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「PUBG」で最大7%の性能向上を実現した「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」が登場。Raven Ridgeはサポート対象外
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印刷2018/02/13 11:15

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「PUBG」で最大7%の性能向上を実現した「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」が登場。Raven Ridgeはサポート対象外

 北米時間2018年2月12日,AMDの公式最新グラフィックスドライバ「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」(以下,Adrenalin 18.2.2)が公開となった。
 WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版として登場した2018年2月版第2弾は,北米市場で2月13日に発売となる「Kingdom Come: Deliverance」や,最近プレイヤー数が増えてきている「Fortnite」,そして「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)への最適化版という位置づけだ。リリースノートによると,PUBGでは最大7%の向上が得られるという。

ちなみにこちらは「Ryzen 3 2200G」環境へ17.40.3701ドライバを導入した結果。相変わらず「17.7」表記のままだが,レビュワー向けより新しいことを確認できた
画像集 No.002のサムネイル画像 / 「PUBG」で最大7%の性能向上を実現した「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」が登場。Raven Ridgeはサポート対象外
画像集 No.003のサムネイル画像 / 「PUBG」で最大7%の性能向上を実現した「Radeon Software Adrenalin Edition 18.2.2」が登場。Raven Ridgeはサポート対象外
 すぐに入手したい人は下に示したリンクをどうぞ。ただし,AMDが同日付けで発表したAPU新製品「Ryzen Desktop Processors with Radeon Vega Graphics」は,Adrenalin 18.2.2のサポート対象に入っていない。念のため4Gamerで導入を試みたが,インストール不可だった。
 新世代APUをさっそく使いたいと考えている人は,別途AMDが公開している「17.40.3701」ディスプレイドライバを入手してもらえれば幸いだ。

64bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.2
32bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.2
32bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.2
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Adrenalin 18.2.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.2
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Adrenalin 18.2.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

 「Display Driver Package」のバージョンは「17.50.17.04-180206a-324065E-RadeonSoftwareAdrenalin」。「Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1ドライバ」では「17.50.17.03-180131a-323782E-RadeonSoftwareAdrenalin」だったので,数字だけ見ると,ほんのわずかにしか上がっていない。アップデートにはバグ修正が入っていないという潔さだったりもするので,「Kingdom Come: DeliveranceのDay-1ドライバを用意するついでに,取り組んできたFortniteとPUBG向けの最適化も盛り込んでみました」的なリリースという理解が正解だろうか。

 いずれにせよ,3タイトル,とくにPUBGをRadeon搭載環境でプレイしている人には導入必須のリリースと言ってしまってよさそうだ。ドライバの導入作業が自己責任であることに注意しつつ,試してみてほしい。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Adrenalin 18.2.2の対応GPU
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon R5 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ


●Adrenalin 18.2.2の対応APU
  • リリースノートに記載なし


●Adrenalin 18.2.2が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.1)
  • Display Driver Package:17.50.17.04-180206a-324065E-RadeonSoftwareAdrenalin(←17.50.17.03-180131a-323782E-RadeonSoftwareAdrenalin)
  • Radeon Settings:2018.0206.1847.33779(←2018.0131.1849.33856
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01316
  • OpenGL:6.14.10.13506
  • OpenCL:23.20.15017.4003(←23.20.15017.3010)
  • Mantle:9.1.10.0237
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.6
  • Vulkan Driver:2.0.1
  • Vulkan API:1.0.65


●Adrenalin 18.2.2における最適化
(※比較対象はRadeon Software Adrenalin Edition 18.2.1)
  • 「Kingdom Come: Deliverance」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 56搭載環境で解像度2560×1440ドット条件において最大3%,Radeon RX 580搭載環境で解像度1920×1080ドット条件において最大4%
  • 「Fortnite」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 56搭載環境で解像度2560×1440ドット条件において最大3%,Radeon RX 580搭載環境で解像度1920×1080ドット条件において最大6%
  • 「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」に向けた最適化。一例としてRadeon RX Vega 56搭載環境で解像度2560×1440ドット条件において最大5%,Radeon RX 580搭載環境で解像度1920×1080ドット条件において最大7%


●Adrenalin 18.2.2における新要素
  • リリースノートに記載なし


●Adrenalin 18.2.2で解決した問題
  • リリースノートに記載なし
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    PUBG: BATTLEGROUNDS

  • 関連タイトル:

    フォートナイト

  • 関連タイトル:

    キングダムカム・デリバランス

  • 関連タイトル:

    Ryzen(Zen,Zen+)

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