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海洋冒険MMORPG「Voyage Century」のオープンβテストに参加してみよう#3
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印刷2007/03/05 16:46

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海洋冒険MMORPG「Voyage Century」のオープンβテストに参加してみよう#3

 これまでシステム的な部分,チュートリアルから生産系タスクまでのプレイという流れで紹介してきた,海洋冒険MMORPG「Voyage Century」航海世紀)。今回はいよいよ冒険戦闘へとプレイを広げていく。ここまで読んでくれた読者には,ぜひ最後までお付き合い願いたい。
 なお,本記事の#1は「こちら」から,#2は「こちら」からどうぞ。

●資金を元手に,大海原を目指し冒険へ

 さて,#2に続いて,大海原に出てみよう。
 ここでは,アレクサンダーの港にいるAdventure Alliance Masterから冒険系のタスクを受けてみることにしよう。最初に受けたのは,African elephantを発見するというもの。座標などは,会話やLogbookに表示されるので確認してほしい。
 前回の記事では船を改造したが,これによって必要な最低船員数が増えている場合には,忘れずに船員を補充しておこう(数が少ないと,船速が著しく落ちる)。船員が多ければ船速も上がるので,できるだけ余剰分の船員を用意しておく。むろん忘れずに,船員数に合わせた必要な食料を積み込んでから「Sail Off」だ。
 海に出たら,座標を見ながら指定されたポイントへ移動する。途中,雷が表示されている雲が浮かんでいたら要注意。入り込むと嵐に見舞われ,船に大きなダメージを受けることになる(嵐にあっても,すぐに錨を下ろして帆を畳めばダメージを軽減できる)。
 船がポイントに近づくと,海面が輝いて効果音が鳴るので,その場所でDiscoveryコマンドを使って,捜索に出す船員数を決めよう。船員数が多いと発見までの時間が短くなるようだが,探索中には何が起こるか分からず,けが人,死者が出ることもある。
 無事に発見物を見つけることができたら,さっそく街に戻ろう。何も発見できず終わってしまった場合は,位置をずらしたりして輝くポイントが変わっていないかを確かめるとよい。

探索中は危険でいっぱいだ。だが,時には別の船の船員を発見したり,食料を調達してくれることも


 さて街に戻ってからだが,発見物の報告の前にもう1ステップ手続きを踏む必要がある。その発見の証拠を携えて,各街にいる発見報告可能NPCに報告しなければ認められないのだ。LogbookのDiscoveriesで,先ほど発見した物を確認すると“Not authenticated”(未証明)となっていると思う。今回の場合,証拠品はキャラクター情報のItemにある「Logbook」である。アレクサンダーでは,発見物報告NPC“Artes”に,アテネでは“Pascal”に報告しよう。その後,AllianceのNPCにタスク完了の報告を行う。なお発見物は,タスクを受けていないものでも発見だけはできるので(後にタスクがあればすぐ報酬を得られる),割と便利だ。

 ちなみに遠距離を移動するときは,拡大マップ(Ctrl+Mキー)を利用すると便利である。拡大マップ上をクリックすることで,その地点へ一直線に移動できる。これは陸上でも使える技なので覚えておこう。

発見の報告をすると,発見物に詳細な情報が書きこまれる。また,航海したことのない海は,地図では真っ黒になっている。いつの日か,自分の世界地図を作り上げよう


●危険な時代を生き抜く職業,戦える航海者を目指す

 陸も海も危険が多いこの時代,戦闘の心得が必要なのは当然のこと。戦闘系タスクがもらえるNPC“Ares Warrior Alliance Master”から,タスクを受けてみよう。まずは,hedgehog(ハリネズミ)からSpinを20個集めるタスクとのこと。どうやら陸上で戦うタスクらしい。というわけで,陸上戦の準備だ。なお,戦闘系のタスクを受けるには,何か一つ,武器スキルを取得している必要があるようだ。
 準備が整ったら,街の郊外,すぐ外にいるhedgehogを倒し,20個のアイテムを持って報告しよう。戦闘は,一般的なMMORPGとさほど変わらないので,4Gamerの読者であれば難なくこなせるだろう。
 さて,郊外を移動していると,動物を発見したというメッセージが現れた。本作では,陸上にいる特定の動物や建築物などは,実際に見る(近づく)と発見したことになるのだが,これだけでは,Logbookのような証拠品が手に入らない。報告するには,その対象の動物を倒すなどして,証拠品を手に入れなければならないのだ(中にはストーリー物のタスクで得るものも)。しかし,証拠品はレアドロップらしく,十数匹倒してやっと手に入るということも。より多くの発見をしたいという冒険者は,戦力も必要となるようだ。なお一般的なRPG(シングル/MMO問わず)では,遠くに行くほど困難になるというのはよくあること。本作も例に違わず,遠くの街の郊外では,危険な動物が街のすぐそばを徘徊しているのだ(もちろん近づくと襲われる)。実際にGenova(ジェノバ)に初めて辿り着いた筆者は,その郊外でWolf Lordに美味しく食べられてしまった。やはりこの時代,強くなければ冒険もままならないと思った一瞬である。

