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2人のプロゲーマーが晴れ舞台で魅せた! 「スペシャルフォース ゴールデンカップ2011」レポート
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印刷2011/05/01 18:05

イベント

2人のプロゲーマーが晴れ舞台で魅せた! 「スペシャルフォース ゴールデンカップ2011」レポート

 4月30日,東京都内のベルサール秋葉原で開催中の「第3回 秋葉原 PCゲームフェスタ」にて,NHN Japanが運営するオンラインFPS「SPECIAL FORCE」のオフラインイベント「スペシャルフォース ゴールデンカップ2011」が開催された。

「SPECIAL FORCE」公式サイト


 この大会は128クランが参加した「スペシャルフォースリーグ −2011 Winter−」(2011年2月開催)と,同じく128クランが参加した「スペシャルフォースリーグ −2011 Spring−」(2011年4月開催)から,それぞれ上位2クラン,合計4クランが集結し,参加総数256クランの頂点を目指すという趣旨で行われたもの。参加したのは以下の4クランだ。

UHS Athlete(ユーエイチエス アスリート)
Emotive Moment(エモーティブ モーメント)
STD Gaming(エスティディ ゲーミング)
vouLus(ヴォーラス)

 今回のイベントでは大会以外に,NHN Japanが2人のプレイヤーとスポンサード契約を結び,プロゲーマーが誕生したことが発表されたので,大会の模様とあわせてレポートしていこう。


SPECIAL FORCE専属のプロゲーマー誕生


SPECIAL FORCEの運営プロデューサー,佐野 亘氏
 イベントは,SPECIAL FORCEの運営プロデューサーであり,今大会の総合責任者を務める佐野 亘氏の挨拶で幕を開けた。佐野氏は今回の大会を開催する理由として,「SPECIAL FORCEの世界大会で日本代表が優勝できるような,そんな強いクランを育てたい。年に2回行われるオフライン大会が,クランのレベルアップにつながればいいという考えからこのような大会をセッティングした」とコメントした。

 続いて佐野氏からは,NHN Japanとして新たな取り組みを行うことが宣言され,ここでNHN Japan代表取締役 森川 亮氏が登壇。森川氏は,同社が運営するSPECIAL FORCEがサービス開始から4年を迎えたことや,FPSプレイヤー向けポータルサイト「FPSField」を立ち上げ,日本のFPS市場を牽引してきた自負をあらためてアピール。そして,今年から来年にかけて,さらに魅力的なFPSを投入予定であることを明らかにした。森川氏は「FPSの市場を盛り上げ,オンラインでゲームを遊ぶ楽しさを今後も伝えていきたいと思っている」と述べた。

NHN Japan代表取締役の森川 亮氏
 そして「スペシャルフォース プロゲーマー」という,プロゲーマー制度の立ち上げも発表された。森川氏は今回契約するプロゲーマーについて,「ゲームを通じて,オンラインやオフラインでさまざまな出会いがあり,勝負を通じて成長してきた。世界を代表するチームとも戦い,人間的にも成長した」と紹介。「“ゲームを通じて,人間的に本当に成長できるんだ”という象徴として頑張ってほしい」というエールを送った。

 佐野氏は今回のプロゲーマー誕生の経緯について,「e-Sportsは韓国や台湾で盛んで,たくさんのプロゲーマーが優勝を目指して競っているし,そういった流れによってFPS全体が盛り上がっている。日本でもそれを目指して,今回の取り組みを行うことにした」と語った。
 また,気になるスポンサーについてだが,NHN Japanに加え,デルが展開するゲーミングPCブランド「Alienware」,ゲーミングデバイスメーカー「SteelSeries」の計3社によるサポートが決定しているという。

 そしてここでプロゲーマーが登場。高橋“SpyGea”恵選手と,荒木“Yuti”佑介選手の2名だ。彼らを選んだ理由として,佐野氏は理由を3つ挙げた。1つめは「SPECIAL FORCEが上手い」ということ。SpyGea選手はこれまでに2回,Yuti選手は3回,世界大会に出場した経験を持つ。当然と言えば当然だが,世界と対等に戦える実力が選出の理由だそうだ。
 2つめは「意気込み」だという。佐野氏は彼らと一緒に世界大会に行ったことがあるそうで,その際に「SPECIAL FORCEをもっと盛り上げたい」という強い気持ちを受け取り,それに共感したことも大きな理由とのことだ。
 そして最後に「カリスマ性」を挙げた。2人が世界大会に出場するようになってから,いろいろな国にファンが生まれ,とくに台湾での人気が高いという。以上3点が選考理由だそうである。
 ちなみに両者とも,今回の大会にエントリーしているUHS Athleteのメンバーである。

