「Breakers Collection」の発売日や，ビスコタイトルをまとめた「VISCO Collection」など，QUByte Interactiveが独自イベントで新情報を多数発表

　ブラジルのサンパウロに本拠を置くゲームメーカー，QUByte Interactiveは日本時間2022年10月28日，ライブイベント「QUByte Connect 2022」の配信を行い，新作タイトルの情報を数多く発表した。

「QUByte Interactive」公式サイト

　注目は「Breakers Collection」で，この作品は，ビスコが1996年にNEOGEOとアーケードに向けてリリースした対戦格闘ゲーム「ブレイカーズ」と，1998年の「ブレイカーズ・リベンジ」の移植作品だ。Steamのストアページがオープンしたのは2021年10月のことだったが（関連記事），イベントでは，2023年1月12日の発売が明らかになった。対応機種はPCおよびPS5，Xbox Series X，PS4，Xbox One，Switchで，2022年11月4日からSteamでオープンβテストを実施する予定とのこと。



　気になるのは「Top Racer Collection」で，こちらは，ケムコブランドの「トップレーサー」と「トップレーサー2」「プラネットチャンプTG3000」をまとめたコレクションとのこと。対応プラットフォームはPS5，Xbox Series X，PS4，Xbox One，Switchで，2023年内の発売が予定されている。


　「VISCO Collection」は，タイトルどおり，ビスコの「アンドロデュノス」と「バン・ビード」「キャプテン・トマディ」「フリップショット」「武蔵厳流記」「GOAL!GOAL!GOAL!」，そして「NEO ドリフトアウト」をセットにしたもので，対応プラットフォームはPS5，Xbox Series X，PS4，Xbox One，Switchとのこと。発売日は発表されていない。


　QUByte Interactiveが展開するレトロゲームコレクション，QUByte Classicsの新たなラインナップとしては，「Beat ‘Em Up Archives: Iron Commando and Legend」や「Glover」「Brave Battle Saga: The Legend of The Magic Warrior」などが挙げられており，また，探索型2Dアクション「Piko Piko」の続編「Piko Piko 2」と，宮本武蔵がクトゥルフ神話のクリーチャー達と激しく戦う名状しがたいゲーム「Musashi vs Cthulhu」の映像も公開されている。PCとコンシューマ機向けにリリースされること以外，詳細については今のところ発表されていないようだ。


　そして，QUByte Interactiveが「スーパーメトロイド」や「悪魔城ドラキュラ」などにインスパイアされて開発したという2.5Dの横スクロールアクション「Project Colonies: MARS 2120」のアーリーアクセス版リリースも告知された。Steamでの価格は1520円だが，現在，発売を記念した20％オフのセールが実施されている。