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【PR】BenQのゲーマー向けプロジェクタ「X3000i」は,4Kゲームをより美しく,eスポーツタイトルを最大240Hz表示できる唯一無二の製品だ
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印刷2022/09/14 12:00

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【PR】BenQのゲーマー向けプロジェクタ「X3000i」は,4Kゲームをより美しく,eスポーツタイトルを最大240Hz表示できる唯一無二の製品だ

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 「広い画面でゲームをプレイしたい」というのは,ゲーマーなら誰しも求めることだろう。しかし,ゲーマー向けディスプレイのサイズは,24〜31インチ程度が主体で,50インチ以上が多いテレビと比べても,あまり大きくないのが実情だ。80インチ級のテレビもあるが,ゲーマー向けディスプレイに比べると,ゲーム用途における機能が物足りないことは多いうえ,設置するのも大変だ。
 そんな悩めるゲーマーに,新たな選択肢として紹介したいのが,BenQのゲーマー向け4Kプロジェクタ「X3000i」である。

X3000i
メーカー:BenQ
問い合わせ先:サポート
税込直販価格:32万800円(※2022年9月14日現在)
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 X3000iは,ゲーマー向けディスプレイでお馴染みのBenQが,ゲーマー向けプロジェクタとして手がける「X」シリーズの第1弾となるハイエンド向け製品だ。プロジェクタながら,垂直最大リフレッシュレートは240Hzに対応するなど,ゲーマー向けらしいユニークな特徴を備えたプロジェクタとなっている。X3000iはどのような製品なのかを紹介するとともに,実際にゲームを快適にプレイできるのかを確かめてみたい。

BenQのX3000i製品情報ページ



4K映像を100インチで投影

リフレッシュレート240Hzをサポート


 まずは,X3000iの基本スペックから紹介していこう。

X3000i
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※現在販売中のX3000iでは,2022年8月以降出荷分から製品フロントカバーのデザインが変更されている。あくまでも見た目の変更だけで,投影に関わる技術や機能,仕様に変更はないそうだ。

 X3000iは机上はもちろん,天井からのぶら下げ設置も可能な据え置き型プロジェクタで,たとえばリビングなら,テーブルと白い壁さえあれば,大画面でゲームや動画を楽しむことが可能だ。

リビングにX3000iとゲーマー向けPCを設置した様子
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天板には「GAMING PROJECTOR」のロゴがある
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 公称本体サイズは272(W)×259(D)×207(H)mmで,コンパクトとは言わないまでも,テーブルに置ける程度の大きさだ。カラーリングは,前面が黒でそれ以外が白一色というシンプルなものだが,前面の縁にはオレンジのラインが入っており,それがアクセントになっている。

黒い前面の縁をオレンジで彩ったデザインが印象的だ。正面から見て左上にレンズがあり,右下にあるBenQロゴのあたりにリモコンのセンサーがある
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X3000iの左側面(左)と右側面(右)。左側面のほぼ半分は,通気孔が占めており,ボタンやインタフェースはない。右側面には操作パネルと,レンズの拡大やフォーカスを調整するダイヤル(リング)がある
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 映像入力インタフェースとしては,HDMI 2.0bを背面に2ポート備える。それに加えて,本体の内部にもう1ポートのHDMI入力端子があるのだが,そちらは基本的に付属のAndroid TVドングルを接続して使うものだ。
 なお,背面にある「HDMI 2」ポートは,「eARC」(Enhanced Audio Return Channel)に対応しており,Dolby Laboratoriesのバーチャルサラウンドサウンド技術「Dolby Atmos」や7.1chオーディオのパススルー出力が可能である。

背面に並ぶ各種インタフェース。左からHDMI 2.0b×2(右側がeARC対応),12V DC出力端子,USB 2.0 Type-A(ファームウェア更新用),角型光デジタル出力,RS-232C,3.5mmミニピンライン出力となっている。なお,12V DC出力端子の下にある黒い丸は,付属リモコンの受光部だ
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X3000iの天板を開けて,内部にあるHDMI端子にQS01を接続した状態
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 ゲーム用途からは離れるが,X3000iには,Android 9.0ベースのAndroid TVドングル「QS01 HDMI メディアストリーミング」(以下,QS01)が付属しており,これを取り付けることで,Android TVが利用可能になる。ドングルはWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応の無線LAN機能を内蔵しているので,これを使えばPCに接続することなく,X3000i単体でYouTubeやAmazon Prime Videoなどが視聴できるわけだ。

