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今度はオンラインでデュエル! 韓国で「RO」のオンラインTCGが登場
この"RO版"OTCG(以下,RO-OTCG。公式サイトは「こちら」)の存在に関して,RO本家開発元のGravity社からの正式発表はない。
これは,本作の開発が,韓国でOTCGを専門に開発するZEONIX社によって行われているためだ。同社は,2003年から「Fantasy Masters」というオンラインカードゲームを提供しており,その成功によってゲームプレイヤーから広く認知されるようになった。同社がROのOTCGに関わるということで,オンラインゲームファンとマニアックなTCGファンの両方から注目されているというわけだ。
RO-OTCGは,その名の通りROのストーリーや世界観を利用して制作されたタイトルである。ROに登場するキャラクター,モンスター,アイテムなどをカードとして収集/交換し,自分だけのデッキを構築して,他プレイヤーのデッキと対戦するというオーソドックスなTCGスタイルのルールを採用している。
ROのTCG自体は「ラグナロクオンラインカードゲーム」という形ですでに存在するが,やはりデジタル化・オンライン化のメリットは多そうだ。戦闘シーンでは,キャラクターがゲーム本編顔負けのアニメーションで動作し,攻撃や魔法詠唱といった部分は派手なエフェクトで演出される。またビジュアルだけなく,オンライン化のメリットとして,定期的に新しいカードが追加されていくというのが大きい。
ちなみに,RO-OTCGは毎月新カードが追加される予定。さらにカードと共に発売されるアルバムをコンプリートした場合,強力なスペシャルカードが入手できたりもするとのことだ。
ROファン,TCGファンには要注目のこの作品,やはり日本での"動き"が気になるところだが,なにしろ本家でもまだβテストすら始まっていない状態だ。また日本でのラグナロクオンラインカードゲームのリリースが2004年10月と比較的最近ということもあり,日本国内ROサービス元のガンホー・オンライン・エンターテイメントとしても,"オンライン版"のTCGに関して大々的に発表するのは微妙な時期だろう。
公開されているゲームのスクリーンショットを見る限り,カードのステータスの表記体系は,既存のラグナロクオンラインカードゲームと異なる。RO-OTCGとラグナロクオンラインカードゲームが基本的には別プロダクトと考えると,日本での版権は現在のところ"未設定"なのかもしれない。
「ラグナロクオンライン」
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「ラグナロクオンラインカードゲーム」
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