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小さなボディに10種類のダイスを内蔵。TRPGやボードゲームに便利な電子ダイスがクラウドファンディング中
実際に転がせるうえに,さまざまな種類のダイスを同時に振れるので,テーブルの上をクリーンにしつつ,多様なゲームに対応できる。
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「Revolution Dice」は残像(POV)ディスプレイとマイコンを備え,ダイスのように振って乱数を生み出すボードゲーム用の電子ダイスだ。
ボードゲームでは各種のダイスが使われ,複数個を同時に振ることも多い。いろいろなダイスを転がしているうちに,テーブルから落としたり,どこかに紛れてなくなってしまうこともあるはずだ。
スマートフォンのダイスアプリを使えば紛失はなくなるが,手触りは望めない。
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しかし,このRevolution Diceなら,最大10種類のダイスを,最大10個まで同時に振る機能が備わっており,4面,6面,12面,20面といったダイスが1つにまとまる。しかも,アプリと異なり実体があるため,手の中のダイスに念を込めて転がすといった感覚も損なわれない。さらに,結果はデジタル的にパッと出るわけではなく,残像を伴って表示されるというアナログ的な面白みもある。
Revolution Diceを制作したAndrew Maurer氏によれば,スマートフォンやアプリを使わないことで,プレイに集中できる効果もあるとのこと。
アナログとデジタルのいいとこ取りというわけだ。シェル(外装)や表示を変えられるのもRevolution Diceならではの良さだろう。シェルについては10種類が用意され,専用ツールを使って自分で表示を作成できるという。
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コンピュータで,暗号などに使われる数学的に「本物の乱数列」を作るのは実は大変で,計算能力の低いマイコンを搭載したRevolution Diceが実際のダイスの代わりになるのか,という疑問は出てくるだろう。
Maurer氏によれば「ミリ秒単位のタイマーから(乱数テーブルの)ページ番号を取得し,加速度計とジャイロのデータを使って調整する」とのこと。「出目を予測するにはダイスを振った瞬間の時間と6つの慣性センサの値を知る必要があり,テーブルゲームに使うには十分なランダム性で,出目を予想したりダイスに影響を与えるのは不可能」とのこと。
クラウドファンディングキャンペーンは,原稿執筆時点で目標額3万ドル(約466万円)のうち,2万5761ドル(約400万円)を集めている。プレッジは,115ドル(約1万8000円)でRevolution Diceのコア1つとシェル1つが手に入るという。
コアは,内側ディスプレイがオレンジ/ホワイト,外側ディスプレイがブルー/レッドの「Fuel Cell」と,内側ディスプレイがホワイト,外側ディスプレイがマゼンタの「Power Crystal」から選択可能だ。
シェルはメカニカルな「Unit-01」やファンタジー風の「Seer's Sphere」など10種類が用意されているので,ゲームの雰囲気に合わせて取り換えるのも面白そうだ。
世界各国への発送に対応しており,2026年7月の発送開始が予定されている。
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ボードゲーム歴が長くなると,ダイスにも凝りたくなってくる。そのため,さまざまなダイスが販売されているし,Kickstarterにもダイス関連のキャンペーンがよく出てくるが,実際に振って使える電子ダイスというのはなかなかユニークだろう。
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