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[GC 2007#063]ロシア発のゴス風アクション「Tension」は,お色気アリなデートシム?
Tensionは,プレイヤーの操る主人公が「無」 (void)に紛れ込んでしまったという設定。ここは,樹木など育ちそうにもない闇や霧に覆われた薄暗い場所で,成仏できずに残った魂がHuntersと呼ばれるモンスターとなって徘徊している。このvoidで生命のエネルギー源となっているのが,リンファ(lympha)と呼ばれる物質で,紫やオレンジなど7色に分かれている。
リンファは一定量を体内にある程度溜めておくことができ,画面上にカーソルで記号を描くことで,特定の用途に利用できる。例えば,画面上に大きな円を書くと,プレイヤーの周囲にシールドが発生して,一定時間Huntersの攻撃を防ぐことが可能になる,英語のVを逆にした模様に書くと,このリンファが投げ槍のような形状になって,Huntersに直接攻撃ができる……といった寸法で,ファンタジーゲームにおけるマナと魔法のようなものであろう。
ただし,一人の女性を現実世界へと伴うには,そのほか11人のレディース達がいるマップを破壊しなければならない。どの女性にも八方美人というわけにはいかず,プレイヤーも悩んでしまうところだろう。まさに,タイトルどおりの「テンション」な状態になるわけだ。もっとも,エンディングシーンは一人一人の女性によって異なるというから,それを目当てに何度も遊んでもいいだろう。
Tensionはシングルプレイ専用で,2008年第2四半期に完成する予定。今のところロシア以外でのリリース予定はないそうだ。(ライター:奥谷海人)
- 関連タイトル:
The Void
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