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[E3 2004#013]またもやコンシューマからお披露目された「Colin McRae Rally 2005」 | - 2004/05/13 18:00 |
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CMR3で"CMRとしてのオーラ"をなくしてしまったかに見えたこのシリーズも,シミュレータライクなマシンの挙動とアーケードの操作感を絶妙にバランス取りしたCMR04で復権。 続いて登場するCMR2005では,開発者曰く"大衆性は考慮するが,あくまでシミュレータを目指す"という前作のプレイフィールをキチンと残しつつ,グラフィックスの改変と新モード「CAREER MODE」の追加が行われた。 スタッフの話によると,実はCMR04の完成当初,開発陣が納得していない点が一つだけあったそうだ。それはずばりグラフィックス,とりわけ"影"の表現についてだという。 その反省点を踏まえたうえで,今回はマシンのボディやウェットな舗装路,またフェンダーやスポイラーといた各パーツのセルフシャドウなどに対して全面的な修正が行われた。なかでもスタッフが"ぜひ見てくれ"という点に"水滴"の表現があり,こっそりとボディについた雨粒にまで陰影処理が施されていたのにはまいった。画面インタフェース周りでは,画面左下に新たに車体のダメージインジケータを追加して各パーツの破損度合いをチェックできるように改良がなされている。 そのほか基本のグラフィックスは,開発途中のためかボディの環境マッピングがやたらと強調され,テクノロジー黎明期のレースゲームよろしく少しテカテカしていたのが気になった程度で,CMR04レベルはうまくキープ。自車が激しく衝突したときに,ブラー効果で一瞬視界がぼやけるなどといった具合に細かい追加演出を考慮すると,ビジュアル面はトータルでは向上したといえる。 公式サイトでも簡単に紹介されている,新モード「CAREER MODE」にも触れておこう。 このモードは,2WDや4WD,またクラシックカーといったカテゴリを全23のシリーズとしてまとめ,プレイヤーがドライバーズポイントを稼ぎながら徐々にコマを進めていくというもの。各シリーズには,必要なドライバーズポイントと獲得ポイントが設定されていて,プレイヤーがそのシリーズでポイントを獲得し,ドライバーズポイントが10貯まった時点でより上位のシリーズに参戦可能になるという仕組みになっているとのことだ。ラリー,クイックレースとバラエティの少ないモード構成のシリーズだけに,シングルプレイをメインに遊ぶ人は,リプレイ性の高いモードの登場は大きなプラス要素となるはずだ。 そんなこんなで,2004年秋の発売を心して待つべし!……といいたいところだが,日本ではCMR04の発売日すら決定していないう状況(発売自体は,MYSTIX STUDIOSで確定済み)なので,CMR2005の扱いがどうなることやら少し心配な感じもしつつ……。(Gueed) ※画面はすべてXbox版のものです →「Colin McRae Rally2005」の記事一覧は「こちら」 (c)2004 The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). All rights reserved. "Codemasters"(R) is a registered trademark owned by Codemasters. "Colin McRae Rally 2005" and "GENIUS AT PLAY" are trademarks of Codemasters. "Colin McRae" and the Colin McRae signature device are registered trademarks of Colin McRae. "Colin McRae" and copyrights, trademarks, designs and images of car manufacturers and /or on car liveries are being used by Codemasters under license. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are being used under license. |
- 関連タイトル:
Colin McRae Rally 2005
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