2023年のハイエンドスマホはレイトレーシング対応に? Armの新型CPUとGPUはこうなる
Armが先ごろ発表した新型CPU IP「Cortex-X3」とGPU IP「Immortalis-G715」は,2023年のスマートフォンに搭載するSoCの基盤となるものだ。詳細はまだ明らかになっていないものの,現状で判明していることについて解説しよう。
Intelが予定する2025年のプロセスロードマップをひもとく。2024年の「Intel 20A」で2つの新技術を投入して追撃
米国時間7月26日,Intelは,「Intel Accelerated」と称したオンラインイベントを開催して,2025年までに予定している製造プロセスロードマップを発表した。本稿では,今後のIntel製CPUやGPUに使われる次世代のプロセス技術や,3次元実装技術についてまとめて解説しよう。
USB 3.2とUSB4は従来のUSB規格から何が変わるのか? 混乱しがちなUSBの最新事情を説明しよう
2019年2月末から3月上旬にかけて,新世代のUSB規格である「USB 3.2」の新しいネーミングルールが発表となったり,次世代のUSB規格となる「USB4」の発表があったりと,USBをめぐる話題がいくつも報じられた。これから登場する最新のUSB事情について,なるべく分かりやすく紹介してみよう。
将来のゲーマー向け周辺機器で使われる? x86ともCortexとも違う独自CPU向け命令セット「RISC-V」とはなにか
「RISC-V」という名前を聞いたことはあるだろうか。RISC-Vは,Intelのx86ともArmのCortexとも違う独自CPU向けの命令セットで,組み込み用途向けに普及し始めているものだ。今はまだ,ゲーマーに関係のあるものではないが,将来的には,ゲーマー向け周辺機器に使われることがあるかもしれないということで,その概要を簡単に説明しておこう。
[COMPUTEX]2019年のSoCに使われるArmの新CPU「Cortex-A76」と新GPU「Mali-G76」は,一体何が変わったのか
既報のとおり,COMPUTEX TAIPEI 2018に合わせて,Armは,
Arm,ミドルクラスおよびエントリー市場向けの新GPU IPコア「Mali-G52」「Mali-G31」を発表
中国時間2018年3月6日,Armは,中国・北京で開催した報道関係者向けイベントで,ミドルクラス市場向けSoCをターゲットとする新型GPU IPコア「Mali-G52」と,エントリー市場向けSoCを狙う「Mali-G31」などを発表した。とくにMali-G52は,新しい第2世代「Bifrost」アーキテクチャを採用するという点がポイントだ。
Qualcomm,Snapdragon搭載Windows 10 PCの製品版や次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 845」を発表
ハワイ時間2017年12月5日,Qualcommは,ハワイで開催した独自イベントで,大きく2つの発表を行った。1つは,同社のハイエンドSoC「Snapdragon 835」を搭載するWindows 10デバイスの製品がASUSとHPから登場することで,もう1つは,次世代のハイエンドSoC「Snapdragon 845」である。発表の概要を簡単に説明しよう。
ARMの次世代CPU「Cortex-A75」「Cortex-A55」は,現行CPUといったい何が違うのか
COMPUTEX TAIPEI 2017にあわせて,ARMが発表した新型CPU IPコア「Cortex-A75」「Cortex-A55」。はたしてこれらは,いったいどのような特徴を備えており,現行世代のCPU IPコアと何が変わっているのだろうか。ARM関係者への取材を通じて新型CPUの詳細がある程度見えてきたので,本稿ではこれらの特徴について紹介しよう。
[COMPUTEX]「Snapdragon 835」上で動くWindows 10は,どのようにWindowsアプリを動かすのか?
