HyperX，英語フルキーボード「Alloy Elite」を国内発売。メディア制御系ボタン＆ホイールとライトバー付き

　台湾時間2017年9月1日，Kingston Technologyのゲーマー向け製品ブランドであるHyperXは，「Chery MX」メカニカルキースイッチ採用の英語フルキーボード「HyperX Alloy Elite Mechanical Gaming Keyboard」（以下，Alloy Elite）を21日に国内発売すると発表した。税込のメーカー想定売価は1万4980円（税込）となっている。


　Alloy Eliteの基本仕様は，発売済みの「HyperX Alloy FPS Mechanical Gaming Keyboard」（以下，Alloy FPS）と多くの部分で共通だ。フローティングデザインで，赤色LED搭載の「Cherry MX Red」「Cherry MX Blue」「Cherry MX Brown」採用の3モデル展開となり，Nキーロールオーバーに対応し，利用にあたって追加のドライバソフトウェアや設定用ソフトウェアが不要という点は完全に同じである。

　一方で，Alloy FPSの場合は，右［Windows］キーの代わりに［Fn］キーを搭載し，［Fn］キーとの組みわ合わせで［Windows］キーの無効化機能やサウンド出力の調整機能などを提供していたのが，Alloy Eliteでは単独のボタンおよびサウンド出力調整ホイールによる提供へと変わっている。これらはキーボードの一番奥に並んでいるので，“誤爆”の恐れなしに利用できそうだ。
　また，それら追加の入力系とキーボードを隔てる1本のライン部に，赤色LEDを18個埋め込んであり，6種類から発光パターンをカスタマイズできるというのも，Alloy FPSにはない特徴と言えるだろう。

一部キーの交換用キートップが標準で付属。この仕様はAlloy FPSと同じながら，交換用キートップの色は異なっている

　着脱可能なリストレストが標準で付属するのもAlloy FPSとは異なるところだが，基本的にはAlloy FPSのバリエーションモデルという理解でいい。税込価格はAlloy FPSと1000円程度しか変わらないので，リストレストや機能面の実装法などに惹かれるなら，こちらを選ぶのもアリではなかろうか。

●HyperX Alloy Eliteの主なスペック

• 接続インタフェース：USB
• キースイッチ：メカニカル（「Cherry MX Red」「Cherry MX Blue」「Cherry MX Brown」）
• 基本キー数：英語104キー
• キーピッチ：未公開（※おそらく19mm）
• キーストローク：未公開（※おそらく4mm）
• アクチュエーションポイント：未公開（※おそらく2mm）
• 押下特性：45g±15g（Cherry MX Red），50g±15g（Cherry MX Blue），45g±20g（Cherry MX Brown
• Anti-Ghosting：対応
• ロールオーバー：Nキー
• 複数キー同時押し対応：未公開
• キー耐久性：未公開
• ポーリングレート（USBレポートレート）：1000Hz
• マクロ機能：なし
• バックライト：あり（※赤色。別途赤色LEDライトバーも搭載）
• 公称サイズ：440.0（W）×226.8（D）×36.3（H）mm（※リストレスト）
• 公称重量：約1467g（※本体，ケーブルを含むか否かは未公開）
• 公称ケーブル長：1.8m
• 対応OS：Windows 10・8.x・7
• 発売予定時期：2017年9月21日
• メーカー想定売価：1万4980円（税込）
• 保証期間：2年間

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