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【PR】トウキョウを襲う“呪いの連鎖”とは……? 「真・女神転生IMAGINE チェインオブカース」プレイレポート&新川氏,鈴木大司教へのインタビューも掲載!
また,11月26日に実装された「愛しき貴女へ」に続いて鈴木大司教がシナリオ監修を務めるミニクエスト第2弾,「狂おしき想いの主」も12月24日に実装されている。
本稿では実装されて間もないチェインオブカースと,一足先に体験することができた「狂おしき想いの主」のプレイレポートに加え,新川はるかプロデューサーと鈴木大司教のミニインタビューをお届けしていこう。
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魅力的な新キャラクターが多数登場!
まだまだ謎に包まれた新エピソード
“呪いの連鎖”を意味する「Chain of Curse」。その物語は,人体に悪魔を移植する“プチデモナイズド”と呼ばれる外法が流行中の新宿バベルから始まる。
プレイヤーは居住区にいるデビルバスター候補生の「リン」からスネークマンの伝言を聞き,プチデモナイズドについての調査を開始するのだ。
チェインオブカースの実装にあたっては,リンだけでなく,ゲーム内に多数の新キャラクターが追加されている。プチデモナイズドで異形の姿と化した住人達や,猟奇的な自作詩集を売りつけてくる狂気のポエット「血鶴」,引退した凄腕デビルバスター「クレハ」など,いずれも非常に個性的な面々だ。まだ詳細の分からないキャラクターも多いが,今後どのようにプレイヤーに絡んでくるのか,非常に楽しみである。
また,キャラクターだけでなくタイトル画面や戦闘のBGMが「真・女神転生」と「真・女神転生II」のアレンジ曲になっている点にも注目したい。「真・女神転生IMAGINE」は,「真・女神転生」と「真・女神転生II」の間の時代を描いた作品だが,ここに来ていよいよ本格的に,その印象が強くなってきたと感じさせるような変化である。うーん,真・女神転生IIの戦闘曲かっこいい……。
チェインオブカースは現在Act.1からAct.3までが実装されており,一通りプレイした感じでは,戦闘よりもシナリオ重視という印象。ダンジョンに潜ることもなく,基本的には各地のNPCを訪ねて回るお使いクエストになっているのだが,さすが鈴木大司教のシナリオだけあってプレイヤーを飽きさせない。NPCの人となりや先のストーリーが知りたくて,どんどんプレイを進めてしまう。
Act.3の「天津祟り」では,錯乱したデビルバスターと戦うことになるのだが,これは「真・女神転生IMAGINE」では初の人間(型NPC)相手の戦闘となる。なお,相手は相当優秀なデビルバスターのようで,かなり手強い。できればパーティを組んで挑むべきだろう。
ちなみにAct.3の任務を終えてスネークマンに結果を報告すると,そこでやっとチェインオブカースのオープニングムービーが挿入される。これまでの事件は,文字どおり序章にすぎないというわけだ。続きは2月に実装予定とのことなので,大いに期待して待ちたい。
“メガテン節”満載の会話が楽しい
鈴木大司教監修のミニクエスト第2弾!
「愛しき貴方へ」では,スギナミ・フィールドにいる「物好きなデビルバスター」から,特殊なピクシー「ピクシーα」を探してほしいと依頼されたが,「狂おしき想いの主」でも同様に,彼がキーキャラクターとなっている。クエストを進めていくと,「愛しき貴方へ」でプレイヤーに仕事を依頼した物好きなデビルバスターが,実は何者かが化けた偽者だったということが判明するのである。
調査の過程で,最近ピクシーが何らかの方法でスライムに変えられていることが分かったり,そんな中なぜかグールへと変貌してしまったピクシーと出会ったりと,謎は深まるばかり。その一連の犯人については自身の目で確かめてほしいのだが……ちょっとだけヒントを言うならば,“性欲に関係する悪魔”だ。
なお,「狂おしき想いの主」ではNPCとの会話に多数の選択肢が用意されているのだが,実は大半がクエストの進行に関係ないもの。ネタが満載で,独特の“メガテン節”が感じられる会話内容となっている。ぜひとも確認してみよう。
今後の真・女神転生IMAGINEはどうなる?
