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「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」で,FPS「DOOM」を動作させるユーザーが出現。サウンドはないが,Alarmoのダイヤルで主人公を操作
これはGary氏が自身のXアカウント(リンク)とYouTubeで動画を公開したものだ。Alarmoの電源を入れると「DOOM」が起動。上部の「ダイヤル/決定ボタン」で視点操作と前進,「もどるボタン」「お知らせボタン」でインタラクションと攻撃を行っており,動画では問題なくステージをクリアしている。なお,Gary氏によれば音はサポートしていないとのこと。
任天堂の新作は目覚まし時計。ゲームの世界観で目を覚ませる「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」の発売を開始
任天堂は昨日,「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo(アラーモ)」を発表&発売した。「スーパーマリオ オデッセイ」「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「スプラトゥーン3」「ピクミン4」「リングフィット アドベンチャー」といった,人気ゲームの世界観に浸りつつ目を覚ませるというユニークな商品だ。
目覚まし時計とはいうが,Wi-Fiで新しい音色やアップデートをダウンロードできるなど,事実上コンピュータとしての機能を持っている。
こうなると盛り上がるのが海外ユーザーだ。あらゆる環境で「DOOM」を動かすべく工夫を凝らすアクティブさがあり,これまでにもデジタルカメラや芝刈り機,POS端末,妊娠検査キット,スマートプランターにホビーロボットなど,公式/非公式を問わず,さまざまな成果があがっている。
YouTubeより(リンク),POS端末で動く「DOOM」。操作は外部に接続したジョイスティックで行う |
「DOOM」ネタの定番,Xアカウント(リンク)より,妊娠検査キットで動く「DOOM」 |
YouTubeより(リンク),スマートプランターのディスプレイでも「DOOM」が動く |
中にはポーカーローグライト「Balatro」(関連記事)や「マインクラフト」「フォートナイト」「Rimworld」などのゲーム内で「DOOM」を動作させているものもあって面白い。
こうした取り組みの中でも,任天堂が発売した目覚まし時計というのはかなりユニークな成果といえるだろう。発売からわずか1か月という期間の短さも驚きのポイントだし,マウスどころか十字キーすらない中,目覚まし時計のダイヤルとボタンを使っているのも面白いところだ。今後はどんな機器で「DOOM」が動くのか,海外ユーザーの想像力と技術に注目したい。
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