「Guild Wars 2」，可愛らしいプレイアブル種族「Asura」を，ArenaNetの公式ブログで4エントリーにわたって紹介

　「Guild Wars 2」を開発中のArenaNetが，今作ではプレイアブル種族となったゴブリン風の種族「Asura」に関する情報を，公式ブログで細かく紹介している。同ブログでは，Asuraに関する4つのエントリーが一挙に掲載され，そこで同社のアーティストであるMatthew Barrett（マシュー・バレット）氏が，Asuraという種族のキャラクターデザインやその歴史，彼らの首都の様相などについて詳細な解説を行っている。かなり興味深い内容だ。

「Guild Wars 2」公式ブログ

　前作「Guild Wars」にも登場していたAsuraは，ネズミかゴブリン，あるいはグレムリンを連想させるような小型の種族で，小憎らしさと可愛らしさが同居したようなキャラクターだ。彼らは過酷なTyriaの大地において，山岳地帯で隠れるように生存してきた種族だが，鉱物を利用した高度な魔術と技術を発展させており「メタルゴーレム」を操って敵と戦うなどという技も身に付けている。そういった背景を表現するように，彼らの住まう建造物のデザインは非常に高度なテクノロジーを感じさせるものとなっている。


　ちなみに，公開された一連のエントリーでは，バレット氏がPhotoshopを利用し，Asuraのキャラクターを10分程度で描き切るという映像も公開されている。こちらは絵心のある人なら必見の内容だろう。


　Gamescom 2011やPAX Prime 2011などではプレイアブルデモが展示されるなど，かなりの進展を見せているGuild Wars 2。しかし，現在でもβテストの開始時期や正式なローンチ予定日はアナウンスされていない。来年に持ち越し，といった形となりそうだ。

「Guild Wars 2」公式サイト