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「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.2」がリリース。「Gears Tactics」や「Predator: Hunting Grounds」に対応
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印刷2020/04/24 13:36

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「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.2」がリリース。「Gears Tactics」や「Predator: Hunting Grounds」に対応

 北米時間2020年4月23日,AMDは,「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.2(以下,Adrenalin 2020 20.4.2)をリリースした。

 2020年4月2回めのリリースとなる本バージョンは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,リリースノートによると,4月28日発売予定のGearsシリーズ最新作「Gears Tactics」や,4月24日に発売されるアクションゲーム「Predator: Hunting Grounds」のPC版に対応したドライバだ。最適化とは記されていないので,AMDが動作を確認したドライバという理解でいいだろう。

 そのほかに,いくつかの不具合修正も行われている。AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであればAdrenalin 2020 20.4.2を導入してみるといいだろう。毎度のことながら,ドライバソフトの導入は自己責任となるので,その点はご注意を。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 いつもどおり,英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 2020 20.4.2の対応GPU
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon R5 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ

●Adrenalin 2020 20.4.2の対応APU
  • Ryzen 3000Gシリーズ
  • Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
  • Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
  • A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,A-Series APUs with Radeon Graphics
  • ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
  • Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics

●Adrenalin 2020 20.4.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 2020 20.4.1)
  • Display Driver Package:19.50.29.27-200421a-354308E-RadeonSoftwareAdrenalin2020(←19.50.29.20-200401a-353575E-RadeonSoftwareAdrenalin2020)
  • Radeon Settings:2020.0421.1645.30151(←2020.0401.1512.27368)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01432
  • OpenGL:26.20.11000.13587
  • OpenCL:記載なし
  • Mantle:記載なし
  • Mantle API:記載なし
  • Audio Driver:10.0.1.12
  • Vulkan Driver:2.0.137
  • Vulkan API:1.2.133

●Adrenalin 2020 20.4.2における最適化
  • 記載なし

●Adrenalin 2020 20.4.2における新要素
  • 「Gears Tactics」「Predator: Hunting Grounds」に対応

●Adrenalin 2020 20.4.2で解決した問題
  • Radeon RX Vegaシリーズでビデオ再生のハードウェアアクセラレーションを使用するアプリを実行しながら「Folding@Home」を実行すると,画面が黒くなったりシステムがハングアップすることのあった問題
  • Webブラウザ「Microsoft Edge」で「Netflix」のコンテンツを再生すると,システムがクラッシュしたりハングアップすることのあった問題
  • 「XSplit」シリーズでシーンの切り替えを実行すると,アプリケーションがハングアップしたりフリーズすることのあった問題
  • 「Performance Metric Overlay」を開いた状態でタスク切り替えを実行すると,一部のゲームで画面のカクつきが生じることのあった問題
  • 「Overwatch」を長時間プレイしていると,ゲームがクラッシュすることのあった問題
  • Radeon RX 5700シリーズを搭載したシステムで,ゲーム中やデスクトップ使用中に一部のディスプレイの表示が失われたり,画面が断続的に黒くなることのあった問題
  • ゲームタイトルに英数字以外の文字を含むゲームをプレイすると,Radeon Softwareがクラッシュすることのあった問題
  • Radeon RX Vegaシリーズ搭載システムで,「Microsoft Teams」のハードウェアアクセラレーションが有効になっていると,アプリケーションがクラッシュすることのあった問題
  • Radeon Softwareのアップグレードアドバイザータブを開くと,「要件を取得できない」というエラーが断続的に表示されることのあった問題
  • Radeon RX Vegaシリーズで「Instant Replay」を有効にしてゲームをプレイすると,システムがクラッシュしたりVIDEO TDRエラーが発生することのあった問題
  • 「Visual C++」のインストールを行うために必要な条件が正しく検出されないときに1603エラーが発生する可能性があった問題

●Adrenalin 2020 20.4.2における既知の問題
  • 一部のゲームやシステム構成で「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすることで,この問題を一時的に回避できる
  • マルチディスプレイ構成のシステムで,「Microsoft Edge」ブラウザを使って長時間ビデオを再生すると,システムがハングアップしたりクラッシュすることがある
  • Radeon RX 5700シリーズでは,Performance Metric Overlayや「Wattman」でアイドル時に実際より高いクロックが表示されることがある。しかし,表示が誤っているだけで,消費電力や性能に影響はない
  • 「HDMIスケーリング」のスライダーを変更すると,フレームレートが30fpsで固定されてしまうことがある
  • Radeon RX 5000シリーズでは,一部のゲームを長時間プレイするとゲームプレイが断続的に途切れることがある
  • Radeon RX Vegaシリーズで[Alt]+[Tab]キーを押してタスクの切り替えを実行すると,システムがクラッシュしたり,VIDEO TDRエラーが生じることがある
  • 現在,Radeon Softwareのメディアギャラリーでは「Direct ML Media Filter」を利用できない
  • Radeonシリーズを搭載する一部のシステムは,ゲームを長時間プレイすると画面が黒くなったりシステムがハングアップする可能性がある。AMDはこの問題の報告を調査し続けている
  • OEM向けグラフィックスドライバを使用しているRadeon搭載ノートPCの一部に「Radeon Software Adrenalin 2020」をインストールすると,BSOD(Blue Screen of Death)が発生することがある。この問題を解決するには,まずOEM向けグラフィックスドライバをWindowsのコントロールパネルにある「プログラムと機能」を使ってアンインストールしたうえで,アンインストール完了後にRadeon Software Adrenalin 2020を「工場出荷時にリセット」の設定でインストールすればいい

  • 関連タイトル:

    AMD Software

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