新川氏,鈴木氏にミニインタビュー
ここでは,新川はるかプロデューサー,鈴木大司教のお二人に,真・女神転生IMAGINEの気になる今後の展開を,メールインタビュー形式で質問。新川氏からは,新たなゲームシステムやバランス調整などに関するコメントを,鈴木大司教からは,チェインオブカースに関するコメントを主にいただいたので,プレイヤーはぜひとも目をとおしてほしい。
■新川はるか氏ミニインタビュー
4Gamer:
チェインオブカースがついに開幕しましたが,プレイヤーからの反響はいかがでしょうか。また,今後どれくらいのペースでエピソードが追加されていくのでしょうか。
新川氏:
当たり前といえば当たり前ですが,「ストーリーの続きが気になる!」という点と,新しいNPCの個性についての反響が目立ちました。ファンサイトブログを拝見しても,実装初日は血鶴とイゾーをはじめとした新宿バベル居住区や総本山のNPC達が注目を集めていたようです。彼らが今後どのように物語に関わってくるのか,ぜひ皆さんで予想してみてください。
また,エピソードの更新ペースについては,最低でも隔月更新は保っていきたいと考えていますが,開発状況次第で,それよりも早く実装できるのではないかと,現在も模索しています。次回以降,ストーリーだけでなくシステム面や遊び場の追加も併せて行いたいですね。
4Gamer:
来年以降に検討している新要素やバランス調整などを,可能な範囲で教えてください。
新川氏:
検討段階という前提を踏まえると,やはりカオスヒーローがやったような人魔合体システムや,カジノ,新しいエリアなどをどんどん追加しようと思っています。内部の話で恐縮なのですが,来年以降で掲げているスローガンが「真・女神転生を作ろう!」なので,シリーズのエピソードをいかにオンラインゲームとして追加していけるかが命題だと感じています。
4Gamer:
チェインオブカースは新たなエピソードとしてスタートしましたが,メインエピソードであるアダム編の続きも気になります。今後,続きが実装される可能性はあるのでしょうか。
新川氏:
鈴木大司教に触発されたわけではありませんが、アズラとセツの物語にもそろそろ結着をつけなければならないと考えています。すでにプロジェクトは始動していますので,近々皆さんに,新章「the Ten Commandments」編をお見せできると思います。
4Gamer:
予定されていたチャンネル統合が急遽延期されましたが,それに関するプレイヤーの反応,現在検討中の対策案などについて,あらためてお聞かせください。
新川氏:
実は本件については,ずっと以前から協議を続けておりました。例えば,シナガワ神殿騎士廟を実装した当時,出現した敵を倒さなくても先に進めてしまう不具合があったことから,多くの敵が出現したままの状態となり,その結果すべてのチャンネル,すべてのエリアに,一つのチャンネル/エリアで生じた負担を強いていた経緯がありました。
このような事態が起きぬよう,模索した結果がチャンネル統合であり,実のところ,今回プレイヤーの皆さんからいただいたご意見も,十分に考えられる範疇でありました。
なお本件に関して,プレイヤーの皆様のご意見は大きく二つあり,一つは「一極集中することで生じる,重さ」,そしてもう一つが「フィールドボスなどの奪い合い」,この2点について懸念されております。
どちらのご意見につきましても,単一か所にプレイヤーの皆さんが一極集中しないよう,街に,ダンジョンに,フィールドにそれぞれのメリットを持たせ,常にいいバランスでプレイヤーの皆さんが分散化するよう,今後の開発方針の一軸として捉えております。
また,それはそれとして,チャンネルごとにプレイヤーが分散された結果,本来その場にいるはずのほかのプレイヤーが視認できないため,せっかくのコミュニケートの場が削られていくことも懸念の一つでした。
運営開発でシミュレートを行った結果,現状では一つのエリアに一極集中したとしても,運用は十分に耐えられるとの判断に至りましたが,それを先に皆様にお伝えしなかったのは弊社の落ち度だと思っています。
チャンネル統合については,例外なくすべてのプレイヤーに影響を及ぼすものなので,あらためて皆さんからの意見の吸い上げを行った形で実施したくもあり,今回、実施の延期を敢行いたしました。
実施時期につきましては,あらためてアナウンスさせていただきますので,思うところがございましたら,多々ご意見をいただきたく存じます。
4Gamer:
一部ユーザーコミュニティで,ダンジョンでの報酬バランスなどに関して議論が起こっていますが,それについてはどうお考えでしょうか。そのほか,プレイヤーからの要望が集中している要素と,それに対する修正案などがあったら教えてください。
新川氏:
本来,それぞれのダンジョンにはそれぞれの旨味であったり,存在価値があるものですが,経験値とクリア報酬がダントツだという点で,旧イチガヤ駐屯地にプレイヤーさんが集中してしまい,ほかのコンテンツがほとんど利用されていない現状が発生していました。
