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「Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.9.2」が登場。「Borderlands 3」への最適化と超解像機能「Image Sharpening」の対応GPUが増える
WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版となる本バージョンは,9月12日発売予定のGearbox Softwareの新作「Borderlands 3」への最適化を行ったドライバだ。AMDによると,Radeon RX 5700シリーズにおいて,ひとつ前のバージョンであるRa
さらに,これまでRadeon RX 5700シリーズのみでしか利用できなかった,GPUによるポストエフェクトを用いた超解像処理「Rad
毎度のことであるが,AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているため,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。もちろん,ドライバソフトの導入は自己責任であることは注意してほしい。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 2019 19.9.2の対応GPU
- Radeon RX 5700シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2019 19.9.2の対応APU
- Ryzen 3000Gシリーズ
- Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
- Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
- A-Series APUs with Radeon Graphics
- Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon Mobile Pro ces sors with Radeon Vega Graphics - Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon PRO Mobile Proces sors with Radeon Vega Graphics - ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,
A-Series APUs with Radeon Graphics - ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
●Adrenalin 2019 19.9.2が統合するコンポーネント
(※比較対象はAdrenalin 2019 19.9.1)
- Display Driver Package:19.30.01.50-190903a-346729E-Rad
eon Soft ware Adre nalin(←19. 30. 01. 50- 190 903a- 346 453E -Rad eon Soft ware Adre nalin) - Radeon Settings:2019.0910.1749.32088(←2019.0903.1407.25433)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01410
- OpenGL:26.20.11000.13571
- OpenCL:記載なし
- Mantle:記載なし
- Mantle API:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.12
- Vulkan Driver:2.0.106
- Vulkan API:1.1.119
●Adrenalin 2019 19.9.2における最適化
- 「Borderlands 3」への最適化
●Adrenalin 2019 19.9.2における新要素
- Radeon RX 590/580/570/480/470がImage Sharpeningに対応
●Adrenalin 2019 19.9.2で解決した問題
- リフレッシュレート75Hzの設定でV-SYNCを有効にすると,一部のディスプレイでフレームレートが30fpsに固定されてしまうことのあった問題
- 一部のRadeon RX 5700シリーズ搭載環境で,Webブラウザを使って動画コンテンツを再生するとシステムが不安定になることのあった問題
- デスクトップ録画を有効にしていると,「Radeon ReLive」で録画したデータのオーディオが破損したりノイズが混ざることのあった問題
- Radeon RX 5700シリーズで利用できないGPUコアクロックが「Radeon Settings」に表示されることのあった問題
- Radeon RX 5700シリーズで「Enhanced Sync」を有効にすると,ゲームやアプリケーション,システムがクラッシュすることのあった問題
●Adrenalin 2019 19.9.2における既知の問題(※抜粋)
- 「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」のゲーム後半でテクスチャが破綻することがある
- ゲーム中にRadeon ReLiveがオンの状態でディスプレイの設定をHDRに切り替えると,システムが不安定になることがある
- Radeon RX 5700シリーズでリフレッシュレート75Hzのディスプレイを使用すると表示にアーティファクト(※本来にはない表示という意味と思われる)が発生することがある
- 一部のRadeonシリーズを搭載した構成において,「Call of Duty: Black Ops 4」で面のカクつきが発生することがある
- 「Open Broadcasting Software」でAMF(AMD Media Framework)エンコーディングを用いると,フレーム落ちや画面のカクつきが発生する場合がある
- Radeon VIIを用いたマルチディスプレイ環境において,プライマリディスプレイのリフレッシュレートが60Hzに設定されていると,Radeon SettingsからHDMIオーバースキャンおよびアンダースキャンの設定が失われてしまうことがある
- Radeon RX 5700シリーズとリフレッシュレート240Hzに対応するFreeSync対応ディスプレイの組わせで,FreeSyncを有効にするとスタッター(画面のガタツキ)が発生することがある
- Radeon VIIでアイドル時やWindowsデスクトップ使用時にメモリクロックが意図せず上昇することがある
- 関連タイトル:
AMD Software
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