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【PR】新時代の幕開けは“Lynnfield”で! ターボで加速する「NEXTGEAR L600XV1-WS64」
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印刷2009/09/08 13:00

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【PR】新時代の幕開けは“Lynnfield”で! ターボで加速する「NEXTGEAR L600XV1-WS64」

画像集#002のサムネイル/【PR】新時代の幕開けは“Lynnfield”で! ターボで加速する「NEXTGEAR L600XV1-WS64」

NEXTGEAR L600XV1-WS64
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 「Core 2」に代わるIntelの次期主力CPUにして,開発コードネーム「Lynnfield」(リンフィールド)と呼ばれていたプロセッサが,2009年9月8日,ついに登場。それを受け,マウスコンピューターのゲーマー向けPCブランド「G-Tune」に,さっそく搭載モデルがラインナップされ,販売が始まった。
 製品名は,「NEXTGEAR L600XV1-WS64」。MASTERPIECEとNEXTGEAR,そしてLITTLEGEARの3ラインナップが用意されるG-Tuneにあって,新モデルは,スペックと価格のバランスに優れるミドルクラス〜ハイエンド向けシリーズの名を冠して登場してきたわけだが,果たしてその実力はどれほどのものだろう? 今回は,本機の3Dゲーム性能を検証してみたい。


新世代CPU「Core i7-860」を早くも採用

“5段ターボ”で加速する新型CPU


NEXTGEAR L600XV1-WS64が搭載するCore i7-860プロセッサと,BTO標準構成で装着されるIntel純正クーラー
画像集#004のサムネイル/【PR】新時代の幕開けは“Lynnfield”で! ターボで加速する「NEXTGEAR L600XV1-WS64」
 NEXTGEAR L600XV1-WS64が搭載するのは,2009年9月8日に発表された3種の新世代プロセッサ中,真ん中に位置する「Core i7-860/2.80GHz」(以下,i7-860)である。LGA1156パッケージを採用したCore i7-800番台では,従来製品のCore i7-900番台と比べて,

  • メモリコントローラがトリプルチャネル仕様からデュアルチャネル仕様へ変更
  • CPUが従来のMCH(≒ノースブリッジ)機能を内蔵することで,組み合わせるチップセットが1チップ構成の「Intel P55 Express」に

といった具合で,コストを引き下げ,より万人向けを指向しているのが最大の特徴だ。

PCケース側面には大きな吸気孔が設けられ,ダクトによって,外気をCPUクーラーへ直接送り込めるようになっている
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 一方,L2キャッシュ容量がコア当たり256KBである点や,4コアでL3キャッシュ容量が8MB用意されている点,「Intel Hyper-Threading Technology」(以下,HTT)をサポートする点など,パフォーマンスを大きく左右する基礎部分は,Core i7-900番台と同じ。しかも,CPUに“余力”のあるとき,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)の範囲内で自動的に動作クロックを引き上げる機能「Intel Turbo Boost Technology」(以下,Turbo Boost)は,従来の「最大でベースクロック2段階分」から,Core i7-800番台では,同5段階分に引き上げられているのだ。
 i7-860のベースクロックは133MHzなので,2.80GHzから,ベースクロック5段分引き上がったときの動作クロックは約3.46GHz。一方のゲームプログラムは,マルチスレッドへの最適化が始まりつつあるが,まだ,1コア(=1スレッド/タスク)に大きな負荷がかかるのが主流である。そういったタイトルで,残る3コア分の余裕を生かして,1コアのクロックを引き上げるというCore i7-800番台の“5段ターボ”はメリットになるだろう。


GTX 275,8GBメモリも搭載のハイスペックで

13万円台半ば! 従来製品より2万円も安い


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 CPU以外の部分も見ておきたい。
 ゲーマー向けモデルとして肝心要のグラフィックスカードは,ハイエンドGPUである「GeForce GTX 275」搭載製品を採用。メインメモリ容量は8GBだ。64bit版Windows Vista Home Premiumプリインストールのため,8GBの領域はフルに活用できる。現状のゲームは32bit版アプリケーションがほとんどなので,ゲーム用途で直接的なメリットにはならないものの,将来に亘(わた)って,メモリ不足に困ることはまずないはずだ。
 なお,OSはWindows 7優待アップグレード対象なので,Windows 7が登場したら,すぐに移行することもできる。

