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「エイジ オブ エンパイア III」日本語版は2006年1月27日発売 オリジナル サウンドトラックがもらえる予約キャンペーン実施
いまさら説明の必要もないだろうが,本作は,1997年に1作目が発売され,世界的大ヒットを記録したAge of Empiresシリーズの最新作。RTS(だけに限らないが)最高峰のグラフィックスと,ホームシティシステムなど独特のゲームシステムを特徴としており,「超大作」と言っても過言でないほどの注目タイトルである。
AoE3の舞台となる年代は,15世紀から19世紀中頃まで。いわゆる大航海時代後期から始まり,植民地時代,産業革命/帝国主義時代にまたがった時代背景をベースとしており,さらに列強各国による「アメリカ大陸への進出」というものを,作品の大きなテーマとして扱っている。
ちなみに,いまとなってはRTSの基本ルールの一つともいえる「進化/時代」という概念は,もともとターン制ストラテジー「Civilization」で生まれたものだが,これを最初にRTSに持ち込んだのが初代Age of Empiresであり,当時(1997年)画期的なシステムとして大いに評価された。
また軽く前述したが,本作では「ホームシティシステム」という独特のゲームシステムを搭載している点が大きな特徴となっている。これは,アメリカ大陸を舞台にした本作ならではの要素で,「本国からの輸送物資/援軍」を使って,ゲームを有利に進められるというもの。
ゲーム中ではこの輸送能力を「カード」として表現しており,いろいろな種類のカードを組み合わせて「デッキ」を組んでいくことで,同じ国家同士でもまったく違った戦略を組み立てられる。また,このホームシティにはレベルの概念があり,遊べば遊ぶほどレベルが上がっていき,レベルが一定まで上がると新しいカードを入手できるという仕組みになっている。
つまり,RTSながらもちょっとした成長要素が付加されているわけだが,これがなかなか(地味に?)面白い。カード取得の制限解除(高レベル専用のカードがあるのだ)となるレベル25前後まではとりあえず上げたいと思わせるあたりは,やはりツボを押さえた作りだと感心させられるところだ。
ただ,そのマイナスをフォローする意味があってかどうかは分からないが,日本語版の発売に際して,「エイジ オブ エンパイア III オリジナル サウンドトラック」がもらえるという「早期予約キャンペーン」が実施される。
内容は読んで字のごとくだが,勇壮な本作のBGMをフルオーケストラ(ノースウエスト シンフォニア演奏)で聴けるのは,素直に嬉しいところ。キャンペーンの対象期間は,2005年12月12日から2006年1月19日までで,公式サイトの特設ページに掲載されているキャンペーン対象店舗で順次開始されていく。なお,サントラCDが無くなり次第終了とのことだ。該当する店舗で予約をした人には,発売後に製品と一緒にサントラCDが配送される。
ちなみにサントラの内容自体は,米国で発売されている「Age of Empires III: SOUNDTRACK」(15ドル相当)と同じである模様。本作を購入しようと思っている人は,今のうちに予約しておいたほうが良いだろう(今のところ,国内でこのサントラが発売される見込みはないようだ)。
とにかく,本作の発売日まで後一か月ちょっと。年をまたいでしまうとはいえ,国内におけるRTSの“本命”を楽しめるのはもうすぐだ。シリーズファンはもちろんのこと,初めてRTSというジャンルに触れるという人にも,この「エイジ オブ エンパイア III 」をお勧めしたい。(TAITAI)
- 関連タイトル:
マイクロソフト エイジ オブ エンパイア III
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