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全世界での「SPORE」のセールスが100万本に到達。どうなるSecuROM騒動
ゲームそのものはおおむね高い評価を獲得しているSPOREだが,先日お伝えしたように,本作では「SecuROM」というDRM(デジタル著作権管理)技術が用いられており,インストールや初回起動時にインターネットでの認証が必要であるほか,ゲームのインストールが3回までしか行えず,4回め以降はカスタマーサポートに連絡する必要がある。
アメリカの通販サイトAmazonのSPORE販売ページのレビューには,SecuROMが採用されたことに対する不満が大量に投稿されており,ゲームの内容とは直接関係ないところで,ゲームファンの不満が高まっているのもまた事実である。
これについては,EAの広報を務めるMariam Sughayer氏がMTV Multiplayerのインタビューの中で,iTunes Storeで購入したコンテンツと同様,プレイヤー自身がゲームを使用するPCを認証したり,認証を解除したりできるようにすると述べるなど,同社としても対応を検討しているようだ。
とはいえ,SecuROMそのものに不信感を持っているゲームファンはなお多く,GamePoliticsの記事によると,カリフォルニア州では今週,ゲームのインストール時に自動的にSecuROMのソフトウェアがインストールされることを不服とする人々により,集団訴訟が起こされている。
この訴訟の原告団は,SecuROMをインストールするかどうかプレイヤーが選べないことや,それ以外のDRM技術が提供されていないこと,SPOREをアンインストールしてもSecuROMは削除されず,そのアンインストール方法が用意されていないことを問題としているという。
EAは,北米地域で10月28日に発売される「Command & Conquer: Red Alert 3」にもSecuROMを採用するとしており,裁判の展開が注目される。
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