本体側面から内部を見たところ。筐体はごくごく一般的なミドルタワーながら,内部にはかなりの余裕がある。マザーボードは,Intel P55 Express搭載のMSI製品で,MSIの中上位モデルでおなじみ,発熱の低さに定評のある電源回路「DrMOS」の搭載が目を引く
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 全体として,スペックはかなり高めなのが,ここまでの説明から想像できると思うが,実際にゲーマー向けPCを購入するという観点で,最も重要なことは,NEXTGEAR L600XV1-WS64の価格が,従来製品と比べて低くなったことだ。本製品のBTO標準構成価格は13万4820円(税込)。前述のとおり,ゲーム用途で性能差を生まないメインメモリ容量を除くと,ほぼ同じ構成の従来製品「NEXTGEAR L720XV4-WS64」と比較した結果が下のとなるが,ご覧のとおり,BTO標準価格ベースで,約2万円も安いのである。

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 つまり,本稿の序盤で指摘した,メモリ周りなどのコストダウンが,パフォーマンスにそれほどの影響を与えていなければ,相当にお買い得というわけだ。では,実際のところはどうなのか。ベンチマークテストで,そのあたりを探ってみることにしよう。


パフォーマンスはi7-920とほぼ同等

圧倒的に低い消費電力にも注目


 今回,NEXTGEAR L600XV1-WS64のテストに当たっては,上で紹介した従来モデル,NEXTGEAR L720XV4-WS64を用意。両製品とも,基本的には「BTO標準構成で出荷された状態」で比較するが,グラフィックスドライバは,「GeForce Driver 190.62」で統一した。

防音材(防音壁?)としても機能する本体前面の扉を開けると,電源スイッチや,マルチカードリーダーにアクセスできる。前面右端に,USB 2.0×2,サウンド入出力を引き出せるのは,ゲームパッドやヘッドセットの利用を前提にすると,けっこう便利
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 テスト方法は4Gamerのベンチマークレギュレーション8.0準拠。ただし,テストスケジュールの都合で,「Call of Duty 4: Modern Warfare」と「Race Driver: GRID」は省略する。また,今回は主に,CPUによるゲームパフォーマンスの違いを見ることになるため,GPU性能がスコアを左右しやすい「高負荷設定」および,「標準設定」(※「バイオハザード5」は「低負荷設定」)の1920×1200ドット解像度におけるテストは行わないので,この点もあらかじめお断りしておきたい。
 なお,CPUの比較ということで,Turbo Boostは有効/無効を切り替えて,両方でスコアを取得することにしている。HTTは工場出荷状態のまま(=有効化済み)だ。

 というわけで,まずは定番3Dベンチマークソフト,「3DMark06」(Build 1.1.0)実行結果を,グラフ1に並べてみたが,ご覧のとおり,両者はまったくの互角。Turbo Boostで引き上げられるクロックは,NEXTGEAR L600XV1-WS64の搭載するi7-860が最大5段階,NEXTGEAR L720XV4-WS64の搭載する「Core i7-920/2.66GHz」が同2段階だが,その差は出ていない。
 動作クロックと内蔵メモリコントローラの違いで,相殺されているようなスコアだ,ともいえるだろう。

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 続いては,非常にグラフィックス描画負荷の高いFPS,「Crysis Warhead」におけるテスト結果(グラフ2)。GPU性能がスコアを左右するテストということもあり,CPUによるスコアの違いは「ない」と断じていいレベルである。

