【Mac】Aspyr，SF FPS「Prey」のMacintosh版の開発を発表

※画面写真はWindows版のものです

　Aspyr Mediaは，SF FPS「Prey」（Macintosh版）の開発を発表した。同社内で進められてきた移植作業はほぼ完了しており，最終的なテスト段階に入っているとのこと。北米地域では，2007年1月に発売される見込みだ。

　Preyは，瞬間移動を行える「Portal Door」や，重力の方向を制御できる「Gravity Flipping」といったユニークな要素が盛り込まれたSF FPS。すでに発売されているWindows版は，2006年最大の話題作の一本といっても過言ではないだろう。本作でプレイヤーは，ネイティブアメリカンの青年Tommyとなり，愛する女性を救うべく，エイリアン達に立ち向かうのだ。

　本作は，同社がMac版の販売を担当し，移植も行ったFPS「DOOM 3」のゲームエンジンをベースとしている。先日同社が配信したニュースレター（11月号）によると，DOOM 3の移植を通して蓄積したノウハウのおかげで，PreyのMac版開発はスムースに進行したという。
　DOOM 3エンジンを利用していることから，本作がMacに移植される可能性については，Macゲーマーの間で以前から指摘されていた。それが現実となり，しかも発表から1〜2か月ほどで発売される。期待していた人にとって，とても喜ばしいニュースだろう。（山）