取得した(パッシブスキル以外の)スペシャルスキルを忘れずにショートカットバーに登録しよう。また,銃の場合は弾丸を少し買い足すといいかもしれない。筆者は途中で尽きてしまい,ひたすら殴りかかっていた。


 次に,海上戦闘のタスクを受けてみることにした。タスクの内容は“Crete Peg Leg smuggling ship”を5隻討伐するというもの。Shipyard Bossから,海上戦に必要な砲弾などを購入しておこう。情報では,討伐すべき船は,Crete(クレタ)島からアレクサンダーの街に向かって移動しているらしい。また,smugglingとは“密輸”という意味。つまり密輸船の討伐なのだが……海上に姿が見当たらないのだ。
 すでに,ここまでプレイしてきた人は気がついているかもしれないが,画面右下には,本作のゲーム内時間が表示されており,1時間単位で時間が推移している。密輸船を捜しているこのとき,時間は正午前後。いくらなんでも密輸船は,堂々と真昼間に移動しないだろうと気付いて,ひとまず夜まで待ってみることに。
 夜になったので海上を捜索すると,続々と現れる密輸船の姿。移り変わる時間を利用した要素も入っているとは,なかなか乙な演出だ。もしかすると,特定の時間でしか発見できない発見物などもあるのかもしれない。
 そういうわけで,さっそく密輸船を討伐だ。密輸船をクリックしてターゲットし,さらにクリックして捕まえるのだが,相手のスピードは決して遅くはないので,荷物を積みすぎると追いつけないかもしれない。航路の正面からうまくターゲットすれば捉えやすいだろう。ちなみに戦闘になると,密輸船はどうやら逃げようとするのかまっすぐ移動していく。その方向に合わせて船を並べて砲撃を繰り返そう。
 なお白兵戦になると,陸戦同様に船上で戦うことができる。白兵戦での敵船のCaptainからは,生産品のレシピなどを入手できることがある。

戦いの前に船をアイテムで強化しておきたい。戦いが終わると帆も,船体もボロボロに。盾などもこまめに街で修理しておこう。(下段,中)タスク中は,チャット部分に討伐した対象の数が表示される


●大海原を越え,大きな利益を求めよう

 何事も最初は簡単なもので,同じ街にいるTraderからMuttonを12樽分持ってこいというタスクを受けた。さっそくTraderに話しかけ,Muttonを12樽購入する。……しかし,この1樽が重く,初期に購入できるものでも25の重量がある。つまり,12樽分で船倉が300必要になるのだ。
 とはいえ,一度に持っていく必要はない。持てる分だけ購入して,数回に分けてMerchant Guild Masterに届けてもタスクは完了できる。忘れがちなので覚えておこう。この後,街中で終わる簡単なタスクを繰り返し,いよいよアレクサンダーからアテネへMutton10樽を運搬してほしいというタスクを受けてみることにした。ここで注意が必要なのは,船倉の空き容量。前回の記事でも説明したが,あまりに荷物が重いと船の速度が落ちてしまう。船員の食料なども当然必要なので,貿易系の船以外は荷物の重さには十分気をつけよう。
 ここでアテネに向かうとき,黒い帆の船に襲われるかもしれない。これは今回に限った話ではなく,船の積荷を狙って現れる海賊だ。戦闘系タスクに「荷物を囮にして海賊を討伐する」という内容があるように,船のGoodsに積荷があると襲ってくるのだ。
 襲われたときの選択肢は,“Bribe”(交渉し賄賂を払って逃がしてもらう),“Overwhelm”(逆に威圧的な態度で接する),“Escape”(逃げる),“Attack”(海上戦闘に)の四つ。Bribe以外は,戦闘になったり,船などにダメージを受けたりする可能性があるが,状況に応じて選択しよう。

積荷は非常に重い。船倉を増やす効果のある船首像などを,ぜひ手に入れておきたいところだろう。そして,うまく流行の品を売ることができれば,大きな利益に


■まだ俺達の航海は始まったばかりだ!

 以上,文章ばかりで申し訳ないが,本作の“触りの部分”を紹介してみた。いかがだろうか。本作のプレイを開始して最初の目的になるのは,おそらくは船をより良いものに改造すること。かなり長い道のりにはなるが,色々なタスクをやってみたり遠くまで航海してみたりして,このゲームを楽しもう。作りにちょっと粗い部分は見られるが,内容は十二分に詰まっている。

 もちろん,あれもこれもとプレイする必要はなく,すべての発見物を求めて全世界を回ってみるのも良いし,生産にすべてをかけても良いだろう。筆者自身,文字どおり「遊びながら」記事を書いているという段階でまだまだ分からないことも多く,先は長そうだ。それでは,これから始めようかと思っている新しい航海者へ。Bon Voyage!(よい船旅を!)(Nobu)

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