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 面白い結果になったのが,グラフ3に示した,FPS「Left 4 Dead」のスコアだ。
 ざっくりまとめると,NEXTGEAR L600XV1-WS64のスコアは,NEXTGEAR L720XV4-WS64と比べて,10%程度高い。動作クロックの違いは5%なので,マザーボードや,そのBIOSも含めた,総合的なチューニングの完成度が,この違いを生んでいるのではないだろうか。
 なおTurbo Boostは,若干ではあるものの,高解像度環境でi7-860にメリットをもたらしている。最大5段階のクロック引き上げは,CPUボトルネックの生じるタイミングを,やや遅らせることに貢献しているようだ。

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 グラフ4に示したバイオハザード5は,今回テストした中で,最もTurbo Boostが有効に機能したタイトルである。Turbo Boostを無効化すると,NEXTGEAR L600XV1-WS64(≒i7-860)は,NEXTGEAR L720XV4-WS64(≒i7-920)に最大で5%近く置いて行かれるのに対し,有効化することで,ほぼ互角といえるレベルに持ち込んでいるというのは,たいへん興味深い。

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 パフォーマンス検証の最後は,RPGタイトル「ラスト レムナント」だが,広義のメモリ性能がスコアを左右しやすい本タイトルにおいて,軍配は,トリプルチャネルメモリアクセスのi7-920に上がる格好となった(グラフ5)。
 とはいえ,その差はわずか。また,ベンチマークレギュレーション8.0で規定する「平均90fps」は,すべてのテスト条件でクリアできており,i7-860のスコアはまったく問題ないレベルであるといえる。

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NEXTGEAR L600XV1-WS64と同L720XV4-WS64は,採用する筐体,電源ユニット,グラフィックスカードが同じ。また,マザーボードも,MSI製で共通となっている
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 ここで,システム全体の消費電力を比べてみよう。本稿の中盤でにまとめたとおり,今回取り上げる2製品は,採用する電源ユニットをはじめ,共通の仕様が多いため,十分に意味のある比較ができると考えている。
 消費電力計測に当たっては,値の変化をデータとして取得できるワットチェッカー「Watts up? PRO」を用意。OSの起動後,30分放置したとき,最も消費電力の低かった時点を「アイドル時」,PCに高い負荷をかけ続けて安定性をチェックできるソフトウェアツール「OCCT」(Version 3.1.0)を30分連続実行し,最も消費電力の高かった時点を「高負荷時」とする。また,PCの実使用に当たって,Turbo Boostを無効化するケースはないと思われるので,今回はTurbo Boost有効時のみでテストを行う。

 その結果をまとめたのがグラフ6で,もう一目瞭然というか,i7-860を搭載するNEXTGEAR L600XV1-WS64の消費電力が圧倒的に低い。アイドル時でざっと40W,高負荷時には100Wという,桁違いの差になった。
 NEXTGEAR L720XV4-WS64は,6枚のメモリモジュールを搭載するので,その点は割り引く必要があるものの,メモリコントローラの変更による,CPU内部,いわゆるアンコア(Uncore)部の消費電力低減と,チップセット1チップ化の恩恵は,相当に大きいと見ていいのではないだろうか。

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従来製品と同等の性能を,より安価&低消費電力で

画期的なコストパフォーマンスのL600XV1-WS64


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 以上,NEXTGEAR L600XV1-WS64は,ハイクラスのゲーム用PCとして,相当に衝撃的な存在であるとまとめてよさそうである。ゲームにおける性能がほぼ同じでありながら,BTO標準構成価格,消費電力のいずれも,大きく下がっている点は,エンドユーザーからすると,大いに歓迎したいポイントだ。

 絶対的なパフォーマンスという観点でも,もちろん申し分なし。高い3D性能と低消費電力,そして低価格の3拍子揃ったNEXTGEAR L600XV1-WS64は,Core 2世代のゲームマシンから買い換えるのにも,まったくの新規で導入するのにもお勧めできる,隙のない新モデルといえるだろう。

購入・製品の詳細は「G-Tune Webサイト」で

  • 関連タイトル:

    G TUNE,NEXTGEAR

  • 関連タイトル:

    Core i7&i5(LGA1156,クアッドコア)

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