スマイルブーム，ニンテンドー3DS向けの「プチコン3号 SmileBASIC」を2014年秋にニンテンドーeショップで配信開始

　スマイルブームは本日（2014年9月13日），ニンテンドー3DS向けの「プチコン3号 SmileBASIC」の配信を2014年秋にニンテンドーeショップで開始すると発表した。価格は1000円が予定されている。


　「プチコン3号 SmileBASIC」は，ニンテンドー3DSでBASIC言語のプログラムが組めるというソフトウェアで，「BASIC」という言葉を聞いて胸を熱くしたあなたはたぶん30代以上（もしかしたらもっと上）。BASICは，マイコンと呼ばれていた初期のパソコンでよく使われていたプログラム言語で，現在の高度化したソフト開発ではもうあまり使用されることはないものの，プログラムを入力して即座に実行できるという手軽さから，プログラムの学習や，一人でこつこつとソフトを作るのにはもってこいの言語だったのだ。
　このソフト，2013年9月26日に掲載した東京ゲームショウ2013のレポートでは「プチコン3号（仮称）」と呼ばれていたが，それがついに製品化されたというわけだ。


　詳しくは，以下のリリース文を参照してほしいが，スマイルブームはこの発表に合わせて，東京ゲームショウ2014への出展も明らかにしている。3DSの機能を使った立体視や，パワーアップしたグラフィックス機能，そして新しい命令入力支援機能といった特徴をその目で見るチャンスなので，興味のある人は東京ゲームショウ2014へ足を運んでみよう。

ニンテンドー3DSダウンロードソフト
『プチコン3号 SmileBASIC』新発売のご案内
2014年今秋　配信開始予定

　株式会社スマイルブーム（代表取締役　小林貴樹 本社：札幌市北区北9条西4丁目7番4号）は、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『プチコン3号 SmileBASIC』を、今秋配信予定にて、任天堂株式会社の運営する「ニンテンドーｅショップ」より発売することを発表いたします。
　『プチコン3号 SmileBASIC』は、ニンテンドー3DSシリーズで動作するプログラム言語「BASIC（ベーシック）」です。BASICはパソコンの初期から使われているプログラム言語です。近年のメジャーな高級言語よりも大きくハードルを下げて、起動して即プログラムを入力、そのまま実行と、煩雑な手続きに悩まされない、直接・手作りのプログラムが楽しめます。
　前作『プチコン』『プチコンmkII』はニンテンドーDSiでシリーズ展開してきましたが、今回新たにニンテンドー3DSにプラットフォームを移しています。「持ち歩けるプログラム環境」という従来の特色はそのままに、ハイエンドなハード能力を活かし機能・速度とも大きくパワーアップしました。
　立体視にも対応し、コマンド１つで手軽に「飛び出すプログラム」が書ける、世界でも類を見ない環境を実現しています。豊富なグラフィック/サウンド素材と、詳細なヘルプ機能、ツール/サンプルプログラムを用意。プログラム初心者をはじめ現場のプログラミングに優しい、作りやすい・覚えやすい環境を目指します。
　プログラムはネットを通じてバックアップ、一般公開が可能です。SNSやブログ等、世代や国境を越えたネットコミュニティの一層の活性化を期待しています。