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マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」
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印刷2021/05/18 15:30

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マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」

画像集#003のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」

写真で匂わせる今後の「わしゃがなTV」シリーズ。このアイテムが久々に活躍するとか……?
画像集#001のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」
 Twitterにて大好評連載中の「GOHOマフィア!梶田くん」。つい先日,第44話が掲載されました。

 なんと43話からキャラクター設定を引き継いでの続編となった今回のエピソードですが,大穴を的中させたウマ好きダメオヤジ共の人生に大きな転機が訪れます。

 ぜひ前回のお話と併せてお楽しみください!




画像集#004のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」

 フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と,声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。直近の更新では,再びアニメ雑誌「月刊ニュータイプ」をピックアップしました。


 一部の十代美少女には突き刺さりまくっている,この懐古企画。今回は1991年と1992年の発売号をチョイスしたところ,現代の感覚だとビックリするような記事が出るわ出るわ……。ライター目線では文章に時代性が反映されているのが非常に興味深く,良い意味で細かいことを気にしていない。神経質なほどに言い回しを柔らかくすることもなく,書き手の意見をストレートに記事化できているのが羨ましくもありましたね。


 なにより古谷 徹さんの「セーラームーン」に関するコラムはハジケまくっていて最高でした。当時のアニメファンが喜びそうなネタをバンバンと盛り込んでおり,とてもサービス精神が旺盛な方だということが伝わってきます。

 まだまだニュータイプにはストックがあるので,今後もどんな記事に出会えるのか楽しみですね!


画像集#005のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第549回「ニュータイプを読み,その後ビッグフットを殺したGOHOマフィア」

 「ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男」という映画を観たんですよ。ビールと一緒に流し込めるような,笑えるバカ映画を探していて本作が目に止まったんですが,「またしょうもない邦題を付けたもんだな!」と思って調べてみると原題からして「The Man Who Killed Hitler and Then The Bigfoot」。マジっすか……。


 ちょうどPrime Videoの対象でしたし,酔っぱらいながら楽しむにはちょうどイイだろうと思って観始めたんですけれども,これがまぁ〜……酒の進まないこと! バカみたいなタイトルなのに,バカはバカでも“バカ真面目”な映画だったんですわ。

 いやね,こっちはナチスが作り出した生物兵器「ビッグフット」にチープなCGとアクションで立ち向かうような映画を期待していたわけです。日本での配給だってあのトランスフォーマーさんですし(※失礼)。それが蓋を開けてみたら「ひたすら重々しい雰囲気の中で,老いた退役軍人の哀愁にまみれた生き様を見せられる」という。

 良し悪しは別として,完全に期待を裏切られた形ですね。しかも,困ったことに酒はまったく進まなかったものの,映画としての完成度はなかなかどうして,悪くないんですよ。とても地味で盛り上がりには欠けますが,シーンごとの画作りは美しく,主演であるサム・エリオットの渋味がかった名演技に嘆息させられます。

 ぶっちゃけ,物語の大半を構築しているのは第二次大戦中のヒトラー暗殺に関わる過去話なので,申し訳程度のビッグフット要素はビッグフットでなくとも成立するんですよね。なぜこのシナリオに突然ビッグフットをねじ込んだのか,ひたすらに謎なんですが……ひとつの可能性として,ギャップから生まれるシリアスな笑いを狙ったにしても,サム・エリオットの芝居に緊迫感がありすぎて笑えない!

 映画が終盤に差し掛かったあたりでやっと登場するビッグフット,それまでのリアリティある画作りから急転直下,思った以上にビッグフット丸出しの姿でサム・エリオットにグラウンドパンチを浴びせたり,手刀でサム・エリオットの腕を叩き折ったり,ナイフで刺された拍子に大量のゲロをサム・エリオットにぶっかけたり。これらすべて,サム・エリオットの芝居が上手すぎるせいで脳が笑いの信号を拒むんですわ。

 最終的にはなんとなく「いい映画を観た」余韻めいたものが残るのですが,冷静に考えると上質なヒューマンドラマを,わざわざビッグフットで台無しにする変な映画なので,これはサム・エリオットの芝居が引き起こした錯覚なのかもしれません。間違いなく話のタネにはなるので,興味があれば観てみると良いですよ。

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(字幕版)

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