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今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
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印刷2013/12/27 21:00

企画記事

今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



アークシステムワークス
アシスタントプロデューサー・ディレクター
井口屋タクミ

代表作:「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」

画像集#547のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「艦隊これくしょん -艦これ-」(ブラウザ)
一時期は休み時間と休日に延々とプレイしてました。ブラウザゲームらしいシンプルさと、世界観・カスタム性を両立したシステム、わかりやすくポイントを押さえたUI、可愛らしいキャラクターたち、ミリオタをニヤリとさせる細かいこだわり、無課金勢に優しい運営方針、と感心することしきりです。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

無難に「半沢直樹」「あまちゃん」。ドラマの当たり年でしたね。日常会話にドラマの話題が来ること自体が久々でした。本当は海外ドラマばかり見ていたんですけど、大体2013年公開じゃないんですよね……。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

BitCoinの考案者、中本哲史氏。稀代の天才か、世紀の詐欺師か。謎の正体もさることながら、BitCoinというシステムの行く末もどうなってしまうのか。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド、全国のゲームセンターで絶賛稼働中でございます。よろしくお願いします。来年も、がんばろうと思います。(小学生並みの抱負)

「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」(アーケード / PS3
(C)Index Corporation 1996,2011 Produced by ATLUS
(C) ARC SYSTEM WORKS
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アークシステムワークス
GUILTY GEAR Xrd リードバトルプランナ
関根一利a.k.a.パチ

代表作:「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」

Twitterアカウント:@HYPER_pachi
画像集#552のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「モンスターハンター4」(ニンテンドー3DS)
月並みですが最近はゲームはやたら難しいと誤解されやすく、正直モンハンぐらいの難易度だったら今のご時世だとすぐ投げそうな人も多そうとは思ったのですが、それを感じさせず多くの人が安心して遊べる作りだったり、ゲームを遊ぶ人をサポートして盛り上げる環境など、様々な面で参考になります。
あとモンハンとは関係ないし発売されたゲームでもないのですが、クッキークリッカーにハマリました。クリックするだけでも面白くできるのもゲームなんだよな〜ということを再確認させられましたね(笑)

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

シュガー・ラッシュ
魅力的なキャラクターに飽きさせない演出、ストーリーなどすべてが高水準でとても楽しませてもらいましたね。感情移入のあまりにちょっと泣いてしました。
ひとりひとりのキャラクターが強い気持ちをもって成長していく姿ってとても好きなんですよね。
ゲーム好きの人でまだ見てない人は必修科目といってもいいぐらいにオススメです。

あまちゃん
思いっきり流行りって感じですが、劇中に現実とリンクしている部分が強く映されていたのでとても見やすかったです。
あの時はああだったなと当時の記憶をたどりつつもアキちゃんの奮闘劇を見ているとこちらまで元気になりましたね
朝は基本的に寝ぼすけなんですがこの時期はこれを見るためにちゃんと起きるようになっていたので朝ドラには今後も助けてもらいたいです(笑)

Re:animation
屋外でやる無料のアニソンDJイベントです。
運営がしっかりしていてクラウドファンディングで運営資金を調達するなどをはじめイベントをやってみたい人にはこれ以上ないぐらいに参考になるのではないでしょうか。
運営、参加者が一体となって楽しんでいるのが伝わってくるうえ行政も巻き込んでイベント自体もドンドン大きくなっているので今後の動向に注目しています。
ライブ関連もそうですが最近のアニソン系のイベントは商業、個人系を問わず元気な印象です。

格闘ゲームのイベントでもこんなイベントあったら楽しそうだなあ……
誰か開いてくれないかなあ……という感じで密かに期待しています。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

クロエ・グレース・モレッツさん
キック・アスのヒットガール役でおなじみの女優さんですね。
とにかくキュートでいい演技をするので出演作はとりあえず見に行くぐらいに注目してます。
キック・アス2も楽しみです。

梅原大吾氏
格闘ゲーマーという同郷の士ということでやはり注目しています。
彼の強さは既に多くの人に知れ渡ったし、格闘ゲームのプロゲーマーとしてどういった道を切り開いていくのかという点で目が離せません。
別の話ですがGUILTY GEAR Xrdが稼働したらまた対戦できる日が来るといいなあと淡い期待を抱いてます。

