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【PR】「エターナルカオス NEO」祝9周年。「ラグハイム」時代からの軌跡を追いつつ,「原点回帰」を謳うアップデートや各種記念イベントの見どころをご紹介
ガマニアデジタルエンターテインメントが運営中のMMORPG「エターナルカオス NEO」(以下,EC-NEO)が,この2011年10月21日で9周年を迎える。これを記念して,9月から順次,お得な,あるいは懐かしさを喚起する(?)ゲーム内イベントやキャンペーンが行われていることを,既報のニュースを読んでご存じの人も多いだろう。
その後,勢いは衰えながらも,基本プレイ料金無料&アイテム課金制のゲームやブラウザゲームなど,ビジネスモデルや流通形態を変えつつ,現在までその流れが続くことになる。こうした経緯については,4Gamer読者ならご存じのとおりだろう。
しかし,本作「エターナルカオス NEO」が,かつて「Laghaim(ラグハイム)」という名で,まさにオンラインゲームタイトルラッシュ期の,いわば一期生として日本に上陸したタイトルであるということは,――今となっては――知らない人も多いのではないだろうか。本作は古い歴史を持ち,長い年月で数多くのアップデートを繰り返して進化してきたタイトルなのだ。
というわけで,ここではそんなEC-NEOの歴史を振り返りつつ,2011年5月に実施された“原点回帰”のアップデート「ラグハイム」や,9月21日から10月中旬にかけて実施される9周年記念イベントの見どころなどをご紹介しよう。
「エターナルカオス NEO」9thアニバーサリー特設サイト
ラグハイムからエターナルカオスまでを駆け足で振り返る
思えばいろいろありました
今でこそ「膨大なクエストと特殊なサポートシステムによってレベルアップがサクサク」とか「操作がシンプルでお手軽」といった特徴で語られるエターナルカオスだが,最初に日本国内で「これぞラグハイム」と強く認識され始めたのは,「攻城戦」の情報が届き始めた頃からだろうか。
ラグハイムが韓国から渡ってきた2002年当時,βテストなどの運営を担当していたのはナコアンドカスタム・インターラクティブという会社だった。この頃がどんな時代だったかというと,古くからの4Gamer読者ならご存じのとおり,まだ4Gamerが黒い背景でアングラ色を漂わせながら,PCゲームのみをこれでもかとチクチク取り扱っていた頃だ。
また,ラグハイムが上陸した2001〜2002年は,まさに日本でMMORPGというジャンルが開花した時期でもある。2001年に,合併前のエニックスからは国内産のMMORPG「クロスゲート」「ディプスファンタジア」が登場し,2002年になると「リネージュ(リネージュ 〜Eternal Life〜)」「ラグナロクオンライン」と今もサービスが継続されている韓国産の人気MMORPGの国内サービスが一気に始まった時期でもある。「ファイナルファンタジーXI」も,思い起こせばサービス開始は2002年11月。こうして振り返ると,2002年は完全なMMORPGの当たり年なのだ。
……とまあ,そんな戦国時代にも関わらず,比較的軽量なフル3DMMORPGとして日本国内でも人気のタイトルとなったのが,EC-NEOの前進となるラグハイムだったわけである。上記で挙げた同年代タイトルの多くが2DMMORPGなのは見てお分かりだろう。FFXIは3Dだが,当時としては結構重いタイトルだったので,普通のPC(3D機能は必要だが)で手軽に楽しめる3DMMORPGというのは貴重だったのである。また,ファンタジー+SFのテイストを持ったゲームというのもほかにはなかった。
2002年8月からは,これまた当時は新興パブリッシャの一つであったガマニアデジタルエンターテインメントが,ラグハイムの日本国内での配信権を獲得。「エターナルカオス」とタイトルを改めて,11月より正式サービスを開始した。
余談だが,サービス開始当初に本作のイメージキャラクターを務めていたのは,あのビビアン・スーさんだ。彼女はプレイヤーとしても参加していたため,ゲーム内で交流したという人もいるのではないだろうか。
もちろん名前だけでなく,サービスの始まった2002年から2005年までの間には「エイディア」「ハイブリーダー」という二つの種族が追加されているし,2005年以降も「ジーナスラボラトリー」をはじめとしたマップ,また2006年の「サーペントクイーン」ほか,多くのボスキャラクターも追加されている。
なお,同システムは現在ももちろん有効であり,新規のプレイヤーはその恩恵に与れる。また,転職などのシステムを持たず,ゲーム開始時に決定した種族でひたすら冒険を繰り広げる本作にとって,既存プレイヤーはセカンドキャラの育成にも重宝しているはずだ。
――このような形でマイルストーンを経てきたEC-NEO。こうなると気になるのが「では次のマイルストーンはどこか」という点だろう。
どうやらそれは,2011年5月に実装済みのラグハイムアップデートと,同アップデートに端を発する“原点回帰”を推し進めるための,9周年記念イベントおよび次期アップデートということになりそうだ。
