「カウンター・アームズ」先行プレイレポート。陸海空の兵器が美少女に擬人化して大集結。デートや部屋の改造も楽しめる放置系アプリ

　Ujoy Gamesが2021年上半期に配信予定のスマートフォン向けアプリ「カウンター・アームズ」（iOS / Android）は，陸海空で使用される兵器が「戦姫」として擬人化された姿で登場するRPGだ。プレイヤーは空母や戦闘機，戦車などの兵器の名を冠する美少女たちとコミュニケーションを取りながら，世界を救う旅に出ることになる。

　本稿では，配信に先駆けて体験できた「カウンター・アームズ」のプレイレポートをお届けしていこう。

「カウンター・アームズ」公式サイト

「カウンター・アームズ」ダウンロードページ

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※本記事は開発版を使用して制作しています。正式版とは異なる場合があります。

改修で美少女たちの姿が変化！

やり込み要素も豊富な放置系

　本作のバトルは，最大6体のキャラクターを編成して戦うシンプルな形式が採用されている。前列が2人，後列が4人という陣形で，キャラの位置もバトルの流れを変える大きな要因となる。

序盤には3体のSSRキャラから1人を選んで入手できる

　攻略するステージを選択したら，戦闘はすべてフルオートで進行。一度戦闘がスタートすればプレイヤーは見ているだけでいいので，事前のキャラ配置が勝敗を決することになるだろう。

　本作は，オフラインのあいだ（アプリを立ち上げていないとき）もひたすらにステージを周回してくれる。再度ログインすると，経験値やドロップした装備などを大量に獲得できるので，忙しい人でもサクッと強くなれるのが魅力の一つだ。放置できる時間も最大12時間と長めの設定なので，スキマ時間にログインするだけで簡単に強くなれる。

バトルで使用する各キャラには，陣営（いわゆる属性）とタイプが存在し，有利な陣営は不利な陣営へのダメージが120％に増加する

　タイプは防御や攻撃，そして支援など五つに分かれており，キャラを配置すべきポジションにも影響を及ぼす。パーティ編成時は同じ陣営のキャラを複数編成したり，3陣営から2名ずつ出撃したりすると追加効果が発生。

　追加効果の数値が大きいため，高レアリティキャラを配置すればいいというわけではなく，効果的な組み合わせを模索することでより強力なパーティになる。追加効果の種類も複数あるので，対人戦ではとくに重要な要素になりそうだ。


　また，キャラによって保有するスキルも違うので，スキル効果の組み合わせも戦略性につながってくる。一度負けた敵でも，キャラの組み合わせを少し変えるだけで突破できることもあるので，効果的な編成を考えてみるのも楽しい。

　もちろん可愛いキャラクターがたくさん登場するので，お気に入りの子を輝かせる編成に集中するというプレイも面白そうだ。


　本作で注目したいのが，キャラクターの改修システムだ。各キャラは，同じキャラと同陣営のキャラを素材として使用することで，レアリティを一段階引き上げる改修が可能になる。

　改修はただ強化されるだけでなく，グラフィックスが変化するのもポイントだ。改修するたびに成長し，魅力的な姿に変わっていくので，お気に入りのキャラからドンドン改修していきたい。


　キャラを素材として消費すると聞くと，ハードルが高いように感じる人もいるだろうが，本作は放置系の中では比較的キャラの入手がしやすい印象だ。ガチャで排出される最高レアリティSSRの確率が7％なことに加え，ステージ攻略などで手に入るピースを一定数集めると，SSRキャラも確定で入手可能なのである。


　育成素材を集めるステージや，ほかのプレイヤーのデータと戦う「演習」など，放置以外のコンテンツも用意されているのだが，これらもすべて戦闘スキップで終えられるのもありがたい。

　基本的にプレイ時間が大幅に取られるということないもので，空いた時間に少しプレイするだけでオーケー。放置系ゲームとして理想的な作品に仕上がっている。


　そのほか，キャラとのコミュニケーション要素として，寮にキャラを配置したり，新たな家具を置いてリフォームしたりできる要素も用意されていた。家具も豊富にあるので，寮のデザインはかなり凝った作りにできそうだ。

　デートという機能もあり，こちらは複数のスポットから三つを選び，一定時間が経過するとキャラの好感度がアップするというもの。キャラによって好きな場所，嫌いな場所があるようで，デート終了後の反応も変わってくる。いち早く好感度を上げるためには，プロフィールなどをチェックしてベストなデートコースを探すことになるだろう。


　今回の先行プレイを通じ，放置系RPGとしてはかなり遊びやすいタイトルという印象を受けた「カウンター・アームズ」。ガチャからはキャラのピースなどが排出されることもないため，早い段階から編成のバリエーションを増やせるのもポイントだ。放置系RPGが好きな人は配信後にぜひプレイしてみてほしい。

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