 映像の出力解像度は最大3840×2160ドットで,垂直最大リフレッシュレートは240Hzである。ただ,240Hz表示が可能なのはPCと接続した状態で,解像度が1920×1080ドットの場合のみとなる点は注意したい。たとえば,PlayStation 5(以下,PS5)と接続した場合,リフレッシュレートの上限は1920×1080ドット時に120Hzまで,2560×1440ドットや3840×2160ドットでは60Hzとなる。
 とはいえ,高リフレッシュレート表示が重要なFPSやTPSでは,解像度1920×1080ドットでプレイする場合が多いので,そういう意味では,X3000iはトレンドに沿った仕様と言っていい。

 X3000iは,映像入力から表示までの遅延(BenQは入力遅延と表記)を短縮する「高速モード」機能がある。このモードを有効にすると,入力遅延は240Hz駆動時で4.16ms,PS5を接続した場合の解像度1920×1080ドット/120Hz時は,8.33ms,3840×2160ドットでは16.67msとなる。ちょうど1フレーム分の遅延というわけだ。やはりX3000iにおける3840×2160ドット表示は,FPSやTPSよりも,映像美を楽しむRPGなどに適しているだろう。

 映像の投影サイズは,X3000iとスクリーンまでの距離が2.5mの場合,100インチ相当となる。同様に,距離3mで120インチ相当,3.8mで150インチ相当となる。ちなみに,レンズのF値は1.8〜2.25mmで,焦点距離は17.02〜22.21mmと短め。そのため,たとえば1.5m程度の距離が確保できれば,100インチほどではないが,60インチほどのサイズで投影できる。
 なお,映像が台形に表示されてしまう場合の補正(台形補正)は,OSDメニューの「2Dキーストーン」という項目で補正可能だ。垂直方向は自動で補正され,水平方向に関しては,手動で±30度まで補正できる。なお,ズームとフォーカスは,筐体右側面のリングを動かして,手動で調整する必要がある。オートフォーカス機能が欲しいところではある。

右側面にあるズームとフォーカスの調整用リング
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 X3000iは,光源に4色LEDを採用しており,ランプを用いる従来のプロジェクタと比べて,光源寿命が長いのも今どきのプロジェクタらしいポイントだ。X3000iの光源寿命は「ノーマルモード」で公称約2万時間,光量を下げて消費電力を抑える「エコモード」では約3万時間,コンテンツに応じて光量を最適化する省エネ機能「スマートエコモード」でも約2万時間とかなり長めである。光源寿命をあまり気にせず利用できる点は,X3000iの魅力のひとつと言えよう。
 また,起動してから映像を投影するまでの時間が早いのも,使い勝手がいいポイントだ。

 さらに,光源にLEDを用いることにより,330Wという低めの消費電力を実現しているのもX3000iの見どころである。排熱用にファンを内蔵はしているが,発熱量が少ないおかげか,動作音は標準モードで公称32dBA,エコモードで28dBAと静かだ。目の前のテーブルに設置しても,動作音でゲームサウンドが聞きにくいことはないだろう。

 そのサウンド出力機能としては,背面に5W×2の「treVolo チャンバースピーカー」を搭載している。X3000iのスピーカーは,「True Sound」と呼ばれる独自機能を有しており,高音域の特性が従来のスピーカーよりも改善されているという。プロジェクタ内蔵のスピーカーながらも,高音質を誇る点はX3000iの魅力と言えよう。
 さらに,音響技術の専門企業であるBongiovi Acousticsが開発した音質向上技術である「Bongiovi DPS」を採用することで,バーチャル3Dサラウンドサウンド再生を実現している点も評価できよう。

背面のメッシュ越しに,2基のスピーカーが確認できる
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 X3000iのOSDメニューは,付属のリモコンで操作できる,使い勝手はかなり高い。リモコンには,Amazon Prime Videoの専用ボタンも用意されており,ボタンひとつで視聴可能だ。また,音量の調整や,後段で説明するゲームモードの変更も,リモコンで容易に操作できる。

