EAとNVIDIA，「クライシス」のデモ版を本日公開

　エレクトロニック・アーツは本日（10月29日），2007年の注目作の一つ「クライシス」のデモ版を，同社の公式サイトおよび，NVIDIAのSLI Zoneで公開したと発表した。このデモは，一昨日（10月27日），4Gamerの「こちら」を含む数多くのゲームサイト，および北米Electronic Artsの公式サイトと北米NVIDIAのnZoneで公開されたものと同一内容の英語版となる。日本のEAとNVIDIAの公開が遅れてしまったのは，もちろん時差のせいで，日本時間10月13日土曜日に公開された「Unreal Tournament 3」もそうなのだけど，なんちゅうか，もうちょっと我ら極東地域のことを気にしてくれてもいいんじゃないかという恨みごとの一つも出たり出なかったり。
　まあ，国内のサーバーが増えてくれるのは，まだダウンロードしていない人にとっては助かる話である。今回のデモは英語版だが，「こちら」の記事にもあるように，11月29日の日本での発売が予定される製品版は，テキストはもちろん音声まで日本語化された完全日本語版。英語より日本語が得意という人は，英語版より（予定では）やや遅くなるとはいえ，日本語版を待つのが吉だろう。
　さて，よく考えたら残りあと1か月で，2006年1月以来追いかけ続けたクライシスをプレイできるというわけで感慨無量だ。まあ，私のPCで動けばなんですけどね。何度も書いているように，2007年後半の新作FPSラッシュの中にあって最大の期待作である本作は，同時にほとんど唯一の「PCオンリー」タイトルでもある。そういう点からしても，動かない人はぜひ借金してもPCを買い替えてプレイしていただきたい……って，いや，真に受けちゃダメですよ。半分本気だけど。