セガの小玉理恵子氏が逝去。「ファンタシースター」や「ソニック」などの多数のタイトルを手がけたクリエイター

　セガのクリエイター・小玉理恵子氏が亡くなっていたことが，「メガドライブミニ2」に関する一連のツイートで判明した。スタッフクレジットとして小玉氏への追悼メッセージ（“In memory of Rieko Kodama”）が海外ユーザーに発見され，同メッセージの意味について質問されたセガの奥成洋輔氏が「As you understand it. We respected her.」（ご理解の通りです。私達は彼女を尊敬していました）と回答した。
　IGN（※外部リンク）が報じたところによれば，小玉氏は2022年5月に亡くなったという。59歳だった。小玉氏の家族に配慮して，詳細については伏せられている。


　小玉氏はデザイナーとして1984年にセガに入社。キャラクターデザイナー，ディレクター，ゲームプロデューサーなどのさまざまな職種でキャリアを積んだ人物で，「ファンタシースター」やメガドライブ版の「獣王記」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」，「セブンスドラゴン」，Nintendo Switchに向けた「SEGA AGES」シリーズなど，多数のタイトルを手がけてきた。GDC 2019のGame Developers Choice Awardsで小玉氏は，ゲーム業界の発展に大きな影響を与えた人を讃える「Pioneer Award」に選ばれている（関連記事）。

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