付属のリモコン。X3000iのOSDメニュー操作のほか,Amazon Prime Videoを始めとしたコンテンツの操作もリモコンで行える
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右側面にあるOSDメニュー操作用ボタン(左)。リモコンの使い勝手が高いため,本体のボタンを使用することは少ない。上下逆転投写用の調整用フット(右)。背面に取り付けることで,X3000iを上下逆さまに設置することが可能だ
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ゲーム特化の画質調整モードも搭載


 X3000iの画質にも注目してみよう。
 まず,X3000iは,デジタルシネマ向け色空間規格である「DCI-P3」のカバー率は100%を誇り,映画などを表示させたときの色再現性は申し分ない。さらに,ソース映像の輝度レベルを解析してコントラストを最適化する「Dynamic Black」という機能により,コントラスト比は50万:1を実現しているとのことで,明暗のコントラストに優れた映像を実現している。

 プロジェクタの輝度は,1000〜2000ANSIルーメン程度が多いなか,X3000iは,最大3000ANSIルーメンを誇る。輝度が高いと,室内が明るくても映像をクッキリと表示できるため,キーボードなどの手元を確認したいゲーム向け用途では,部屋を真っ暗にする必要がないX3000iの使い勝手は良好だろう。もちろん,ゲーム以外,たとえばビデオ鑑賞のような用途でも,十分活躍できることは言うまでもないだろう。
 また,HDR10準拠のHDR映像表示機能も備える点も付記しておきたい。

 X3000iは,豊富なカラーマネージメント機能を有している点も見逃せない。X3000iでは,RGBとCMY(水色,紫色,黄色)のそれぞれについて色相や彩度,ゲインを0〜400までの間を1刻みで調整可能だ。オートカラーキャリブレーション機能も搭載しているため,長期間の使用でも美しい色合いや色彩が保持されるのも非常に便利である。

 画質設定である「ピクチャーモード」には,「明るい」「リビング」「ゲーム」「スポーツ」「シネマ」などのプリセットを用意している。ユーザーの環境や用途,表示する映像に合わせて色調や輝度を変えたプリセットを利用できる。ゲーマー向けディスプレイの画質調整と同じようなものと理解していい。また,接続したPCやゲーム機でHDR映像を出力すると,X3000iのピクチャーモードは,「HDRゲーム」というプリセットに自動で変更された。この状態では,ピクチャーモードを「HDR 10」というプリセットにも変更できる。
 ピクチャーモードでゲームやHDRゲームを選択した場合,追加の「ゲーム設定」で,「FPS」「RPG」「SPG」(スポーツ)というゲームのジャンルに合わせたプリセットを選択できる点もポイントだ。FPSモードでは,暗いシーンのディテールを強調したり,足音や銃声といった周囲の音も強調したりするようになる。一方,RPGモードでは,没入感を高めるようなサウンド表現となり,SPGモードでは,芝生の緑色などを強調したり,歓声などの再現を向上したりするとのこと。映像だけでなくサウンド周りも変更される点は,X3000iのユニークなところだ。


大画面での迫力は特筆もの。遅延もなく快適なプレイを実現


GALLERIA ZA9C-R39
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 それでは,X3000iでいくつかのゲームをプレイして,その実力を確かめてみよう。
 今回,用意したゲームは,まず,PCゲームがレースゲームの「Forza Horizon 5」と,フライトシミュレータの「Microsoft Flight Simulator」(以下,MSFS),それにMMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」(以下,FFXIV)の3タイトルだ。
 これらのゲームを,サードウェーブ製のゲーマー向けハイエンドデスクトップPC「GALLERIA ZA9C-R39」を用いて,解像度3840×2160ドット,リフレッシュレート60Hzでプレイした。

 それに続いて,PS5でも2タイトルをプレイした。1つは,人気のバトルロイヤルTPS「Fortnite」で,解像度1920×1080ドットのリフレッシュレート120Hzに設定した。最後の1タイトルは,猫を操作する話題作「Stray」を,1920×1080ドットのリフレッシュレート60Hzでプレイしてみる。