門井信樹氏
ロード オブ ヴァーミリオンやガンスリンガー ストラトスなど運営手腕を見ているとアーケードゲームの活性化に広く務めているなと感心するばかりです。
アーケード市場を盛り上げる立場として今後も注目しています。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2013年はブレイブルー、ギルティギア、ペルソナ4Uの3タイトル同時の全国大会「あーくれぼ」の開催やブレイブルーの家庭用発売など、良いトピックをお届けできたかなと思います。
そして今はGUILTY GEAR Xrdの開発終盤真っ只中でこれを読者さんが読んでいる間も絶賛ヒーヒー言いながら作ってます(笑)
既に来年も新年早々地獄を見ていそうな予感ですがGUILTY GEAR Xrd稼働に向けて全身全霊を込めているので皆様ちょっとだけ期待してお待ちいただけると幸いです。
2014年も格闘ゲーム、アーケードゲーム業界の盛り上げに尽力し、良いニュースやイベントをお届けしたいと思います。
皆様アークシステムワークスの応援よろしくお願いします!

「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」(アーケード / PS4 / PS3
(C) ARC SYSTEM WORKS
画像集#553のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#554のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
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アークシステムワークス
プロデューサー
森 利道

代表作:ブレイブルーシリーズ

画像集#557のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
Twitterアカウント:@zatuyoP
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「メタルギア ライジング リベンジェンス」(PlayStation 3)
「斬る」と言う事に関してのこだわりがすごかった。
ゲーム的にも、自分が上手くなっていく過程が実感できて久しぶりに「気持ちいい」と感じるゲームでした。
後、もう一つ上げるなら「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」です。
僕個人ハマっていると言うこともありますが、正直あの状況からここまで「新生」させたことは「凄い」の一言につきます。
プロデュース方法もユーザーに近く、参考にさせて頂いています。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画「パシフィック・リム」です。
ここまで「日本らしい」お約束を踏まえたハリウッド映画は久しい、もしくはなかったのでは?
戦闘の表現も「巨大ロボアニメ」を非常に意識していて、特にジプシー・デンジャーにいちいちパイルダウンして乗り込む所なんか鳥肌ものでした。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

同業界になりますが、スクウェア・エニックスの「吉田直樹」さんです。
ユーザーに近いプロデュース方法など弊社が考えるゲーム作りに近いものを感じています。
他にも参考にさせて頂いているところが多く、現在最も影響を受けているゲームクリエイター様の一人です。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2013年はゲームのパッケージ、アニメ、イラスト作業、ブレイブルー以外のプロデュースナドナド・・・
非常に忙しい一年でした。絵の作業も、もうやめよとも思っているので、2014年は「次」に向けての充電がしたいなぁ〜と考えています。

「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」(アーケード / PS3
(C) ARC SYSTEM WORKS
画像集#558のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#559のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
画像集#560のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#561のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



アルケミスト
代表取締役
浦野重信

代表作:「モデル☆おしゃれオーディション ドリームガール」

画像集#001のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
Twitterアカウント:@uranoalc
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「データカードダス アイカツ!」(アーケード)
バンダイ女児玩具は、プリキュアやたまごっちがあるうちは新規タイトルは広げないといわれていた中、カード事業部から新規タイトルが新たに生まれ、それを機を見るに敏、素晴らしく広げることができたこと。さすがのビジネス展開だと思いました。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「安堂ロイド」(TVドラマ)
視聴率など、何かと物議を醸す話題のドラマですが、「サプリc」は絶対的にカワイイので正義です!

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

「志倉千代丸」アキバ系の未来を握っているのは、彼しかいません!! 彼がアキバ系エンターテインメントの未来をどう描くか期待しています。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

いつもアルケミストを応援していただき本当にありがとうございます。自身の作品としては、女児向け、男児向けのものが多く、4Gamer読者をまったく満足させてないと思うので、反省しきりです。
そんな中、来年は、魔法の世界のお話や大人の女性向けの作品を予定しています。これまた4Gamer読者に期待に答えられないと思うのですが、”全力で頑張ります!!”