COMPUTEX TAIPEI 2017でMicrosoftが発表した「Always Connected PC」構想。それを実現する鍵の1つが,QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 835」を搭載するWindows 10デバイスだ。本稿では,実際にWindows 10が稼動するSnapdragon 835搭載テスト機の動作デモをもとに,Windowsアプリが動く仕組みを説明しよう。
2018年のGPUで使われる新メモリ「GDDR6」の特徴とは? 高速化と省電力の両立が鍵に
去る2017年4月23日,SK Hynixは,新世代のグラフィックスメモリ「GDDR6 DRAM」を発表した。現在主流となっている「GDDR5」の後継として,2018年以降に登場するミドル〜エントリー市場向けGPUで使われるメモリの規格だ。仕様がまだ確定していない状況ではあるが,この新世代グラフィックスメモリがどんな特徴を有するのかを解説しよう。
数値演算から機械学習へと手を広げるIntelのプロセッサ「Xeon Phi」を,ゲーマーはどう位置づけるべきか
NVIDIAのTeslaに対抗する数値演算アクセラレータとして,Intelは「Xeon Phi」という製品を展開している。これが幻の単体GPU計画「Larrabee」に端を発するということで,Xeon Phiベースの何かがゲーム用途に出てくるという可能性を夢想する読者もいると思うが,果たしてそんなことは起こり得るのか。大原雄介氏による解説をお届けしたい。
2017年に登場するARMの新CPUコア「Cortex-A73」と新GPUコア「Mali-G71」は,どんな特徴を備えているのか
2016年5月末に,ARMは,新CPUコア「Cortex-A73」と新GPUコア「Mali-G71」を発表した。2017年から2018年にかけて登場するであろうハイエンドスマートフォンに使われる可能性が高いものだ。これら新CPUと新GPUは,何を狙い,どのような特徴があるのだろうか。ARMが公開した情報を元に解説しよう。
次世代GPU向けの新メモリ「GDDR5X」は,今までと何が違うのか? 改良点を仕様書から読み解いてみた
メモリ技術の標準化団体であるJEDECが,新しいメモリ規格「GD
[COMPUTEX]低価格帯にもLTEをもたらすSnapdragon 400が主役? 自社の強みを存分にアピールしたQualcomm基調講演レポート
去る6月5日,Qualcommは台北市にて基調講演を開催し,同社の戦略と最新SoCを披露した。講演の主役は,前日にWindows RT 8.1への対応が発表されたハイエンドSoC「Snapdragon 800」ではなく,LTEに対応した低価格なSoC「Snapdragon 400」であった。Qualcommの講演と,そこから見える同社の強みについてレポートしたい。
[COMPUTEX]ARM,新CPUコア「Cortex-A12」とGPUコア「Mali-T622」などを発表。200〜350ドル台の低価格スマートフォンを狙う
COMPUTEX TAIPEI 2013開催前日の6月3日,ARMは新しいCPUコア「Cortex-A12」と,GPUコア「Mali-T622」,ARM初のビデオ処理専用プロセッサコア「Mail-V500」と,これらの製造に用いる28nm世代のPOP IPを発表した。200〜350ドルの価格帯で販売されるスマートフォンを狙う新製品の,現時点で判明している情報について解説しよう
「ソフトにハードの物語」第4回「ゲームに影響するCPUの個性」Pentium 4編を掲載
PCに詳しくなくても,4GamerでPCゲームの情報を仕入れているような人なら,知らぬ者はないと思われるのが「Pentium 4」というCPUだ。2006年4月時点で最も市場シェアが高いCPU……なのだが,最近ではいろいろ無理が出てきてしまっている。それを踏まえつつ,今回は,ゲーマーから見たPentium 4という存在について考えてみよう。
「ソフトにハードの物語」第3回「CPUとは何か」完結編を掲載
PCでゲームをプレイするに当たり,知っておきたいPCの知識を解説していく「ソフトにハードの物語」第3回。今回は,第1回,第2回を踏まえ,さらにCPUの高速化を阻害する要因について考えながら,「ゲームで速いCPU」の条件について,結論を導いてみたい。
「ソフトにハードの物語」第2回「CPUとは何か」続編を掲載
ゲーマーに必要なPCの知識を解説していく不定期連載「ソフトにハードの物語」。今回は,CPUを取り巻く周辺環境が,いかにしてCPUの高速化,ひいてはPCの高速化に影響しているかについて考えながら,第1回に引き続いて,「ゲームで速いCPUとは何か」について掘り下げていきたい。
新連載「ソフトにハードの物語」第1回「速いCPUとは何か」を掲載
不定期掲載となる新連載「ソフトにハードの物語」。本連載では,ゲーマーが知っておきたい&知っておくとためになるハードウェアの知識を,かみ砕いてお届けしていく予定だ。記念すべき初回は「ゲーマーにとって高速なCPU」とはどんな存在なのか,順を追って明らかにしていきたいと思う。