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ユーザーの位置を検出して音の聞こえ方を変えられるサウンドバー「Razer Leviathan V2 Pro」が発売。価格は約7万2000円
Leviathan V2 Proは,2023年1月に発表となった製品で,海外ではすでに販売中の製品である。本体前面上部に装備したヘッドトラッキング用赤外線センサーを使って,ユーザーがスピーカーの前のどこら辺にいるかを検出して,最適に調整したサラウンドサウンドをリアルタイムで出力できるのが最大の特徴だ。この特徴があることで,Razerは,Leviathan V2 Proを「The World's first beamforming Soundbar」(世界初のビームフォーミングサウンドバー)とアピールしている
Leviathan V2 Proの場合,Razer傘下の音響技術企業であるTHXのノウハウを生かしたサラウンドサウンド技術「THX Spatial Audio」を用いた仮想サラウンドモードを備えており,ヘッドセットで聞いているかのように聞こえる「THX SPATIAL AUDIO バーチャルヘッドセット」モードと,5.1chサラウンドスピーカーで聞いているかのように後ろからも音が聞こえる「THX SPATIAL AUDIO バーチャルスピーカー」という2種類を使い分けられる。音の定位を重視するなら前者,サウンドに包まれるような迫力を重視するなら後者といった使いかたを1台でできるわけだ。
製品は,幅約600mmのサウンドバー本体と,幅と奥行きが約260mm,高さが約295mmのサブウーファーで構成される。PCとはUSBで,スマートフォンなどとはBluetoothで接続可能だ。
サウンドバー本体の中には,5つのスピーカードライバーが内蔵されている。
PC用のサウンドバーとしてはかなり高価な製品なので,誰にでも勧められるようなものではない。しかし,リアルな5.1ch環境を構築するのは難しいけれど,スピーカーでのサウンドをより良いものにしたいと考えるゲーマーなら,心をくすぐられる製品ではないだろうか。
人の位置に合わせて音の聞こえ方が変わるサウンドバー「Leviathan V2 Pro」や4K解像度の高画質WebカムをRazerで体験してみた
米国時間2023年1月5日,Razerは,大規模展示会「CES 2023」で2023年の新製品を披露した。世界初というビームフォーミング技術で人の位置に合わせたサラウンドサウンドを再生するサウンドバー「Leviathan V2 Pro」や,4K解像度のWebカメラ「Kiyo Pro Ultra」など,新製品の魅力的な機能を実機で紹介しよう。
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