安心てください4Gamer読者好みのアルケミスト作品もたくさんありますので、楽しみにしていてくださいね。

「モデル☆おしゃれオーディション ドリームガール」(3DS
(C)2013 Alchemist
画像集#002のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#003のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
画像集#004のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#005のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



イメージエポック
代表取締役
御影良衛

代表作:「闘神都市」

Twitterアカウント:@ryoei18
写真は2013年11月に掲載したインタビュー時のものです
画像集#336のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「ブレイブ フロンティア」(iOS / Android)
多くのタイトルがリリースされる中でオリジナルRPGで勝負をされお客様の満足度が高い作品に仕上げられていた事に対して感銘をうけました。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

発売/公開されたコンテンツではないですが、「カジノ法案」の提出に非常に興味を持ちました。
エンターテイメントという枠の中で、ある意味頂点と言えるかなと思います。
実現すれば「エンターテイメント業界」そのものの活性化につながるのではないかと感じています。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

日本ファルコム近藤社長
社長業を行いながら、プロデュースされた「軌跡」シリーズをマルチプラットフォームでリリースし、かつ、日本ゲーム大賞2013フューチャー部門やPlayStationAwardsユーザーズチョイス賞を受賞するなど、高評価であることについて、すばらしく、見習うべき点が色々あると思いました。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2014年1月30日にニンテンドー3DS『闘神都市』が発売されます。
その後にンテンドー3DS『ソニプロ』の発売に続き、イメージエポック10周年タイトルとして「オリジナルのSRPG」が登場する予定です。
イメージエポックはオリジナルRPG『ルミナスアーク』が開発デビュー作品でした。
会社誕生から10年という節目に、原点に立ち戻って良質なSRPGをみなさまにお届けするべく鋭意開発中です。
『闘神都市』『ソニプロ』『オリジナルSRPG』にご期待ください!

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「闘神都市」(3DS
(C)ALICESOFT (C)ALICESOFT/Imageepoch/闘神都市製作委員会
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インデックス
コンポーザー、ディレクター
目黒将司

代表作:ディレクター:ペルソナ(PSP)、ペルソナ2罪、罰(PSP) / コンポーザー:ペルソナ4など

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<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「スポーツチャンピオン 2」(PlayStation 3)
正確には2012年暮れのタイトルなのですが、PS3、Xbox 360の世代の体感ゲームの決定版という印象がありました。
反応速度、没入感、ゲーム的ルールとリアルさのバランスなど素晴らしいです。
テニスでウォーミングアップしてボクシングで汗だくになってスキーでクールダウンするのが私の日課でした。
PS4とXbox Oneではどんな体感ゲームが出るか楽しみです。
それからoculus rift(ゲームに特化したHMD)もこれからどんな展開があるのか楽しみです。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』
以前ペルソナ4のアニメで大変お世話になった岸監督が手がけてらっしゃるTVアニメです。(ちなみに音楽はモンハンの甲田さん!)
実は岸監督のインタビューを読むまで気付かなかったのですが、このアニメ、全編フル3DCGなんですよね!
確かに言われてみるとわかるのですが、このクオリティでTVシリーズを作ることに衝撃を受けました。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

今年、(リアル)が生まれましたので彼女に大注目です。
スミマセン、親バカで…。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2013年は会社自体が色々と大変でした。
ファンの方々にはご心配をおかけしてしまって大変申し訳なかったのですが2014年も引き続き沢山のタイトルを発売できると思います。
会社の状況を理由に辞めるCSの開発スタッフは私の知る限りひとりもおらず、みんな一丸となってがんばっておりますので2014年もどうぞよろしくお願いいたします!