 今回は,X3000iをリビングのコーヒーテーブル上に置き,白い壁をスクリーンとして投影している。ちなみに準備段階では,プロジェクタ向けのスクリーンを設置していた。しかし,X3000iは非常に輝度が高いので,スクリーンを使わずに白い壁面に投影しても,十分に美しい映像を表現できたので使わなかったのだ。自宅にスクリーンを設置する余裕がない人でも,白系の壁があればX3000iなら十分にゲームをプレイできるだろう。

今回は白い壁をスクリーン代わりに投影した。X3000iと壁面までの距離は約2mなので,映像のサイズはおよそ80インチというところ
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 まずは,Forza Horizon 5をテストしてみよう。本作はメキシコを舞台にしており,丘陵や砂漠,それに街並みなどの風景が非常に美しい映像で描画されるのが特徴だ。X3000iでForza Horizon 5でプレイしてみると,とくに緑地の鮮やかさが印象的で,美麗な映像が大画面で映し出された。
 X3000iの大画面とレースシムは非常に親和性が高く,大迫力でプレイするレースは,かなり臨場感がある。もちろん,遅延を感じることは一切なく,ゲームをかなり楽しめること請け合いだ。

Forza Horizon 5をプレイしている様子を撮影したもの。道路周辺の植物の色が鮮やかだ。クリックすると4K解像度の写真を表示するので,映像の鮮明さを確認してほしい
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街や車体の描写も非常に鮮明で美しい
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 Forza Horizon 5と同様に,MSFSもX3000iでかなり迫力あるプレイが可能だ。大画面に映し出される青空や地上は鮮明で,非常に美しい。もちろん,Forza Horizon 5と同様に体感できる遅延などはまったくなく,そのプレイ内容はかなり快適だ。MSFSを複数枚のディスプレイで楽しんでいる人も多いと思うが,X3000iであれば1台で大画面でのプレイを実現しており,かなり魅力的な存在ではないだろうか。

X3000iでMSFSをプレイしている様子。80インチ相当のサイズで表示される映像は,かなり迫力がある
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東京タワー周辺をフライトしてみた。画面が広いだけあって,地上のオブジェクトもかなり見やすい
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外部カメラで機体を眺めてみたところ。4K解像度かつ高画質な設定なので,機体の細かいディテールまで見てとれよう
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 FFXIVも,X3000iでのプレイは快適だ。80インチで投影されるエオルゼアの世界は非常に美しく,没入感はかなり高い。

FFXIVをプレイしている様子。周辺が少し明るくても,映像の輝度が高いため,映像はしっかり視認できる
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X3000iは,輝度とコントラストに優れるので,明暗の差が大きい夜のクガネ(上)や紫水宮(下)を美しく表現できる
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 ついでというわけではないが,試しにゲーム側の解像度を,アスペクト比21:9のウルトラワイドディスプレイでよくある3440×1440ドットに設定してみたところ,フルスクリーン表示ではうまく動作しなかったものの,ウインドウ表示では問題なくプレイすることができた。FFXIVでは,映像のアスペクト比を21:9にすると,視野角が広がって高難度コンテンツにおけるギミック処理がしやすいというメリットがある。とはいえ,3840×2160ドット,アスペクト比16:9のディスプレイで3440×1440ドットを表示すると,上下に黒枠ができてしまうので,それを嫌う人は多い。X3000iでも上下に黒枠はできるのだが,背景の暗がりとの境界が明確でないおかげで,3440×1440ドットでも自然に表示できるのだ。FFXIVプレイヤーにお勧めしたい。


3440×1440ドットで真リヴァイアサン討滅戦をプレイしてみたところ。上下の黒枠もまったく気にならなくなり,左右のギミックもかなり見やすい
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 PCでは4K解像度でのプレイを試してみたが,PS5ではどうだろう。
 X3000iとPS5の組み合わせでは,Fortniteで「120fpsモード」を選択できるので,高フレームレートでのプレイが可能だ。解像度は1920×1080ドットになってしまうものの,感じられるレベルの遅延もないので,プレイはものすごく快適だ。プロジェクタだと表示遅延を心配する人がいるかもしれないが,X3000iでの操作感は,コアゲーマーでも満足のいくレベルである。広い画面でプレイするFortniteの迫力は,申し分なしだ。