バランス調整の一環として,旧イチガヤ駐屯地のクリア報酬部分についてのみ,下方修正を行わせていただきましたが,同時にセルタワーなどにおける取得物については上方修正をしております。今後は「あのダンジョンはマッカ,あのダンジョンはマグネタイト,あのダンジョンは…」といったように,それぞれのダンジョンに意味合いや目的を持たせたいと考えております。加えて,高額で取引できるレアアイテムなどは,ダンジョンにそれぞれ設置する方向で動いています。
4Gamer:
プレイヤーの皆さんにメッセージをお願いします。
新川氏:
9月よりストーリー性を重視した実装を多く進めております。鈴木大司教のエピソードを皮切りに,本エピソードの実装やクエストの充実化,またそれに伴うコミュニティの活性化と,遊び場の拡大を目標に,2010年も邁進してまいりますので,今後とも,真・女神転生IMAGINEをよろしくお願いいたします。
■鈴木大司教へのミニインタビュー
4Gamer:
チェインオブカースがついに開幕しました。あの鈴木大司教が手がけるエピソードということで,多くのメガテンファンから注目を集めていますが,あらためて,序章の魅力や見どころを教えてください。
鈴木氏:
序章は,実は本編よりもメガテン的な要素が強いものになっています。プチデモナイズドという部分的悪魔化が,ファッションとして流行する新宿バベルが舞台の中心です。天津神,国津神が登場し,一見バラバラで関連性がないと思われる事件が何度か発生します。
序章の段階でその謎が解けたら,ちょっとしたもんですね。ちなみにイケブクロの導入は,本編まで待っていただくことになります。
4Gamer:
非常に先の展開が気になるチェインオブカース序章でしたが,その先の内容について,可能な範囲で教えてください。
鈴木氏:
序章もまだまだ先が続きますよ。Act03で受けた“天津神の祟り”を解く手がかりを,新たに登場する国津神がくれます。この神様がいろいろなところで大活躍するのですが,それは公開されてからのお楽しみと言うことで……。
さらにその後,本編へと続く大きな事件が発生して,世界はヤバイ感じになっていきます。
4Gamer:
この先,チェインオブカースを展開していくうえで必要になりそうなゲームシステム(たとえば,プレイヤーがプチデモナイズド可能になるなど)や,より真・女神転生らしい世界観を構築するためにあったらいいなと思うゲームシステム(たとえば,カジノやTDL,悪魔会話の拡張など)はありますか?
鈴木氏:
プチデモは危険が伴うということで,現在公式には認められませんが,もしかすると非合法な組織が,プレイヤーキャラクターにも施術するという可能性がありますね。
カジノは実はイケブクロにあるのですが,ヤクザ組織同士の抗争のターゲットにされ,内部に異常空間が生じ,閉鎖に追い込まれています。この抗争を沈静化させ,内部をどうにかしないと,再オープンもおぼつかないでしょう。
ほかにも非常に大きな追加システムが用意される予定ですが、これはシナリオに深く結びついておりますので,今それを明かすわけにはいかないのです。
その他システムの追加には時間がかかりますし,ゲームバランスを大きく変えてしまうことがあります。今後ケイブの開発チームと密にやりとりしながら,可能な限り挑戦していきたいと思います。
4Gamer:
真・女神転生シリーズを愛するファンに向けて,メッセージをお願いします。
鈴木氏:
世界は今2012年の問題に注目しています。ここで世界が一旦リセットされるのだとされます。マヤやインカ,ホピ族の予言に記されているのですが,これらの文化はその前のオルメカ,さらに未だに謎のプレオルメカからもたらされたのではないかと言われています。そしてこうした超古代文明といわれるものは,結局のところアトランティスに結びついてくるわけですね。
2012年は太陽黒点の最大期に重なり,超太陽風が吹いて,地球は宇宙規模の電子レンジでチンされてしまうという話もあります。しかし,黒点最大期に向かっているこの今の時期に,何と黒点数はゼロです。黒点が少ないと、地球は寒冷化するといいます。この太陽活動の異変により,レンジでチンとは真逆で,氷河期がやって来るという可能性もあります。
また,江戸時代まで天皇家の神道を司っていた白川家が公職から追われ,土御門家がそれに取って代わるのですが,最後の白川家当主の予言に怖しいものがあります。それは,白川家の伯家神道の秘伝の神事を受けない天皇の御代が百年続くと,日本の国体が滅ぶというものです。明治天皇はこの神事をお受けなされていますので,お受けになっていない大正天皇の即位が1912年ですから,それから百年後の2012年がその年というわけです。
そういや東海大地震がくると,活断層の上にある浜岡原発の死の灰が首都圏直撃ですね。アハハハハハハハハ!!! 角川春樹先生の霊力で次の地震も止めてもらうしかありません。
意外にも,スピリチュアリスト達は,人間が次の段階に進化する時がくるのだと,非常にポジティブに2012年を見据えています。
さて……メガテン世界はこんな話が大好物です。
今後とも,現実世界の歪みを糧に,仮想世界が成長していけたらと思っています。
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