「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」(3DS
(C)Index Corporation 1996,2013 Produced by ATLUS
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画像集#344のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#345のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



インデックス
ディレクター
山井一千

代表作:デビルサマナー葛葉ライドウシリーズ、「真・女神転生IV」

画像集#346のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

すみません、2つあります……。
ひとつは、『グランド・セフト・オートV』(自分はPlayStation 3)です。もうひとつは、『ポコパン』(LINEゲーム)です。

GTAVは、いわずもがなの超大作です。ベタ過ぎますね(笑)。よくこれだけの物量を作成したものだと、驚愕せざるを得ません。「自由と物量が生みだす遊び」という思想は、僕が関わるゲームタイトルとは真逆のシステム設計思想です。なので、その贅沢さにとても憧れます。宝くじで1等を何100回か当たてられたら、ぜひ開発してみたいですね。GTAVは、コンシューマーゲームにおける現時点の“最高峰”だと思いました。

ポコパンは、コミュニケーションの楽しさをあらためて思い出させてくれたゲームです。簡単なルールのパズルゲームで、短時間でサクサク遊べます。なので、男女やゲームの上手い下手を問わず、誰でも楽しめます。だからこそ、LINEを通じたコミュニケーションが促進されます。昔のゲームセンターでハイスコアを競い合う、まさにあの感覚ですね。一時期、僕のLINEは知り合いとのクローバーの送り合いで、鳴りっぱなしでした。今のコンシューマーゲームとはベクトルが違う楽しさに、とても熱中させられました。あと僕はアイデア出しの考え事をするとき、パズルゲームをプレイし続けるクセがあります。これまではテトリスをプレイしていましたが、今年はポコパンがうってつけでした。

今年は、コンシューマーとソーシャルの棲み分けが、一層明確になった一年かな、なんて思います。映像作品にも、映画(高額)、レンタル視聴(低額・定額)、テレビ(無料)、動画サイト(無料)など、様々なメディアがあり、その特性や作品の性質に合わせた棲み分けが確立しています。ゲームも、開発者が作品性でメディアを選択し、ユーザーさんはシチュエーションや相手(対戦者や協力者)の有無に応じて、それらメディアを選択する、あるいは切り替える、そういう時代が本格的に始まったように感じます。ゲームはもはや、「ハードの別なく、生活に溶け込んでいる」と思いました。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

マーティン・スコセッシ監督がプロデュースする海外ドラマ『ボードウォーク・エンパイア』です。今年は『2』が日本放映されました。去年は『1』が放送され、『真・女神転生IV』を開発しながら唯一、毎回欠かさず観ていたテレビドラマです。『ボードウォーク〜』は、「禁酒法を逆手にとって、自らの金と力を肥やそうと企む悪者たちの駆け引き」を重厚に描くシナリオもさることながら、1920年代のアメリカがCG・大道具・小道具を通じて緻密に再現されており、とにかく隙がない作品です。すごく痺れます。地上波では放映できないようなエロやグロ、差別表現も、時代設定に合わせて真摯に成されており、制作側の志の高さを尊敬してやみません。真IVの声優陣は、このドラマの吹き替えをなさった方々と結構かぶっています。そのぐらい好きです(笑)。他には、今年は真IVの開発を終えてひと段落つけたこともあり、日本のテレビドラマもいろいろ観ることができました。内野聖陽さん主演の『とんび』、森山未來さん・尾野真千子さん主演の『夫婦善哉』、三上博史さん主演の『実験刑事トトリ2』、橋本愛さんが可愛いかった『ハード・ナッツ』などが、個人的な好みでした。どれも、主演の役者さんの良さが発揮されていたように思います。『半沢直樹』の大ヒットや、『相棒』、『ドクターX』シリーズの安定的人気などから、日本でも “テレビ映画”の風潮が再び、主流になりつつあるように感じています。僕はそれを歓迎したいですね。といいつつも、僕は結局、懐古主義者なので、大好きな『相米慎二』監督作品を隙あらば視聴していた、という感じの一年でした。書籍は、真IVの開発中に買い溜めた“積み本”の消化で新刊どころではありませんでした。消化は今現在も進行中です。音楽は『Bruno Mars』『Garbage』が、今年も相変わらずカッコイイと思いました。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