X3000iでFortniteをプレイしている様子。静止画では伝わらないが,高フレームレートでプレイでき,操作感は良好だ
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輝度が高いためか,原色系の色が鮮明に見える。Fortniteの絵作りとX3000iの表現力は,親和性がかなり高そうだ。右上に見えるフレームレートは,120fpsに達している
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 最後にプレイしたのはStrayだ。本作はサイバーパンク風の街並みを探索する内容であるため,暗がりを移動する場面が多い。そんなときにX3000iでは,先述したDynamic Blackに加えて,「HDR-PRO」と称するコントラスト強調技術により,光の加減に合わせた描画の最適化が自動で行われるので,ディテール調整機能と合わせて暗がりの視認性は良好だ。80インチに表示される猫の姿やしぐさは,ディスプレイよりもかわいさも数倍増しだ。
 また,ほかのゲーム同様に遅延を感じることは一切なく,ゲームは快適そのものだった。

X3000iでStrayをプレイしている様子。全体的に暗がりでの移動が多いゲームだが,視認性は良好だ
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バケツのロープウェイで移動する猫。大画面ならではの臨場感がかわいらしさを加速する
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31万円強の価格はハードルだが,ゲーマー向けプロジェクタとしては最有力な選択肢だ


 X3000iのネックを挙げるなら,税込直販価格が31万800円と,相応に高価なことだ。また,大画面の映像を楽しむには,それなりの広さがある部屋と,スクリーンもしくは白い壁が必要になることもハードルではある。もっとも,70インチを超える最新4K液晶テレビは40万円以上,有機ELテレビになると60万円以上もすることを考えれば,X3000iがとりわけ高価というわけではないし,むしろ安いほうかもしれない。

 一方で,X3000iほどゲーマー向けに特化した機能を持ち,高リフレッシュレートで低遅延な表示といった特徴を備えるプロジェクタはほかになく,唯一無二な製品という点に惹かれる人は少なくないだろう。類を見ない製品だけに,ゲーム用途主体で大画面テレビやディスプレイを探しているゲーマーであれば,X3000iは価値のある製品と言えそうだ。

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Amazon.co.jpでX3000iを購入する(Amazonアソシエイト)

BenQのX3000i製品情報ページ


RTX 3090&Core i9-12900K搭載でMSFS 2020も快適な
ハイエンドゲームPC GALLERIA ZA9C-R39

 本稿でのPCゲームテストで使用したのは,サードウェーブが展開するゲームPCブランド「GALLERIA」の中でも,最上位クラスのスペックを備える「ZA9C-R39」だ。

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 グラフィックスカードには,NVIDIA製のハイエンドGPUである「GeForce RTX 3090」を搭載。CPUには,第12世代Coreプロセッサの16コア24スレッドモデル「Core i9-12900K」を採用している。本稿で扱ったMSFSは,非常にグラフィックス負荷の高いゲームであるが,ZA9C-R39なら,4K解像度で高画質に設定しても,60fpsに迫るフレームレートでプレイ可能だった。
 メインメモリはBTO標準構成でDDR4メモリを16GB分,内蔵ストレージには,容量1TBのPCI Express接続型M.2 SSDを搭載。さらに大容量なメインメモリやストレージを選択することも可能だ。

 税込のBTO標準構成価格は48万9980円と,こちらも高価な製品ではある。4K解像度でもほとんどのゲームを高画質設定のまま快適にプレイできる性能を有しているので,最高性能のゲームPCを求める人にお勧めできる製品と言えよう。

ドスパラのGALLERIA ZA9C-R39製品情報ページ


Microsoft Flight Simulator
Forza Horizon 5
(C)/TM/(R) 2022 Microsoft.
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Fortnite (C)2018, Epic Games, Inc. Epic Games, Fortnite, Unreal, Unreal Engine 4, UE4, and their respective logos are trademarks or registered trademarks of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere. All rights reserved. The rating icon is a registered trademark of the Entertainment Software Association. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
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