMD内部には,位置と動きを検出するジャイロや加速度,地磁気センサーが搭載されているほか,HMD本体やバンド部分にヘッドトラッキング用マーカーを取り付けることで,360度の位置検出も可能とされている。

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右写真はヘッドトラッキング用マーカーを付けた状態。四角い枠の中は異なる形のマークになっている
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 StarVRの開発パートナー企業には,ゲームスタジオのSkyboundや映画会社のLionsgateといったエンターテインメント系の企業に加えて,日本の東芝も名を連ねている。東芝がどのような形で協力しているのかは不明だが,両社の関係次第では,日本での展開もあり得るかもしれない。今後の動向に期待の持てるVR対応HMDの登場といえそうだ。

StarVR公式Webサイト(英語)

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