今年に限らずですが、今はやっぱり、『虚淵玄さん』ではないでしょうか。仮面ライダーにまで進出されましたからね(笑)。氏の描く人間キャラクターには、どことなく“性善説”の臭いを感じます(勝手なことを言ってますが!)。それがすごく魅力です。僕みたいなひねくれ者には発想すらできない作風ですので、とても尊敬しています。氏の才能がうらやましいです。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2014年は、僕やマニアクスチームにとっては“準備の年”になると思います。次回作に向けて、あれこれ仕込みを行う、ということです。たぶん退社説や死亡説が流れるぐらい、しばらく音信不通になるでしょう(笑)。2013年はとにかく、『真・女神転生IV』を沢山の方に遊んで頂き、ただただ感謝し続ける一年でした。叱咤激励、様々なユーザーのみなさんの貴重なご意見をしっかり受け止め、仕込みにのぞみたい所存です。とはいえ、『真IVワールド』は2014年もまだまだ続きます。設定資料本『ワールドアナライズ』や、お待たせしてしまっている『サントラ』も発売します。また、監修とアイデア協力をやらせてもらっているコミカライズ『真・女神転生IV Prayers』と『同 DEMONIC GENE』の各単行本の第一巻が、集英社様より発売されます。このコミカライズには、『葛葉ライドウ』のときと同様、相当気合いを入れて参加しています。真IVをプレイして下さった方には、特にご一読いただきたいですね。両作品ともVジャンプさんのWEBサイトにて、無料で読めます(読めるようになります)ので、チェックしてみて下さい!

「真・女神転生IV」(3DS
(C)Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS
画像集#347のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#348のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
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ヴァニラウェア
代表
神谷盛治

代表作:「ドラゴンズクラウン」、「朧村正」

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<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「バトルフィールド 4」(PlayStation 4)
E3で見た時から気になっていました。しかし、バトルフィールドは1943で鳴らしたもののそこで止まっていたので、進化したグラフィックに圧倒されると同時に久々に3D酔いを経験しました。朧DLCが終わったらじっくりやりたいと思います。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「髑髏城の七人」
劇団☆新感線による最高に格好良く、とんでもなく面白い舞台。舞台映像を映画館で上映するゲキ×シネを見てハマりました。邦画が全部これなら映画界もハリウッドに負けることはないと思います。DVDも買って周囲に布教中です。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

Alex Ahad(アレックス・アハド)氏
スカルガールズのアートディレクター、アレックス・アハド氏です。以前からDeviantArtのイラストを見て、その独自のセンスに舌を巻いておりましたが、かつてのカプコンの魂を引き継いだような「スカルガールズ」は、本当に素晴らしいの一言につきます。彼は、これからもずっと応援したい2Dゲームの雄です。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

朧村正DLC「元禄怪奇譚」をまだあと三編残しております。採算度外視でスタッフも暴走気味の渾身の短編。年明け一本目は「一揆」、どうかご期待下さい。ヴァニラウェアは来年も変わること無く全力の作品をお届けしていきます。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

「ドラゴンズクラウン」(PS3 / PS Vita
(C)Index Corporation 2011 Produced by ATLUS
画像集#009のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#008のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
画像集#010のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#007のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



ヴァルハラゲームスタジオ
代表取締役 最高技術責任者(CTO) プロデューサー
板垣伴信

代表作:DEAD OR ALIVE 1,2,3,4 NINJA GAIDEN 1,2

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<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「地球防衛軍4」(Xbox 360)
理由なんて言うまでもないですよ。我が家全員でフルコンプさせて頂きました。※ヤバいミッションは除く(笑)

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「リーガルハイ」
 本来は誰もが行使できるにも関わらず、国民が遠ざけている権利。訴権(訴える権利)や法廷闘争を、身近に感じさせるという意味において成功している。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

 ついこないだ会った小中学生たちですね。LEGOが主催するロボットコンテストに参加するそうで、ある縁があって私のところに話を聞きに来ました。まあ驚きましたよ。小学校3年生が目をキラキラ輝かせて、ロボコンで勝つためのプログラムを、それはもう嬉々として組んでいる。プロジェクトを率いるために、悩みながらも行動する中学生も頼もしい。リーダーは大変だよね。
 ああ、勝負ってのは素晴らしいなあ。こういう子供たちが日本に居るんだ。同じ勝負に生きる者として感動しました。
 で、これがどいつもこいつも、やんちゃでしてね。私の気を引くために、わざわざ全員が忍者の格好をしてヴァルハラにやって来やがりました(笑)。分かってるじゃないか。そう、そっからだよな!世界で勝つ奴とはそういうものだ。
 私がここに子供たちの名前を書くことはできません。ただ、彼らはきっと世界大会で優勝するから、名前も自然に判明するんじゃないかな。ちなみに前回の世界大会も、日本の子供たちが優勝を勝ち取っているそうです。
がんばれ!俺と約束した通り、必ず勝って帰ってこい!!