会場内ではプロゲーマーの契約書にサインをするという演出も。佐野氏によって内容が読み上げられた。また,森川氏が2人にユニフォームを着せてあげるという一幕も
SPECIAL FORCE SPECIAL FORCE

 最後にSpyGea選手,Yuti選手から今後の抱負などが語られたので,そちらも紹介しておこう。

今後の抱負を語る高橋“SpyGea”恵選手(左)と,荒木“Yuti”佑介選手(右)

SpyGea選手
 私はプロゲーマーとして契約する前は宮城県仙台市に住んでいましたが,東日本大震災で被災し,ゲーマーとして復帰することは諦めていました。震災を受け,日本全体に元気がない状態ですが,NHN Japan,Alienware,SteelSeriesからサポートをいただいたので,プロゲーマーとして勇気付けられるようなプレイをしていきたいです。これからプロゲーマーとして頑張っていくので,応援お願いします。

Yuti選手
 中学2年生の頃にオンラインゲームと出会い,多くの時間を費やしてきました。オンラインゲームに携わることで,自分の経験を少しでも活かしていきたいと考えていました。プロゲーマー契約の話をいただいたときは自分の夢がかなえられると思い,大変うれしかったし,推薦していただき感謝しています。
 3年間,日本代表として世界に挑戦してきましたが,一昨年台湾で開催された世界大会を見て大きな衝撃を受けました。台湾のe-Sportsはテレビのニュース番組でも取り上げられ,野球やサッカーと同じような扱いでした。日本でもe-Sportsの認知度を上げて盛り上げていくために,プレイヤーとしての活動はもちろん,宣伝活動にも従事していきます。ご協力いただいたみなさんにも感謝しています。今後のSPECIAL FORCEやe-Sportsの発展に貢献していくので,応援よろしくお願いします。


熱戦が繰り広げられたスペシャルフォース ゴールデンカップ2011

栄冠を手にするのはどのクランだ


 プロゲーマーの誕生という重大発表を終えて,いよいよメインイベントの開始。まずはエントリーしているクランと大会の対戦カードが発表された。

■準決勝第1試合
UHS Athlete vs. Emotive Moment

■準決勝第2試合
STD Gaming vs. vouLus


今大会の実況を務めたYUKISHIRO氏
 対戦カードが発表され,今大会に期待することについて聞かれた佐野氏は,「UHS Athleteが強いと思うが,それをどのように攻略するかがほかのクランの腕の見せだとだと思います。僕はそこが楽しみですね」とコメント。実況を担当するYUKISHIRO氏は「プロゲーマーが誕生したとはいえ,頑張れば新しい契約書が用意される可能性もあるので,ほかのクランも頑張ってほしいですね」と述べていた。

 試合開始前には,佐野氏からルール説明がなされた。5対5のチーム戦で必ずスナイパーを1人入れることがチーム編成の条件。前後半7ラウンド制,最大14ラウンド制で,7ラウンド終了時に攻守交替となり,先に8ラウンド先取したチームが決勝戦に進出となる。また,先攻・後攻は試合前にじゃんけんで決定する仕組みだ。


■準決勝第1試合
UHS Athlete vs. Emotive Moment


 今回選ばれたマップは「DesertCamp」。このマップは狭くゲーム展開が速めだ。また,見晴らしのいいポイントがいくつかあり,攻め側は動きを読まれると攻めにくくなるという特徴があるという。

 試合はUHS Athleteの先攻でスタート。主にマップ中央での攻防が繰り返され,取ったら取り返すのシーソーゲームが続き,7ラウンド終了時点でスコアは4対3と僅差。しかし,攻守交替後,防衛側になったUHS Athleteの動きがよくなり,そのままEmotive Momentを退けた。最終的なスコアは8対3でUHS Athleteが決勝戦に駒を進めた。

最初は和気藹々としていた両チームだが,ゲームが始まると一瞬で本気モードに。お互いに声を出して状況を伝え合っていたので,観戦している側も戦況を把握しやすかった
SPECIAL FORCE SPECIAL FORCE


■準決勝第2試合
STD Gaming vs. vouLus


 準決勝第1試合と同じく「DesertCamp」での戦いとなった第2試合。先攻を取ったSTD Gamingだが,vouLusの堅い守りをなかなか切り崩すことができず,最初の4ラウンドは0対4とワンサイドゲームとなってしまった。前半終了時点では2対5とvouLusがリードするも,それでも徐々にSTD Gamingが追い上げ,一時は6対7と1ポイント差まで詰め寄ったのだが……惜しくも健闘及ばず,6対8でvouLusが勝利を収めた。

