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印刷2008/12/09 18:15

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「ヤン魂。」開発担当のシンクアーツが解散。オープン特攻テストは予定どおり

 明日(12月10日)17:00からオープン特攻テスト(オープンβテスト)が予定されている,「疾走、ヤンキー魂。」(以下,ヤン魂。)に激震が走った。

画像集#001のサムネイル/「ヤン魂。」開発担当のシンクアーツが解散。オープン特攻テストは予定どおり

 本作は製作統括をスクウェア・エニックスが,運営をゲームポットが,そして開発をシンクアーツが担当している。しかし,これまで開発を担当してきたシンクアーツを,2009年1月6日付けで解散するということが,同社の親会社であるフィールズから発表されたのである。
 フィールズのプレスリリース(PDF)によると,「同社を取り巻く市場環境は厳しく、当社では同社関係先等への事業売却・事業譲渡等を重ねて検討してまいりましたが合意に至らず、また、今後の単独での短期的な収益改善は困難と判断し、将来を鑑みグループ経営投資の効率化及び最適化を図るため、同社を解散し清算することといたしました」とのこと。

 となると気になるのは,オープン特攻テストが正真正銘の秒読み段階に入ったヤン魂。の今後。
 ヤン魂。の公式祭斗(公式サイト)には,シンクアーツの解散にこそ触れていないものの,「オープン特攻テストの開始を機に、アップデート品質のさらなる向上、新しいゲーム内容の展開強化を目的として、2009年より開発・運営体制の強化を図る」べく,(開発を)「『疾走、ヤンキー魂。』の開発支援等で実績を持つ別会社へ委託」すると記されている。
 なお,オープン特攻テストは,予定どおり(直前になって致命的なバグなどが見つからないかぎり)行われるとのことだ。
 思えば“第一期”ヤン魂。のサービス終了時(2004年11月末)には,本作のプロデューサーであるスクウェア・エニックスの安藤武博氏の名義で「解散宣言」と称した声明文が発表されたこともある。しかし,そこから時を経て“第二期”に向けて見事な復活を遂げたのが,ヤン魂。という作品だ。
 シンクアーツの解散も乗り越えて,2009年に一層強化された開発/運営体制でヤン魂。が爆走してくれることを期待したい。

「疾走、ヤンキー魂。」公式祭斗

  • 関連タイトル:

    疾走、ヤンキー魂。

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