「Devil's Third」(PS3 / Xbox 360
Copyrights(C) Valhalla Game Studios All Rights Reserved.
画像集#591のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

 来年は家庭用『DEVIL’S THIRD』を発売する年です。今のところ完成度は80%というところ。仕上がりは見えました。しかしね、ここからまだまだ磨きあげるんです。私はそのために独立したんですから。
 ファンの皆さまには、ご心配をおかけしていることと思います。来年は、もろもろ一気に行きますので、ご期待下さい。



エクサム
ディレクター
林 和磨

代表作:「すっごい! アルカナハート2」「アルカナハート3」「AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH-」「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」

画像集#562のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
写真は2013年1月に掲載したインタビュー時のものです
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「艦隊これくしょん -艦これ-」(PC)
いわゆる「ガチャ」等のアイテム課金による収益モデルと違い、課金要素は抑えつつ出版やグッズ販売などの横展開により収益を得るという新しいスタイルに注目していました。

最初はクチコミで徐々にという感じでしたが、ある時期から加速度的にユーザ数を増やし、その後も機を逃さず怒涛のマルチメディア展開、今ではキャラクタの人気も相当なものになっており、さすがはKADOKAWAさんという感じで大変勉強になりました。

社内でもクチコミで火がつき、まわりの提督がどんどん増えていきましたね。(笑)私が始めたころはすでに順番待ちの状態でしたが何とか提督になれまして、今はまわりの提督たちにアドバイスをもらいながら楽しんでいます。PS Vita版の制作も発表され今後も目が離せませんね。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

格闘ゲームの制作に携わるようになってからは、新しい仮面ライダーが始まるたびにチェックするようにしているのですが、最新の仮面ライダーである「仮面ライダー鎧武」がすごいです。「仮面ライダー」と「フルーツ」という組み合わせにまずビックリし、変身シーンも頭に被ったでっかいミカンが剥けて鎧兜になるという奇抜なものでさらにビックリ! 知らない人には何を言っているのかよくわからないと思いますが、気になった方はぜひチェックを。

しかも、劇場版も大人気「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本をてがけていらっしゃる虚淵玄さんが、仮面ライダーの脚本を担当されるということで、今回は特に注目しています。今後のストーリー展開も気になるところです。

何だか、去年も仮面ライダーの話題だったような……、まぁ、気にしないでおきましょう。(笑)

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

本田圭佑選手です。ACミランへの移籍が発表され、背番号も10番ということで本当にすごいと思います。インテルの長友選手や、マンチェスター・ユナイテッドの香川選手もそうですが、彼は日本のサッカー少年たちに「頑張れば、将来ヨーロッパの名門クラブでプレイできる」という夢を与えたと思います。

いよいよ来年はワールドカップ! 私は「ウイニングイレブン」からサッカー好きになったにわかファンですが非常に楽しみにしています。 がんばれ! ザックジャパン!!

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

来年3月22日に格闘ゲームの全国大会「エクサムカップ2014」が開催されます。今年行われた「エクサムカップ2013」では「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」のみの大会でしたが、今回は「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」の他にも「アクアパッツァ」や「デモンブライド アディショナルゲイン」も選出タイトルになっておりますので、多くの方にご参加いただけると嬉しいです。
また、来年は「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」のコンシューマ版もリリースできると思いますので、ファンの皆さんご期待ください。

「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」(アーケード
(C)EXAMU Inc.
画像集#563のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#564のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ



エクスペリエンス
代表取締役 プロデューサー
千頭 元

代表作:「東京新世録 オペレーションアビス」「剣の街の異邦人 白の王宮」「デモンゲイズ」「円卓の生徒」「迷宮クロスブラッド」

Twitterアカウント:@CHIKAMI_EXP
画像集#016のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」(ニンテンドー3DS)
新しいユーザーと従来のユーザーの両者に向けられた作品として発売前から興味がありました。弊社でも普及を目的に両者に向けて固定キャラ、シナリオタイプの円卓の生徒というタイトルを開発した事があり、両者に納得して頂く難しさを痛感したのですが、その辺りを上手くまとめて両者に納得して頂ける仕上がりに感心しておりました。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

毎年の事ですが、忙しさにかまけていてアンテナを張っておりませんでした。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

個人の方ではありませんが、魅力あるキャラクターを描くイラストレーターの方達でしょうか。
毎年新しいデザインでゲームの世界を彩ってくれています。来年も新しいセンスが生まれてくる事に期待しております。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

年末のトラブルが起きましたが、2014年は最新作オペレーションアビス剣の街の異邦人が発売になります。その他にも複数タイトルの開発を予定しています。その内の一つは弊社では初のダンジョンRPG以外のジャンルに挑戦する予定です。また、得意とするダンジョンRPGでは普及のための取り組みを行って行きたいと考えています。

画像集#017のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
「東京新世録 オペレーションアビス」(PS Vita
(C)2014 Experience Inc. Published by CYBERFRONT
画像集#018のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
「剣の街の異邦人 白の王宮」(Xbox 360
(C) EXPERIENCE All rights reserved.
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「デモンゲイズ」(PS Vita
(C)2013 KADOKAWA GAMES / Experience
画像集#020のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
「円卓の生徒 The Eternal Legend」(PSP
(C)2012 KADOKAWA GAMES / Experience



ガスト
ディレクター
岡村佳人

代表作:「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」、「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 〜アーランドの錬金術士〜」

写真は2012年7月に掲載したインタビュー時のものです
画像集#351のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「The Last of Us」(PlayStation 3)
表現力もストーリーもただただ素晴らしくプレイヤーの没入感がプレイするほどに増していく傑作です。唯一の問題点は時間がなくてまだ2時間くらいしかプレイできていないことですが、そんな私にもこう言わせるだけの魅力が本作にはあります。洋ゲーだからと食わず嫌いするのは人生の大変な損失です。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

6HP(シックスハートプリンセス)とシュウ ウエムラのコラボ
商業的に成功したのか、ターゲットとなる顧客のニーズはあったのかといったことはどうでもよく、単純にPVがとても素晴らしかったです。また、キャラクターコンテンツの参入できる業界はまだまだ残っているのではないかとも感じられました。人気キャラクターの住んでる家と同じ設計のモデルハウスとか売れちゃったりしないでしょうか。妄想はこれくらいにして仕事に戻りたいと思います。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

ふなっしー
あのテンションの高すぎる動きと甲高い声は一度聞いたら忘れられません。長野を代表するゆるキャラアルクマも可愛いので、頑張って欲しいところです。すみません人物じゃありませんね。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

回答の端々からお分かりかと思いますが、今年は自分でアンテナを張る余裕もないほど忙しい時期が続いておりますが、久しぶりに開発らしい日々を過ごしているので何だかとても新鮮です。そんなわけで来年も毎年恒例の発表に向けて鋭意開発中ですので、こちらも楽しみにお待ちください。来年はユーザーさんの目線に立つという方針を改めて見直した上で、もう一度楽しんでもらえるアトリエを提示できるように頑張ります!

「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」(PS3
(C)GUST CO.,LTD.2013 All rights reserved.
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「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 〜アーランドの錬金術士〜」(PS3 / PS Vita
(C)GUST CO.,LTD.2013 All rights reserved.
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角川ゲームス
プロデューサー
田中謙介

代表作:「艦隊これくしょん -艦これ-」

写真は2013年9月に掲載したインタビュー時のものです
画像集#565のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「World of Tanks」(PC)
完成度のとても高い、オンラインゲームとしての楽しさの詰まったゲーム!

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

劇場版は2012年ですが、地上波TVアニメーションは2013年春から始まった「宇宙戦艦ヤマト2199」。こんなコンテンツがテレビでタダ(無料)でみられるなんて!そう思いながら、劇場にも行き、円盤を買う……課金してました!

