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Funcomが開発中のMMORPG「The Secret World」に登場する秘密結社,「Dragon」を紹介したスクリーンショットが公開
「Dreamfall: The Longest Journey」や「Age of Conan: Unchained」などで知られるノルウェーのデベロッパ,Funcomが開発を進めるMMORPG「The Secret World」の新たなスクリーンショットが公開された。
「The Secret World」公式サイト
2012年4月の正式サービス開始が予定されているThe Secret Worldは,古代から受け継がれてきた神話や伝承,伝説などがすべて真実であり,一つの源を持っているというテーマを持つ,いわゆるローファンタジーだ。ある日,世界各地で怪奇現象が次々に発生し,それまでひっそりと活動していた秘密結社が動き出すことになる。秘密結社には,ロンドンを拠点にする“Templar”,ニューヨークを中心に活動する“Illuminati”に加え,ソウルに本拠を置く“Dragon”の三つの勢力があり,プレイヤーはその一つに属してゲームに臨むことになる。公開されたスクリーンショットは,このDragonを紹介するものだ。
これら三つの勢力は,モンスターを相手にするだけでなく,古くからお互いに戦ってきたのだが,中でもDragonは非常にミステリアスな集団で,ある時期にいきなり勢力を拡大したかと思うと,不意に姿を消すなどの神出鬼没な組織として描かれている。チームカラーは緑であり,PvPモードでは,緑を基調としたユニフォームを着て他勢力と戦うことになる。
モンスターの巣窟になっている東京の地下鉄構内がゲームに登場することは知られているが,日本のゲーマーにとって,日本に拠点を置く組織がないところが少し残念だろう。The Secret Worldの企画が始まった2007年頃は,韓国でMMORPG人気が非常に高かったという事情もあるだろうが,Dragonは世代ごとに拠点を移していくという汎アジア的組織でもあるらしいので,ひょっとしたらサービス開始後には日本や中国を舞台としたストーリーが楽しめるかも知れない。
サービス開始予定日から考えて,The Secret Worldのβテストもそう遠くない時期に始まるだろう。レベルアップやクラスの概念がないなど,特徴的なゲームシステムを持っているうえ,現代世界がテーマという珍しいMMORPGでもあるので,今後の展開が楽しみだ。
- 関連タイトル:
Secret World Legends
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