視度調整が可能なヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS G3 Max」の先行販売が始まる

　2023年11月2日，中国のデバイスメーカーであるShenzhen NED Optics（以下，NED Optics）は，ヘッドマウントディスプレイ（以下，HMD）「GOOVIS G3 Max」を，応援購入サービス「Makuake」にて先行販売すると発表した。発送は12月末からを予定しており，一般販売時の価格は，税込17万7990円だ。なお，Makuakeでは数量限定で最大20％の割引価格で購入できるとのこと。

GOOVIS G3 Max

　GOOVIS G3 Maxは，PCやゲーム機，スマートフォンなどと接続して利用するHMDで，PCやスマートフォンとは，DisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-C，ゲーム機とはHDMI to USB Type-Cの変換アダプタを介して接続可能だ。
　ディスプレイパネルには，片眼あたり2560×1440ドット，最大リフレッシュレート120Hzの有機ELを採用する。NED Opticsは，パネルの応答速度が0.01ms未満としており，動きの速いゲームも表示できそうだ。
　また，GOOVIS G3 Maxのレンズは，瞳孔間距離（Interpupillary Distance，IPD）に加えて，2D〜ー7Dの範囲で視度調整に対応しており，メガネを装着しなくても利用できるという。

視度調整に対応する

　このほかにも，別売りの周辺機器として，YouTubeやNetflixといった動画配信サービスのコンテンツを再生可能なメディアプレーヤー「D4 Dongle media player」や，専用のディスプレイアームなども用意する。

D4 Dongle media player

MakuakeのGOOVIS G3 Max販売ページ

NED OpticsのGOOVIS G3 Max製品情報ページ（英語）