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香川県,「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)」に対するパブリックコメントの募集を開始
意見を提出できるのは,香川県に在住する人と,条文の第11条に該当する事業者で,具体的には「インターネットを利用して情報を閲覧(視聴を含む。)に供する事業又はコンピュータゲームのソフトウエアの開発、製造、提供等の事業を行う者…」となっている。
1月10日に掲載した記事でもお伝えしたように,本条例は,「子ども達がネットゲームの長時間の利用により,心身や家族的・社会的な問題を引き起こすネットゲーム依存に陥らないため」に香川県議会が制定を目指すもの。18歳以下の子供がゲームを遊ぶ時間を,1日に60分まで(学校の休業日などでは90分まで)とし,また,スマートフォンの使用は,義務教育修了前の子供は21:00まで,それ以外の子供は22:00までとするなど,かなり具体的な内容になっており,ネット上ではさまざまな議論を呼んでいる。
パブリックコメントの募集期間は1月23日から2月6日までで,持参,FAX,または電子メールで意見を送ることが可能。寄せられた意見の概要と,これに対する県議会の考え方は,香川県議会事務局のサイトなどで2月下旬に公開される予定だ。詳しくは,香川県議会の公式サイトを参照してほしい。
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します
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