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ゲーマー向けデスクトップPCにも小型化の波が来るか。Ryzen 9 6900HX搭載モデルなどMINISFORUM製PCが集結
本説明会では,「Zen 3」ベースのノートPC向けCPU「Ryzen 9 5900HX」と,RDNA 2世代のノートPC向けGPU「Radeon RX 6600M」を搭載した「HX90G」や,IntelのNUCをベースとした薄型PC「NUCXi7」といった発表済みの製品が披露された。
MINISFORUMは,もともと家庭や企業向けの小型PCの開発を行っていた企業だ。ところが,2021年に発表した「HX90」がゲーマーにヒットしたことから,ゲーマー向けPCの開発にも取り組むようになったという。2022年9月に行われたTGS 2022でブースを構えていたのも記憶に新しい。
[TGS2022]高性能なゲーマー向け小型据え置きPC「HX99G」がTGSで初公開。大きなデスクトップPCは避けたい人なら要チェックだ
東京ゲームショウ2022のAYANEO/MINISFORUMブースにて,高性能かつ小型のゲーマー向けPC「HX99G」や「NUCXi7」など3製品が先行展示されていた。いずれも2022年秋発売を予定しており,大型のデスクトップPCは置けない人にとって,要チェックといえそうだ。
リンクスは現在,単体GPUを搭載したゲーマー向け小型PCとして,HX90GとNUCXi7の予約を受け付けている。また,2022年12月に,HX90Gの上位モデルとなる「HX99G」が登場する見込みだ。
HX99Gは,筐体こそHX90Gと代わらないが,CPUを「Zen 3+」ベースの「Ryzen 9 6900HX」に変更することで,さらなる高性能化を実現するという。税込の販売代理店想定売価は18万2980円となっている。
さらにTGS 2022で,「AHBAA」(仮称)として展示していた製品を,「NAG6」として2023年2月以降に発売する予定だ。TGS 2022では,CPUにIntelのノートPC向け第12世代Coreプロセッサである「Core i9-12900H」を,GPUには「GeForce RTX 3050」を搭載するとの説明だったが,GPUを「Radeon RX 6600M」に変更するとのこと。税込の販売代理店想定売価は15万8900円だ。
なお,NAG6と同時期に,HX90の後継製品となる「UM690」の発売も予定している。HX90よりもさらに小型の筐体にRyzen 9 6900HXを搭載するという。単体GPUは搭載しないものの,より小さなPCが欲しいという人からの注目を集めそうだ。
税込の販売代理店想定売価は12万3800円となる。
リンクスの小型PC特設ページ
MINISFORUM 日本語公式Webサイト
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