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[E3 2014]SteelSeries,“フルサイズ”のiOS 7対応Bluetooth接続型ゲームパッド「Stratus XL」を発表。発売は2014年後半の予定
価格は未公表で,発売時期は2014年後半となっている。
その外観は,PlayStation 3用の「DUALSHOCK 3」とよく似た,ゲームパッドとしてはオーソドックスなデザインとなっている。持ち歩いて使うことも想定して横幅110mmの小さなボディにデザインされたStratusと比べれば,Stratus XLが持ちやすさという点でより優れているであろうことは想像に難くない。
なお,本体サイズや重量の正確な数字が見つからなかったため(※Stratusよりも小さい数字を掲載しているページがあるほどだ),数字を挙げて比較できない点はご容赦願いたい。
ボタンやスティック類の数は,見る限りStratusと変わらない。左側には十字キー形状のD-Padがあり,右側には[A/B/X/Y]の4ボタンが,中央部分には[一時停止]ボタンが並ぶ。手前側には2本のアナログスティックが配置されており,その頂部は中央が軽く凹んだ形状で,表面に滑り止めの加工が施されているようだ。
サイズが小さいStratusでは,ショルダーボタンの形状や配置が特殊だったが,Stratus XLではゲームパッドではよくあるタイプの配置となっており,サイズも大きくなっている。バッテリー残量表示関連とiOSデバイスとのペアリング関連と思われるボタンが,ショルダーボタンに挟まれたところへ配置されているのは目を引くが,ゲームをプレイするのに使うボタンの配置に,特殊なところはないと言っていいだろう。
内蔵バッテリーは,満充電状態から40時間の動作が可能とのこと(※製品版では変更される可能性がある)。充電にはUSB Micro-B端子のUSBケーブルを使うようだが,公開されている写真では,どこに充電用の端子があるのかは分からなかった。
現在販売されているiOS 7対応ゲームパッドは,小型のStratusか,iPhone 5/5sなどと合体させて使うLogitech(日本ではロジクール)が販売する「PowerShell Controller+Battery」(国内製品名「G550パワーシェルコントローラ+バッテリー」ぐらいしか選択肢がなく,一般的なゲームパッドと同じようなサイズと形状で,どのiOS 7対応端末でも使えるものが存在しなかった。
とはいえ,4Gamerで掲載したレビューにもあるとおり,Stratusの完成度は高い。それだけに,その大型版で,標準サイズになったStratus XLも注目を集めるだろう。デキ次第ではiOS 7対応ゲームパッドの本命となるかもしれず,価格も含めた続報に期待したいところだ。
Stratus XL 製品情報ページ(英語)
4Gamer「E3 2014」記事一覧
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