「キネマ51」：第14回上映作品は「ストロベリーナイト」

1.あのおばちゃん
アイドリング!!!12号こと河村 唯さんのこと。アイドリング!!!のメンバー（現20名＋5）の中では2番目に高年齢であることや，仕草や表情に若さがないことなどから，メンバーからも「お母さん」と呼ばれるキャラに。以前，フジテレビのバラエティ「めちゃ×2イケてるッ！」に出演したときに，めちゃイケメンバーからおばちゃんキャラとしていじられていたことを支配人は覚えていたようだ。ちなみにアイドリング!!!は，フジテレビの運営するCS放送局フジテレビ1，2，NEXTの3チャンネルでの露出は多いのだが，地上波にはほとんど出てくることがない。フジテレビの看板音楽番組，ミュージックフェアでも，なぜか某国民的巨大アイドルグループの歌を歌わされるだけという，なかなかシビアな扱いだったりする。がんばれアイドリング!!!（文責：関根部長）


2.野島伸司脚本の「この世の果て」
1994年1月〜3月までフジテレビ月曜夜9時枠（月9）で放送されたTVドラマ。いわゆるフジテレビの看板トレンディドラマ枠にあって，登場人物が全員心に闇を抱えているという重い設定ではあったが，評価もとても高く，フジテレビでは「101回目のプロポーズ」「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」とビッグヒットを1年に1本以上のペースで産み出していった野島伸司の名を，また一つ上のステージへと導いた作品となった


3.誉田哲也さんの書かれた小説はけっこうドラマ化されていて
「ストロベリーナイト」は姫川玲子を主人公としたシリーズの1編のタイトルだが，このシリーズを原作として物語を発展させていったのがTVシリーズ＆映画版の「ストロベリーナイト」である。また，テレビ朝日系で2011年に放送された黒木メイサ，田部未華子出演の「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」は，「ジウ」シリーズを原作としたもの，WOWOWで放送された夏帆主演の「ヒトリシズカ」は同名小説を原作としたものである


4.鹿賀丈史ばりの記憶力ですね。また番組違いますけど
フジテレビ系で1993〜1999年まで放映された伝説の料理バトル番組，「料理の鉄人」。この番組内で料理人にバトルをさせる美食アカデミー主宰を演じたのが鹿賀丈史である。この番組では，毎回冒頭で加賀が大見得をきりながら番組進行をするのが人気となり，その際のセリフ「私の記憶が確かならば……」が，ちょっとした流行語になった