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[gamescom]ヨーロッパ最大のゲームイベントgamescom 2019がいよいよ開幕。今年は配信イベントも豊富だ
今年で11回めを迎えるgamescom。世界で7番目に大きいと言われるケルンメッセのほぼすべてを利用しているが,昨年よりも5%ほどフロア面積を広げた21万平方メートルにも及ぶ場所に,世界50か国から1000を超えるゲーム関連企業が出展する予定だ。
来場者は,昨年同様に37万人を越えると見られており,ケルンにはこの週,ドイツや周辺地域からゲーマー達が集まり,街をあげてのお祭り騒ぎになることが予想される。
E3 2019においては,Sony Interactive EntertainmentやElectronic Artsといった大手メーカーの出展がなかったが,gamescom 2019は年末にリリースされるゲームのパブリックビューイングに比重が置かれているイベントであるため,この両社に加えてActivision Blizzardなども参加する。
さらには「サイバーパンク2077」のCD Projekt REDや,「ボーダーランズ3」のTake-Two Interactiveがショーフロアにブースを展開するほか,ヨーロッパを拠点にするUbisoft EntertainmentやDeep Silver,さらにはTHQ NordicやWargaming,Paradox Interactiveなども,例年どおりにムービーやプレイアブルデモを展示し,日本からも任天堂,KONAMI,カプコンやスクウェア・エニックスが参加する予定だ。
今年はプレイベントもいくつか催されることが明らかになっており,日本時間20日の1:00にはMicrosoftによる「Inside Xbox Conference」が,2:00からはGoogleの「Stadia Connect」がストリーミング放送されるほか,gamescomの公式オープニングイベントという初の試みになる「gamescom Opening Night Live」 が3:00からと,立て続けに開催されていく。
当然ながらいくつかの最新情報や新作についての話題もアナウンスされることになると思われ,このあたりも目が離せそうにない。
政府の文化支援プログラムが充実している印象のヨーロッパ各国からは,日本やアメリカのイベントではあまりお目にかかれないインディーズゲームが豊富に展示されるのも特色の1つであり,ショーフロアを歩いているだけで,無性に気になる作品がいくつも見つかる。
4Gamerも例年どおりに取材班を送り込み,そうしたまだ日本であまり知られていない作品や,今年の年末から2020年にかけてリリースされる予定の各社話題作まで,新しい情報を発信していく予定なので,楽しみにしておいてほしい。
gamescom 2019 公式サイト
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