「ラグハイム」アップデートと9周年記念イベントで原点に返る
ラグハイムの香り漂う,ものすごい効果を持ったモンスターも登場
●各種族の復刻版装備
ヒューマン |
エイディア |
ブルカン |
カイリプトン |
ハイブリーダー |
同企画では,EC-NEOの全域で,ラグハイム時代のモンスターが,あるものは進化した姿で,またあるものは当時そのままの姿で復活する。以下が,そのモンスター達の例だ。
なかでも特筆すべきは,新種の「ネオディーノ」。名前からお察しのとおりネオディーノはディーノの新種であり,ディーノがラグハイム時代の「ワニ」から,エターナルカオスでの「ヒト」を経て,最終的に「トカゲ」に進化(?)した姿だ。個体数がかなり少ない希少なモンスターで,ゲーム内での遭遇率も非常に低くなっている。
※文字アイテム……NPC「魅惑のバニーガール」に渡すことで,さまざまなアイテムと交換できるもの
復活したモンスター達も,倒して得られる経験値こそ少ないものの,必ず1つの文字アイテムをドロップする。ラグハイムプレイヤーなら,見覚えのある名前のモンスターをめざとく見つけて,優先的にザクザクとハンティングできるだろう。
そういえばこんな“同窓会用”の企画も
一緒に遊んだアイツやあの子を探すべし
これは9月21日からEC-NEOの公式サイトに設置されたコンテンツで,簡単に言ってしまえば「掲示版」だ。ただ,この掲示版にはちょっとした仕掛けがあって,サーバー,種族,レベル帯,キャラ名といったキーから,EC-NEOのサーバーに残っているキャラクターを検索し,さらに当該キャラクターに対してコメントを残すことができるのだ(もちろん自分のキャラクターも検索の対象である)。
つまり,この機能を使えば,かつて一緒に遊んだ仲間達とコミュニケーションが取れるというわけ。しばらくゲームから離れていて,もうゲームクライアントをインストールしていないという人でも,ブラウザベースで知人達がどうしているのかが分かる。「アイツ急にいなくなったなぁ」などと気にかかっている人がいればメッセージを送ってもいいし,もう一度ゲームに誘ってみるのもいい。「エタカ教授」「タナカ教授」といったイベントキャラクターも対象キャラなので,彼らにつっかかって(?)みるのも,また一興だろう。
また,9月21日のアップデートと同時に開催されているキャンペーンでは,条件を満たすことでアイテムがもらえる9周年記念キャンペーンのほか,久々に「EC-NEO」をプレイする人をギルドに勧誘すると,新アイテムがもらえたり,プレイ日数に応じた経験値2倍プレゼントなども用意されている。
原点に回帰しつつ,エターナルカオスは前に進む
戦闘に長けた新種族「Perom(仮)」実装ほかアップデート計画が目白押し!
今後のアップデート予定計画を見れば,既存プレイヤー達にも大きな楽しみが待っていることが理解できるはずだ。
まず重要な要素として,新種族「Perom」の実装が挙げられる。
Peromはそのサイボーグのような外見から想像できるとおり,強靱な肉体を持つ,近接攻撃に特化した種族。彼らは暗殺者として成長する種族でもある。
キャラクターとしての能力を見ると,Peromは単一/特定範囲の敵に効果を及ぼす多数のアクティブスキルを有しているほか,自らの能力値を高められる持続型のメタスキル,またPvPに特化した補助スキルといったものも併せ持っているという。同じく近接戦闘を得意とするブルカンやハイブリーダーとどのように差別化されるのかも楽しみなところだが,単純にそのビジュアルに引かれる人も多そうだ。
なおこちらは,2011年内にも実装される見込みだという。
もう1点,――これはラグハイム時代のプレイヤーが喜びそうだが――「種族村」マップが復活する予定があるということも覚えておこう。
種族村は,ラグハイムのβテストが行われていた頃に人気が高かったものの,正式サービスでは消滅してしまったマップだ。今回の“復活”にあたって,同マップはかつての懐かしい面影を残してはいるものの,強力なモンスターが徘徊する最高レベル向けのハードコアマップとして生まれ変わっている。こちらの実装予定は2012年以降となるが,当時種族村で遅くまで友達と語り合った……などという人にとっては,かなり嬉しい趣向といえるのではないだろうか。
そのほか,既存の最高レベルを超える神殺(カオス)武器・防具の実装,そして,上位の魔石および,それに伴う新たな武器・防具の強化システムの実装で,本作におけるバトルはさらに興奮度を増していくことだろう。
とまぁ,今後のアップデート計画もアレコレと気になる話も届いているが,なにはともあれ本日から10月12日まで開催される9周年記念イベントを目いっぱい楽しんでほしい。ラグハイム時代を知る人は,旧知の知人と語り合い,比較的新しいプレイヤーに当時の逸話などを語り継いでいこう。
「エターナルカオス NEO」9thアニバーサリー特設サイト
「エターナルカオス NEO」公式サイト
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