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

百田尚樹さん!バラエティ番組の放送作家さんからのデビュー作、数年前に初めて読んだ時は電車の中だったのですが、ポロポロ泣いて恥ずかしかったです。まだ見に行けてないのですが、早く劇場にも行きたいです。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2013年は本当に色々と勉強させて頂く年となりました。
振り返れば「艦これ」のローンチ直前の開発最終段階の年明け早々から、文字通りあっという間の1年で、息をつく暇もなかった…というのが実感です。
来年には、これまで準備していた新作SRPGの「NAtURAL DOCtRINE」を形にしたいと思っています。
少し変わった手触りのSPRGになりますが、開発スタッフ全員、気合いを入れて準備しています。
また、その後は、PS Vita版の「艦これ改(仮)」をお届けしたいと思っています。
来年も…あっという間に過ぎてしまいそうです!やっぱり時間は大切ですね…頑張りましょう!

「艦隊これくしょん -艦これ-」(ブラウザ
(C)2013 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved.
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角川ゲームス
エグゼクティブプロデューサー
安田善巳

代表作:「NAtURAL DOCtRINE」

画像集#379のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
<質問1>2013年に発売されたゲームの中で、最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

タイトル名:「グランド・セフト・オートV」(PlayStation 3)
もともとこのシリーズのファンだったのですが、ずばり、今作の面白さはPS2のサンアンドレアスを超えちゃいましたね。三人の主人公によるオフライン・シングルプレイも新鮮で秀逸です。そして、この作品の3日間の全世界売上が映画の「アベンジャーズ」や「アバター」が持っていた記録を破ったとのニュース。名実ともに今年のザ・ゲームではないでしょうか。

<質問2>2013年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

今年は何と言ってもNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にはまっちゃいました。「あまちゃん」が見たくて生活のリズムが変わってしまい、その流れで今も「ごちそうさん」を楽しんでいます。
あまちゃんの魅力、色々ありますが、個人的には80年代のアイドルシーンとAKBワールドをアナグラム的手法で再現しきったところでしょうか。幅広い世代のハートを揺さぶりましたね。
大晦日の紅白歌合戦に、小泉今日子さんや薬師丸ひろ子さんが出演し、潮騒のメモリーを歌ってくれるのを楽しみにしています。

<質問3>2013年に、個人的に注目した(している)人物

百田尚樹さん
僕らの世代(50代)の希望の星です。12月21日より「永遠の0」が映画公開となりますね。百田さんは、学生時代にラブアタック(視聴者参加型恋愛バラエティ番組)にみじめアタッカーとして出演し、奥様はその時のかぐや姫役だったという逸話を持つ面白い人物です。長年、放送作家をされていて50歳の時に小説家デビュー。きっと、エンタティメントの表と裏、光と影を知り尽くしている人だと思いますが、とにかく思いきり人生を楽しんでいるように見えます。

<質問4>2014年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。

2013年は角川ゲームスを創業して5年目となる節目の年でした。ブラウザゲームのサービスを開始したり、ゲームスタジオを発表したりと次の5年間に向けた新たな取り組みを進められたので、ほっとしております。しかし、実はほかにも一生懸命に取り組んで来たことがありまして、2014年は、これもお伝え出来ると良いなと思っています。また、新作タイトルも「NAtURAL DOCtRINE」をはじめ引き続き積極的にチャレンジしてまいりますのでご期待下さい。
あと、いわゆるマネージメントやプロデュース業とは別に、個人的にじっくりと取り組んでいるプロジェクトがありまして…発売はいつになるのか未定ですが、それこそ、毎日、中核メンバーでウーウー唸りながら企画を練り込んでおります。2014年は作り込みの年になりそうですね。

「NAtURAL DOCtRINE」(PS4 / PS3 / PS Vita
(C)2013 Kadokawa Games, Ltd.
画像集#488のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#489のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ
画像集#490のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ 画像集#491のサムネイル/今年は総勢151名。ゲーム業界著名人に聞く2013年の注目タイトルと2014年へのメッセージ

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