SPECIAL FORCE
ステージ中央の巨大なスクリーンには試合の様子が映し出されていた。これは俯瞰視点でマップを見ているが,誰がどこにいるか一目瞭然で,倒れるたびに数字が消えていくので状況も分かりやすい
SPECIAL FORCE
作戦が決まり,あっという間にラウンドが終了することも。解説にあったようにテンポよくゲームが進み,見ているだけでも楽しめた


■決勝戦
UHS Athlete vs. vouLus


SPECIAL FORCE
試合開始前にはヘッドセットやマウスなど,持ち込んだデバイスの設定が行われる。YUKISHIRO氏によれば,この準備を手早く済ませ,開始までウォーミングアップをしておくのが大事だという
 決勝戦のルールは基本的には準決勝と同じだが,こちらは3つのマップを使用し,先に2勝したほうが優勝となる。選ばれたマップは「Missile」「Satellite」「Train」の3つだ。
 試合を前にUHS AthleteのYuti選手は「非公式大会で1回勝ったくらいで調子に乗っているから,奇跡は2度起こらないことを証明したい」と相手を挑発するが,vouLusの選手は「最高の舞台で最高の仲間と一緒に,最高のチームを相手に,最高の結果を残したい」と,こちらもやる気十分といったところ。

 決勝戦第1試合のマップはMissileを使用。このマップは細かい建物や狭いルートがあるのが特徴で,中央にある曲がった通路が攻防の重要なポイントとなるそうだ。
 試合はvouLusの先攻で始まり,序盤は拮抗したゲーム展開となる。しかし,3ラウンド目でUHS Athleteがラッシュを仕掛けポイントを獲得し,4ラウンド目にはSpyGea選手がスナイパーライフルで見事なエイミングを見せ,会場を沸かせる。
 前半戦はスコア4対3で折り返し,続く後半戦はシーソーゲームの様相を呈した。しかし,一枚上手のUHS Athleteが着実にラウンドを制し,マッチポイントを獲得。しかし,UHSがこのラウンドを取れば勝利というところで,思わぬアクシデントが発生。vouLusで最後に生き残った選手が使用するPCがトラブルを起こしてしまい,試合は続行不可能になってしまう。結果的にはルール上の決まりで,第1試合はUHS Athleteの勝利で終わった。

しっかり連携を取りながら戦う両クラン。複数の相手を一人で相手にしなければいけない状況が何度か発生したが,さすがにこれは分が悪い
SPECIAL FORCE SPECIAL FORCE

 決勝戦第2試合のマップは,Satelliteを使用して行われた。ここは狭い通路の多いマップで,出会い頭での戦闘が起こりやすくなっているのが特徴だという。
 第1試合と同じく,vouLusの先攻で始まった試合は,第2ラウンドでSpyGea選手がトリプルキルを見せるなど本領を発揮し,前半戦終了の時点で5対2と,UHS Athleteが圧倒的に有利な状況。しかし,vouLusも意地を見せ,第9ラウンドでは完璧な守備で一人も倒されることなく,UHS Athleteを撃退するというパーフェクトゲームとなり,会場からは一際大きな歓声が上がっていた。
 だが,このあとvouLusは1ラウンドを取るだけで精一杯。どんどん差を広げられ,最終的なスコアは8対4でUHS Athleteの優勝となった。

 試合後にコメントを求められたUHS AthleteのYuti選手は,「vouLusはすごく強くて,僕たちのいいライバルなので,これからもよろしくお願いします」と健闘を称え,vouLusの選手も「負けてしまったけど,ある意味でこれが最高の結果ですね。UHS Athleteを倒すために日々精進していきたいです」と述べていた。

 その後行われた表彰式では,優勝したUHS Athleteに賞金20万円,準優勝のvouLusには賞金5万円が手渡され,会場は両チームの健闘を称える暖かい拍手に包まれた。

下馬評どおり,UHS Athleteが今大会の優勝クランとなり,256クランの頂点に立った

豪華商品をかけてのじゃんけん大会は大盛り上がり。幸運にも複数の賞品を獲得していたお客さんもいた
SPECIAL FORCE SPECIAL FORCE

 最後に佐野氏は「スペシャルフォース運営チームとしては,このような大会を今後も実施していきたいと思います。8月〜9月あたりに開催できるよう準備しておりますので,次回もぜひご参加いただければと思います」とコメントし,イベントを締めくくった。

「SPECIAL FORCE」公式サイト


会場内に設置されていた「リアル武器爆弾コーナー」では,お金を払いコインを得て,ガチャポンかガラポンに挑戦できた。中にはゲーム内で使えるアイテムのシリアルコードが封入されていた
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