お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」を追った単行本「ルポ ゲーム条例」,4月17日に河出書房新社より発売
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2023/03/11 19:12

ニュース

「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」を追った単行本「ルポ ゲーム条例」,4月17日に河出書房新社より発売

 KSB瀬戸内海放送記者,山下洋平氏の単行本「ルポ ゲーム条例」が2023年4月17日,河出書房新社から発売される。サブタイトルは「なぜゲームが狙われるのか」で,価格は1892円(税込)。
 「ルポ ゲーム条例」は,香川県が2020年4月1日に施行した「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」,いわゆる「ゲーム条例」を追ったノンフィクションだ。ゲーム条例は,子供がインターネットやゲームの依存症になることを防ぐことを目的に,自治体や学校,保護者の「責務」を定めたもので,18歳未満のゲームの使用時間を「1日60分(休日90分)まで」とするなどの具体的な目安が盛り込まれている。

 香川県のゲーム条例に対しては,「憲法13条が定める子ども及びその保護者の自己決定権を侵害し,精神的苦痛を受けた」とする訴訟が起こされたが,高松地裁は2022年8月,「ゲーム条例は合憲」という判断を下している(関連記事)。

 KSB瀬戸内海放送は早くからこの「ゲーム条例」について独自の取材を重ね,2020年6月には検証番組を放映。YouTubeでもプレミア公開された。番組では,ゲーム条例導入の背景や狙い,科学的根拠の有無,さらに「パブリックコメント」の賛成意見“水増し”疑惑などを報じた(関連記事)。

 書籍「ルポ ゲーム条例」でも同様に,不透明な制定過程や科学的根拠に疑問を提起するといった内容になるようで,著者の山下氏は自身のTwitterで,合憲判断でもう終わった話のような空気が漂っているが,書籍という形で経緯を改めて世に問いたいと述べている。

河出書房新社「ルポ ゲーム条例」紹介ページ

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月26日〜04月27日